今日初めて買ったよつ葉のバター。
普通の長方形の、量は半分、値段は500円強だからかなり高いけど、よつ葉のサイトで見たら、「チャーンバター」って言って、今ではあまり採用されていない伝統的な製法のバターらしい。
それにしてもバターがない。
ただ、無塩バターはたまに並んでたりする。
有塩バターはない。
ちなみにこのバターも無塩バター。
それとこっちではよつ葉は高めの価格設定なので一番最後まで残る(笑)
で、バターは何故にないのか、ちょっと前のblog記事に「へぇ~」っていう話を発見。
(引用始)
バター不足の原因は、表向きには「酪農家の高齢化・離農による生乳生産量の減」というのが農水省の言い分。
しかしながら、牛乳は毎日大安売り。
チーズも最近は大手が北海道に工場建てて、「北海道産」アピールがうざいぐらい。
ざっくりと大枠のみ言うと、
①北海道で乳製品を加工した場合のみ「加工乳補助金」が出て、他府県で生産しても何の補助もない
②北海道の酪農家にしても、法律で定められた特定の「農協」におさめた場合しか補助金が得られない
③バター用の生乳取引価格は、牛乳用の半額近くにすぎない
④チーズにはさらに特別の補助金が設けられ、生産が推奨されてきた
つまり、酪農家も乳業メーカーも「バター作っても儲けはないし、生乳も自由に販売できないし、やらなーい」のが真相。
農水省が酪農業界をコントロールしようとゆがんだ仕組みを作り、まともな競争や商売ができないようにしてしまったからこそのバター不足なのでした。
(終)
バターって決して安くないけどそれでもあんまり儲からないんだな。
マーガリンよりずっといいものなのに、もったいない……。
今牛乳が余っちゃって大変とか言ってるのを聞いて、じゃあ何故バターが足りないの?って思ってたらこういうことなのね。
牛乳も「縦割り」なのね。
こんなんだよ……。
だったら買い取りの差額を道なり国なりが補填して……とかにはならないの?
バターがないのけっこう不便。
スーパーでは一家族一個の制限があるし。
買い占める気はないけどいる時にすんなり買えるようにして欲しいわな。
今いろんなものが足りないのね、小麦粉やらバターやら、ミシンやら……。
なんともバランスの取り方の下手くそな国でありました。