Evernoteに関する流言に踊らさられる

ここ数年サービス低下や改悪が話題に上がり続けたEvernote。
かつては「すべてを記録する」ライフログツールとして、業務でのナレッジ共有ツールとして、唯一無二の存在として名を馳せました。
しかし、ここ10年で競合サービスが多数台頭し、競争も激化。
それに伴う価格競争等で、徐々に魅力を低下させていきました。
自分もかれこれ12年程愛用していたんだけど、最近はユーザーインターフェースが使いにくくなったり、連携する外部サービスの減少などもあり、使用頻度がだいぶ落ちていました。
そんな中。目にしたニュース。

Evernoteのサービス終了はなぜ？理由と背景を解析

何せ12年分の記録があるので、慌てて代替サービスを探しました。
代わりになりそうだったのはこちら。

最もシンプルな情報ストックツール「Stock」
Stock は Evernoteのシンプル版という印象で、使用感も悪くない。
Evernoteからのデータ移行はとても簡単でした。
どちらかというと業務で複数人で仕事を進めるための機能をより強化しているようです。
ただ、Evernoteのように、WEBクリップ機能やSNSからの連携、メールでのノート登録などの機能は見当たらず、自分のように個人で使うにはかゆいところに手が届かない印象。
本当にすぐに本格移行するか、もう少しEvernoteの動向情報を収集してみることに。

・メモアプリ「Evernote」がスタッフのほぼ全員を解雇したとのうわさが流れる
・Evernoteの無料プランが大幅縮小、移行先になりうる多機能メモアプリ7選
・Amazon デバイスでの Evernote サポート終了のお知らせ – Evernote ヘルプ＆参考情報
・ワークチャットが終了します – Evernote ヘルプ＆参考情報
これらの情報を見ると、Evernote社の買収騒ぎ、無料プランの大幅縮小、一部サービスの終了等があって、サービス全体の終了という情報が流れたようです。

そちらについては、Evernote公式から正式発表がされています。
・Evernote の買収に関するよくある質問 – Evernote ヘルプ＆参考情報

また、大幅縮小された無料版の機能を一部再拡張するとの記事も。
昨年末に無料プランを大幅制限したEvernote、一部機能を無料化（アスキー） - Yahoo!ニュース

ということで、買収自体は本当だったものの、Evernoteのサービス自体は継続、動静については、今後も継続して注視していく必要あり。。という感じのようです。
アカウントを作ったStockの使い勝手も試しながら、しばらくはEvernoteは使い続けようと思います。

それにしてもEvernoteのPC版はUIもシンプルで使いやすいのに、なぜスマホ版は無駄に見づらく、操作ステップが多いのか。
まずはそこから改善してもらいたいところです。