日々のデキゴト

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映画「君の名は。」で新海誠の名を改めて刻む

2016-09-18 11:27:25 | 映画
映画レビューが好評だったので、映画「君の名は。」を、観てきました。
アニメ映画はいつ以来だろう?
年齢を重ねると共に、映画に心動かされることも少なくなってきて、映画を観に行っても、このブログでレビュー記事をかかないことが多くなっていました。
その自分が久々に記事にしておきたいなと思った作品です。

映画「君の名は。」公式サイト

映画のストーリーは公式サイトで見てください。
これまでもいろいろ題材にされてきた「入れ替わりもの」です。
だけど観ているこちらの想像を超えてきます。
映画の前半、物語はハイテンポに進んでいきます。
それに合わせて映像、音楽共に疾走感あふれて観るものを引き込んでいく。
中盤から後半部、重要な事実が判明し、一転して登場人物の心理描写が丁寧に描かれていきます。
この丁寧さを出すためにも、映画という限られた尺(上映時間)の中で、前半部のスピードが活きてきます。
そして終盤近くからは一気に畳みかけていく。
ストーリーの意外さ、展開の緩急、そして美しい映像と素晴らしい音楽のマリアージュ。
エンターテイメントとして素晴らしい作品に仕上がっていながら、ただ楽しいだけで終わらせない、新海誠監督の手腕に唸りました。

これまで新海誠監督といえば、どちらかといえば知る人ぞ知る。。的な印象を持っていました。
2007年の「秒速5センチメートル」以降、徐々に名前が知られてきたかと思いますが、まだメジャーに知られている人ではなかった。
今回の「君の名は。」で、一気にメジャーシーンに名が知れ渡るようになりそうです。

個人的にこの映画に心ひかれたの理由のひとつが、実際の風景を数多く使用していること。
新宿駅周辺や四谷界隈の景色は、私自身の会社のビルがあったり、以前仕事で工事に深く関わった施設もある場所で、どちらも映画の背景に映っていました。主人公の男の子:瀧が初めてバイト先の憧れの先輩とデートする時に行ったカフェは、自分もデートで行ったことがある国立新美術館の「サロン・ド・テ・ロンド」でした。
景色の一つ一つに感情移入できるって、嬉しいですね。

もっとも共感できるのは、主人公たちと同世代の10~20代の方々だと思いますが、40代の自分も十分楽しめました。
客席を見渡しても、子供からお年寄りまで年齢層を問わず、お勧めできる映画だと思います。
シルバーウィーク、全国的にお天気は微妙な感じですが、だからこそ映画館に足を運ばれてはいかがでしょう?

最後に、素敵なレビューを書かれていたブログをご紹介しておきます。
(ただし、ネタバレありなので、映画鑑賞後に読まれることをお勧めします。)

「君の名は。」観てきました|海藤るぱんのつれづれ備忘録

P.S.
「君の名は」と聞くと、なんとなくこちらの歌が浮かんで来る気もしますが(いや、自分の世代でも全くないのだけど、何故か知っている(笑))、今回の映画は全く別モノです。

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2 コメント

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映画 (MASH)
2016-09-24 14:45:00
「君の名は」
やはりそうでしたか。
でもあの歌、なんで自分は知ってるんでしょうね(笑)

今年の夏はほとんど食指が動く映画がなかったんですが、秋から冬にかけていろいろありそうで楽しみです。
引っ越して、映画館がとほ10分もかからないところにあるので、気軽に観に行こうと思います。

こちらこそ、よろしくお願いします♪
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MASHさんへ (ゆめ)
2016-09-18 20:22:45
この映画をお子さんと一緒に見たというネットのお友だちも、感激されていました。

私はあの歌のほうの「君の名は」の時代です〈笑〉

前記事で、仙台から戻られたとか。お疲れ様でした。

この新しいページ映画好きのMASHさんらしくステキです。

これからもよろしく♪
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