地球を癒す「ありがとう」

人間の体の構成要素は、地球構成要素とまったく同じであると、先日、村上和雄さんの産経新聞の記事を見て知りました。

そこで、地球と体は本来同じ存在なのだと気付きました。地球が傷つくことは体が傷つくことであり、体が傷つくこと、つまり人間が傷つくことは地球が傷むことであることなのだと思いました。

人間は、過度に疲れたり、精神が不安定になると、かぜなど様々な病気にかかったり、不意にちょっとした不注意などで怪我をしたりしてしまいます。そうすると、休む時間ができたり、体から毒素が出て行ったりして、体は健康な姿に戻っていきます。

人間の体と、地球がその構成要素が同じだとするならば、今言ったことが地球に起きていても不思議なことではないと思います。

つまり、地球も、自らを癒すために、人間の風邪に似た状況が起こっているということです。海が汚れたり、山が汚れたり、空気が汚れたりして、ある一定の段階まで来ると、地球の自浄作用として、地震、噴火、台風、雷雨、津波、異常気象などが起こるのだと思います。そして、それらが終われば、地球も健康を取り戻していくのだと思います。

ここで、考えなければならないと思います。人間や地球が不調和な状態になる原因はどのようなことでしょうか。それが分かれば解決策が出てくると思います。

結論だけ書くことにしますが、それは人間の不調和な思いと無意識だと思います。

不平や不満、怒り、憤り、高慢、虚栄心など、調和の心でないものはすべて体や地球の以上の原因になります。それらは人を傷つけたり、悩ませたり、だましたり、ごみを平気で捨てたり、食べものに文句を言ったり、大地を過度に削ったりする要因になります。

毎日いろいろなものに感謝をして、いきいきと生きていれば、体は元気に動くだろうし、地球とも調和が取れるはずです。

そうだとすると、自分たちの心を調和させれば言いということになります。マイナスなことを思うのではなく、感謝をしたり、明るい事を思ったりする。それを続け、習慣になるようにする。これは、意識的にしないとなかなかできるようになりませんが、毎日すこしでも意識するとだんだんとできるようになると思います。

繰り返して書きますが、地球と肉体の構成要素は同じであり、本来つながりを持った存在です。ですから、自分に感謝をしたり自分の体に感謝をすることは、つながりをもった地球に感謝をしていることにもなります。

それを続けると、自分の心は調和し、病気など不調和な状態がだんだんと起こらなくなり、地球も健康な状態になって、自然災害ども起こらなくなっていくと思います。

自分の体に感謝することは地球に感謝することであり、地球に感謝することは自分の体に感謝することなのです。感謝は地球を癒し、自分を癒します。感謝は本質的な災害対策にもなるのです。

人類を癒し、地球を癒すために、たくさん感謝をしていきましょう。

地球さん「ありがとう」

体さん「ありがとう」