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不死身の男

2007年12月12日 | 時事
ガス自殺、忘れて一服=アパート爆発で男逮捕-愛知県警
(時事通信) - goo ニュース


 なんちゅうか「不死身の男」ですな。自殺しようと思ってガスの元栓を空けて寝たのに死ねず,朝起きて習慣で煙草に火をつけガス爆発を引き起こし,それでも死なずにいてるわけだから。

 そういえば昔「天才バカボン」に「死にたい」というのが口癖の男が出てきた。詳細は覚えてないが,これを聞きつけたバカボンパパが「なんとか死なせてあげよう」とあれこれ努力するのだが彼のことなのでことごとく失敗……というかそのたびに別の関係ないヒトを死なせてしまう(まぁマンガですから)。最後はどうなるんだっけな,どっかに閉じこめて忘れちゃうんだっけ?

 オレが覚えているのは,相次ぐ失敗にさすがにくじけたパパが死にたいという当の本人に「もうゆるしてくれませんか。いろいろやったがだめでした」と言い,「なんのことだかさっぱりわからん,死にたくなるな」と返事をされて「やっぱり死にたいのか……。よしっがんばろう!」と再度決意するコマである。このバカボンパパの顔がとってもいいのよ。

 閑話休題,死にたいのは本人の勝手だが,ヒトに迷惑をかけてはいけません。この爆発で24歳の女性会社員と小学3年生の男の子が怪我をしたというではないか。愛知県警捜査1課はこの男をガス等漏出致傷の疑いで逮捕したそうだが,この罪では「死んでお詫び」というわけにもいかないわけだ。……やっぱり不死身の男である。



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