こんばんは、変態長x3です
2015 しわいマラソンのボランティアに行ってきました
しわいマラソンは走ったこともないので、これが初めての関わり
3時50分までに芝生広場に集合だったので下見の件から考えて0時30分に出発することにした
途中で補給食を買い、真っ暗な動物園への峠を登っているときに忘れ物に気が付く
携帯電話だ!
さすがにこれを忘れたらマズイ
大会当日に何かあった時の連絡用として持っておかないといけない
時間は1時を回っていたが引き返す
1時45分再スタート!
焦らず急ぐ
夜のR191を走った事があるので知ってはいたが やっぱり暗い
3時を少し回って加計市街地に入る
街灯に照らされた町並みがなんだか幻想的
ここから少し行くと温井ダムへの登りになる
下見で最近登ったせいかそれほど距離感を感じず3時35分 温井ダム到着
ここから芝生広場に向かって登って行くと・・・
光る『ハシローくん』と『ランナちゃん』がお出迎え
芝生広場でボランティアのベストを借りました
しかしここで重大なミスをしていた
ベストを借りた時にもらった紙袋の中に仕事の流れが時系列で書いてある紙があった
その紙をよく見ていなかった事でのちに間抜けな失敗をしてしまう
荷物預かり場所の近くに自転車を止めて、靴を履きかえて準備完了
私の仕事は荷物預かりの受け渡し及び運搬
まずは預けられた荷物をゼッケン順に並べて置くことから始まる
・・・って4時半なのに誰も荷物預けに来ませんが・・・
4時から5時までの間に荷物を預けることになっているはずなのに・・・
5時近くなった頃に荷物預けが怒涛のラッシュ
走り回りました
これドロップポイントに行く荷物だけ
選手がスタートした後にドロップポイントの50km地点である三段峡エイドへ荷物の運搬
マイクロバスに荷物を積んでいきます
2/3ほど積んだところで積みきれなくなったので三段峡に行く人を乗せて出発
残りを次に来た車に乗せます
その後フィニッシュ後に引き取りに来る荷物をゼッケン順に並べて仕事終了
あとは2人交替で荷物の見張り
この時に支給された朝食を摂る
選手のエントリーフィーを・・・
食べた後になって ふと思う
「これってあまりにも暇すぎる」
選手がゴールするまで見張り以外の仕事無しってちょっと考えられない
そこで紙袋の中を見てみると・・・
「荷物と一緒に三段峡エイドに移動」と書いてある
しまった!乗り過ごした!!!
運営の方に事情を説明したら1時間後に移動するからその時に乗せて行ってくれるとのこと
ご迷惑をおかけしました
連れて行ってくれた方は『しわいマラソン』の立ち上げに携わった方のようで移動時間は有意義な時間を過ごせた
乗り遅れは恥ずかしかったけどこれはこれでよかったのかな・・・
先に行っていた方と合流し選手の到着を待っていたら違う仕事を手伝うことになった
エイド手前の駐車場へ入る道が細いため選手と車がぶつからないように誘導する仕事
これは責任重大です!
1時間ほど経過した頃、今度はまた違う仕事
補助記録として通過順序を手書きで記録していく
あらかじめ順位の書かれたフォーマットがあり、その横にゼッケンを書いていく
大集団で来た時は無理にゼッケンを見ようとせず人数だけ確認して その分だけ空欄にしてくださいとのこと
適当に切りの良いところで順位の横に時刻を書いておくようにも言われる
テントの下で座っての仕事だが これはこれで辛かった
太陽の向きで10時30分くらいから日が当たるようになり白い紙が日光を反射して眩しい
ゼッケンを見るのに凝視するから途中からクラクラしてきた
何人かの知り合いに声をかけることはできたが気付いてくれたのは2人だけだった・・・
エイドクローズまで1時間を切ったところからエイドに入ってくる選手の時間の間隔が広くなっていく
この時間帯になると入ってくる選手も様々だ
荷物を受け取って服を着替えたり補給したりする人
日陰に入って全く動かない人
ストレッチをする人
次のエイドに向かって走り出す人
歩き出す人
リタイヤを申告する人・・・
私は幸いなことにレースで関門ギリギリということは今まで無い
今見ている景色は今まで見ることのなかった選手たちの葛藤だ
多くのランナーが目指す『完走』をここにいる選手たちも目指している
関門ギリギリでおぼつかない足取りで出発したランナーの完走を願う
関門の時間になったが一人の選手が近くまで来ているので撤収はその選手が来てからにする
そしてもし「まだ走る」と言うなら送り出そうということになった
関門より2分遅れで到着した選手は関門を分かっていたようでリタイヤを宣告した
エイドの撤収が始まっても選手たちはチラホラやってきていた
前のエイドの関門からの選手回収車が追い付くまでにこのエイドに着いた選手たちだ
その選手たちもまた様々だ
苦しさや痛みから解放され安堵の表情を浮かべる人
完走できなかった悔しさの表情を浮かべる人
ただただ苦悶の表情の人
このエイドに『走って』たどり着いた全ての選手に拍手を送る
難コースを50kmも『完走』したことは紛れもない事実です
荷物を車に積み込み回収された選手が本部へと帰っていく
私たちは残った荷物を車に積み、今度こそ間違いなく乗車して本部へ向かう
エイドクローズから30分程度しかたっていなかったので最後尾の選手がまだ次のエイドへ向けて懸命に脚を進めているのを見かけた
どうか完走できますようにと祈ることしかできない
本部へ戻りドロップポイントの荷物とフィニッシュ後の荷物を括り付けていく
あとは選手が受け取りに来るのを待つだけだ
ここでも選手は様々だ
普通に取りに来る人
もう少し走れるんじゃないかと思うくらい足どりの軽い人
荷物受取場への軽い登りが登れなくて何度も止まってしまう人
嬉しそうな人
痛そうな顔してる人
皆様お疲れ様でした
全ての荷物を返し終わって、自分のベストを返すとボランティア終了
ここからは自分との闘い
この日の昨日(つまり大会前日)の19時まで寝て、体内時計をシフトしたのだが この時の時刻は18時50分
ほぼ徹夜状態なのだ
自走時間を考えると睡魔に襲われるかもしれない
真っ暗なR191でウトウトしたら何が起こるかわからない
気合を入れて帰宅開始
同様に帰る車の方が多くいたため、温井ダムからは決死のダウンヒル
R191に入ってからはTTかって言うくらい踏んだ(あくまで自分比)
そのおかげかどうかは定かではないが眠くならずに20時40分帰宅
その後は記憶が飛び飛び・・・
朝起きると体がとてもだるかった・・・
いいトレーニングになったと無理やり思うことにした
今回初めて運営側という目線でレースを見られたことはとても有意義だった
何かの機会があればまたやってみたいと思った
でもやっぱり走ってる方が気楽でいいな(笑)
運営の皆様・選手の皆様 お疲れ様でした!
実はボランティアにも記念品が出てまして・・・
多分選手には無いと思うんですよね
だってそれはボランティア用だから
しわいマラソン特製軍手です!
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