日々雑感

「韓国 徴用工像」は多くは設置されない?

純粋に芸術的な側面からみると、「韓国 徴用工像」は出来具合がいまいちのように見える。「従軍慰安婦を象徴する少女像」はそれなりの出来栄えになっていて各地に設置されているようだ。政治的側面によりいろいろと影響はあるだろうが「この手の政治的像」にもそれなりに芸術的側面の良さがないと多くの処には設置は不可能だと思う。(ちなみに「安倍 土下座像」は芸術的側面からも問題外である。)

ナチ・ドイツのノイエンガンメ強制収容所跡にある「若い女性囚人が餓死していく像」は「徴用工像」と同じくやせ衰えているが、芸術的にも迫力のある像である。

韓国の人たちもこの「韓国 徴用工像」のコピーを韓国内外に多数設置するのはためらうのでは?と思わせる造形である。「徴用工」問題は2020年末にも別な位相へ変化しそうであるが、その情勢によっては芸術的側面は全く無視されて「徴用工像」のコピーが韓国内外に多数設置されるようになるのであろうか?
(参考:「ホロコーストと戦後ドイツ」 高橋英寿 岩波書店)
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