久しぶりの更新です。
最近観たDVDをご紹介。
British Rock Viewseum - Golden Era Of British Beat Vol.1

1960年代中頃から70年代始めのブリティッシュロック(バンド/ソロ)の映像を集めたコンピレーションDVD。全部で6枚あります。
Vol.1に収録されているのは
The Yardbirds featuring Jimmy Page
1. Shapes Of Things
2. Happenings Ten Years Time Ago
3. Over, Under, Sideways, Down
4. I’m A Man
The Small Faces
5. Hey Girl
6. All Or Nothing
7. Whatcha Gonna Do About It
8. Shalalalalee
Eric Burdon & The New Animals
9. Tobacco Road
10. Roadrunner
11. C.C. Rider
Episode Six
12. Morning Dew
13. I Hear Trumpets Blow
Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich
14. Hideaway
15. Hold Tight
16. Touch Me, Touch Me
17. Bend It
18. Save Me
The Troggs
19. With The Girl Like You
20. I Can’t Control Myself
21. You Can’t Beat It
Brian Auger and The Trinity featuring Julie Driscoll
22. Save Me
23. Road To Cairo
Chris Farlowe
24. Out Of Time
25. Ride On Baby
Cat Stevens
26. Granny
27. Matthew & Son
Herman's Hermits
28. No Milk Today
29. My Reservation’s Been Confirmed
The Easybeats
30. The Loving Machine
31. Friday On My Mind
Casey Jones & The Governors
32. Come On And Dance
33. Don`t Ha Ha
玉石混交というか、よくもまあ集めたというか。
Vol.1と2はドイツのテレビ番組<beat, beat, beat>が元ネタです。こういう映像を残しておくドイツ人は素晴らしいです。
経済力、それとも文化レベルの差なのか、「VTRテープは高価なので使いまわしていました」という日本とは大違いです。
では、観た感想(暴言・妄言)をいくつか。
The Yardbirds

今回、再度認識しました。
Keith Relfのヴォーカルが本当に嫌いだということを。
レコードでは、まだ我慢できるのですが、ライヴは... ファンの方には申し訳ないですが、最悪です。
ハープ演奏は巧みなので、ハーピストの道を選べば良かったのではないかとさえ思います。
選曲の良さや3大ギタリストが在籍したバンドということで評価が高いですが、私もそれには同意見です。ただ、それらを取り去ると...
The Small Faces

熱心なファンじゃないので、Steve MarriottがGretschのWhite Falconを持っ持っているのを初めて見ました。小柄なSteveがWhite Falconを抱えると、ギターが余計に大きく見えます。しかし、Gretschとは思えないようなシャープでエッジの立った、格好良い音出しているのはさすがですね。
他の3人(Ronnie Lane、Kenney Jones、Ian McLagan)も、本当にクールでスタイリッシュ。今だに人気が衰えないのも納得がいきます。
Episode Six

音は聞いたことがありますが、You Tube以外で映像を見るのは初めて。
このバンドといえば、後にDeep Purpleに参加するIan Gillan(vo)とRoger Glover(bass)がいたことで有名ですが、両者の音楽性は全く違いますね。Episode Sixは典型的なビートグループの音。この2曲はサイケの香りもほのかにして、時代を感じさせます。
Ian Gillanの格好や笑顔が少々不気味なのも、時代のせいでしょうか(笑)。
Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich

良い機会なので、メンバーの名前を覚えましょうか(笑)。
Dave Dee - Lead Vocals
Trevor "Dozy" Davies - Bass Guitar
John "Beaky" Dymond - Rhythm Guitar
Mick(Michael) Wilson - Drums
Ian "Tich" Amey - Lead Guitar
イギリスではトップ20ヒットが11曲もありますが、アメリカではトップ40にすら1曲もチャートインしませんでした。ブリティッシュ・インヴェイジョンの勢いが衰えた時期にデビューしたためでしょうか。
日本ではデイブ・ディー・グループの名前で知られてます。グループサウンズの全盛期、ザ・ジャガーズが彼らの曲"The Legend Of XANADU"を"キサナドゥの伝説"というタイトルでカヴァーし大ヒットさせました。
ザ・ジャガーズ... 懐かしい。
ヴォーカルの岡本信さんは、2009年の4月に急死したんだよな...
The Troggs

ユニフォーム姿が、こんなにも似合わないバンドはいないと思います。不恰好とも違い、何と言うか、不良が無理やりキレイな格好させられているというか、内面のヤバさを少しでも揃いの衣装で緩和しようとしているというか...
ヴォーカルのReg Presleyの危ない雰囲気と、鼻にかかった声は必見(必聴)ですし、音の方も、ガレージやパンクと呼んでしまうには勿体無いくらいシッカリしてます。機会があったら聞いてみてください。
重たいビートに、欲求不満の塊のような歌詞を乗せて、鼻にかかった声で、ヤル気のなさそうに歌えば彼らの音楽が完成します(笑)。
Brian Auger and The Trinity featuring Julie Driscoll

プロモーション映像は見たことがあったのですが、これは初見。自分の不勉強が情けないです。
このDVDに収録された2曲は、どちらもアルバムで聞く以上の迫力です。ライヴだからと言ってしまえばそれまでですが、息をするのも忘れるくらいに引き込まれてしまいました。
Chris Farlowe

DVDに収められた2曲とも、作詞作曲はJagger-Richards。
曲は文句無し、声も素晴らしいのですが、外見で損している... ヨネスケみたいだし...
私は昔から"Ride On Baby"が大好きだったのですが、初めて彼の歌う姿を見たときには「エッ?」と思いました。今では気にならなくなってますが(笑)。
ミュージシャンや評論家に絶大なる支持を得ましたが、セールスには恵まれない不遇の天才です。機会があったら聞いてみてくださいな。
The Easybeats

昔から大嫌いなんです。
曲は好きですよ。でも、ヴォーカルのStevie Wrightがとにかくイヤ。歌も、感電しているかのようなダンスも全てNO GOOD。彼の歌を<ヘタウマ>って表現する人がいますが、違います。<ド下手>です。
と言いながら、取り上げるのは好きな証拠か?
ウ~ン、一度聞いたら忘れられないヴォーカルだというのは認めます。聞いたが最後、脳裏にクッキリと焼きつき、耳の奥から消えないですからね。
写真の手前でギターを弾いているのはGeorge Young。彼の弟たちはMalcolm とAngus。後にAC/DCというバンドを結成する、あのYoung兄弟です。
George Youngといえば、Easybeats解散後に、もう1人のギタリストHarry Vandaとコンビを組んで、数多くの作品を書いたりプロデュースしました。彼らの"Yesterday's Hero" 結構好きだったな~。Bay City Rollersの曲だったけど。
シングル買ったような記憶が...
恥ずかしくて買うのやめたんだっけ?
意外に長くなってしまいました。
暴言。妄言お許しを。
vol.2も観たのですが、それはまた今度にでも。
それでは、また。
最近観たDVDをご紹介。
British Rock Viewseum - Golden Era Of British Beat Vol.1

1960年代中頃から70年代始めのブリティッシュロック(バンド/ソロ)の映像を集めたコンピレーションDVD。全部で6枚あります。
Vol.1に収録されているのは
The Yardbirds featuring Jimmy Page
1. Shapes Of Things
2. Happenings Ten Years Time Ago
3. Over, Under, Sideways, Down
4. I’m A Man
The Small Faces
5. Hey Girl
6. All Or Nothing
7. Whatcha Gonna Do About It
8. Shalalalalee
Eric Burdon & The New Animals
9. Tobacco Road
10. Roadrunner
11. C.C. Rider
Episode Six
12. Morning Dew
13. I Hear Trumpets Blow
Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich
14. Hideaway
15. Hold Tight
16. Touch Me, Touch Me
17. Bend It
18. Save Me
The Troggs
19. With The Girl Like You
20. I Can’t Control Myself
21. You Can’t Beat It
Brian Auger and The Trinity featuring Julie Driscoll
22. Save Me
23. Road To Cairo
Chris Farlowe
24. Out Of Time
25. Ride On Baby
Cat Stevens
26. Granny
27. Matthew & Son
Herman's Hermits
28. No Milk Today
29. My Reservation’s Been Confirmed
The Easybeats
30. The Loving Machine
31. Friday On My Mind
Casey Jones & The Governors
32. Come On And Dance
33. Don`t Ha Ha
玉石混交というか、よくもまあ集めたというか。
Vol.1と2はドイツのテレビ番組<beat, beat, beat>が元ネタです。こういう映像を残しておくドイツ人は素晴らしいです。
経済力、それとも文化レベルの差なのか、「VTRテープは高価なので使いまわしていました」という日本とは大違いです。
では、観た感想(暴言・妄言)をいくつか。
The Yardbirds

今回、再度認識しました。
Keith Relfのヴォーカルが本当に嫌いだということを。
レコードでは、まだ我慢できるのですが、ライヴは... ファンの方には申し訳ないですが、最悪です。
ハープ演奏は巧みなので、ハーピストの道を選べば良かったのではないかとさえ思います。
選曲の良さや3大ギタリストが在籍したバンドということで評価が高いですが、私もそれには同意見です。ただ、それらを取り去ると...
The Small Faces

熱心なファンじゃないので、Steve MarriottがGretschのWhite Falconを持っ持っているのを初めて見ました。小柄なSteveがWhite Falconを抱えると、ギターが余計に大きく見えます。しかし、Gretschとは思えないようなシャープでエッジの立った、格好良い音出しているのはさすがですね。
他の3人(Ronnie Lane、Kenney Jones、Ian McLagan)も、本当にクールでスタイリッシュ。今だに人気が衰えないのも納得がいきます。
Episode Six

音は聞いたことがありますが、You Tube以外で映像を見るのは初めて。
このバンドといえば、後にDeep Purpleに参加するIan Gillan(vo)とRoger Glover(bass)がいたことで有名ですが、両者の音楽性は全く違いますね。Episode Sixは典型的なビートグループの音。この2曲はサイケの香りもほのかにして、時代を感じさせます。
Ian Gillanの格好や笑顔が少々不気味なのも、時代のせいでしょうか(笑)。
Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich

良い機会なので、メンバーの名前を覚えましょうか(笑)。
Dave Dee - Lead Vocals
Trevor "Dozy" Davies - Bass Guitar
John "Beaky" Dymond - Rhythm Guitar
Mick(Michael) Wilson - Drums
Ian "Tich" Amey - Lead Guitar
イギリスではトップ20ヒットが11曲もありますが、アメリカではトップ40にすら1曲もチャートインしませんでした。ブリティッシュ・インヴェイジョンの勢いが衰えた時期にデビューしたためでしょうか。
日本ではデイブ・ディー・グループの名前で知られてます。グループサウンズの全盛期、ザ・ジャガーズが彼らの曲"The Legend Of XANADU"を"キサナドゥの伝説"というタイトルでカヴァーし大ヒットさせました。
ザ・ジャガーズ... 懐かしい。
ヴォーカルの岡本信さんは、2009年の4月に急死したんだよな...
The Troggs

ユニフォーム姿が、こんなにも似合わないバンドはいないと思います。不恰好とも違い、何と言うか、不良が無理やりキレイな格好させられているというか、内面のヤバさを少しでも揃いの衣装で緩和しようとしているというか...
ヴォーカルのReg Presleyの危ない雰囲気と、鼻にかかった声は必見(必聴)ですし、音の方も、ガレージやパンクと呼んでしまうには勿体無いくらいシッカリしてます。機会があったら聞いてみてください。
重たいビートに、欲求不満の塊のような歌詞を乗せて、鼻にかかった声で、ヤル気のなさそうに歌えば彼らの音楽が完成します(笑)。
Brian Auger and The Trinity featuring Julie Driscoll

プロモーション映像は見たことがあったのですが、これは初見。自分の不勉強が情けないです。
このDVDに収録された2曲は、どちらもアルバムで聞く以上の迫力です。ライヴだからと言ってしまえばそれまでですが、息をするのも忘れるくらいに引き込まれてしまいました。
Chris Farlowe

DVDに収められた2曲とも、作詞作曲はJagger-Richards。
曲は文句無し、声も素晴らしいのですが、外見で損している... ヨネスケみたいだし...
私は昔から"Ride On Baby"が大好きだったのですが、初めて彼の歌う姿を見たときには「エッ?」と思いました。今では気にならなくなってますが(笑)。
ミュージシャンや評論家に絶大なる支持を得ましたが、セールスには恵まれない不遇の天才です。機会があったら聞いてみてくださいな。
The Easybeats

昔から大嫌いなんです。
曲は好きですよ。でも、ヴォーカルのStevie Wrightがとにかくイヤ。歌も、感電しているかのようなダンスも全てNO GOOD。彼の歌を<ヘタウマ>って表現する人がいますが、違います。<ド下手>です。
と言いながら、取り上げるのは好きな証拠か?
ウ~ン、一度聞いたら忘れられないヴォーカルだというのは認めます。聞いたが最後、脳裏にクッキリと焼きつき、耳の奥から消えないですからね。
写真の手前でギターを弾いているのはGeorge Young。彼の弟たちはMalcolm とAngus。後にAC/DCというバンドを結成する、あのYoung兄弟です。
George Youngといえば、Easybeats解散後に、もう1人のギタリストHarry Vandaとコンビを組んで、数多くの作品を書いたりプロデュースしました。彼らの"Yesterday's Hero" 結構好きだったな~。Bay City Rollersの曲だったけど。
シングル買ったような記憶が...
恥ずかしくて買うのやめたんだっけ?
意外に長くなってしまいました。
暴言。妄言お許しを。
vol.2も観たのですが、それはまた今度にでも。
それでは、また。