大垣市議会議員 各位
(写)大垣市長 石田仁様
(写)大垣市生活環境部長様
(写)大垣市クリーンセンター 所長 三宅様
「家庭系ごみ有料化計画」について
お世話になります。現在、市議会開催中でお忙しいところ、このハガキをご確認くださり、ありがとうございます。日頃、大垣市の暮らし面で種々お取り組み下さること、厚くお礼申し上げます。
さて、標記議案が今の市議会で活発に議論されているように、一市民として認識しております。この議案ですが、市議会の一般質問でも多くの指摘がありましたように、行政側の計画は唐突感・拙速感は否めず、また、計画(試算)は雑な内容でした。これは行政サービス「市政への意見箱」の質疑応答および情報公開請求の結果で明らかになっています。例えば、世帯の年間負担額の算出は、行政側が「どんぶり勘定」して一世帯あたり約3千円/年としましたが(新聞報道あり)、実際は約5千円/年またはそれ以上の可能性も大いに考えられます。杜撰な試算で、結果として市民にウソつく形で条例化が進みますと、そうした市民を騙す方法での条例化は後世まで大垣市の汚点になると思います。よって或る議員さんが「理解できない、反対する」と表明されたことは妥当と思い、一市民として強く同意します。市民の間で内容の是非でなく計画の進め方に反対し、この反対署名が5,000筆以上あったと聞きます。自治会等からの反発も聞かれます。
今月22日(火曜)に総務環境委員会が開催されます。条例化に反対する委員(議員)さんは、上記内容を筆頭の理由として現時点の素案に反対することは、それで十分であるように思います。条例化に賛成する委員(議員)さんは先行情報「(どんぶり勘定)3千円」と実際の見込額5千円またはそれ以上の溝について議論が必要で、市は既報試算値と現実見込額の差について市民に説明すべきと考えます。
議会の一般質問傍聴では、質問も回答も(場合によっては追加質問も)ペーパーを見ながらの出来レースに見え、市民として情けなく思いました(読むだけなら誰でもできます)。今後、良い審議が行われることを期待します。標題の問題点はインターネットで「wozequi ごみ」で情報が見つかることと存じます。以上について、メディアに情報提供しますのでご理解いただきたく思います。2022.3.16.小関宣裕
(このハガキは不要になった時、資源回収していただけると幸いです)
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