Re;時が来たなら。

逢うために生まれたとは限らない
言葉に囚われずに生きよう
死ぬために生まれたとも言えるけど
それはただの一面でしかない

誰かの笑顔を見るためにも
誰かの涙を拭うためにも
生きる喜びを感じるため
そして自分を見つめ直すため

空に還すだけでなく
土に還すだけでなく
心を還すだけでなく
生きる意味を探すため

この世界に生まれてきたから
多くのことを学び、感じよう
死と向き合うだけじゃなく
今を大切に生きることも

出会いと別れの繰り返しの中で
人生は続いていくだろう
そのために今生きている
そのためだけに生きている

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あなたの詩性。

言葉は語らずとも
歌を歌わずとも
あなたの眼差しや表情
振る舞いやちょっとした仕草
本を読んでいる時も
行動している時も
あなたは何かを形づくる
あなたがいるだけで
その息づかいにさえ
詩性を感じる

あなたが奏でているのは
生きることの意味と素晴らしさです

ありがとう

ずっとその音色を聞かせていてくださいね







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歩いていこうね。

季節外れの温かな風達が彷徨う夜

何かに導かれるように僕等の軌跡を紐解いてみる

過去たちの囁く声と見紛う幻影が時間を止める

想い出はどれも優しく切ない物語を語る



ふと目線を外して天を仰ぐと

再び“時”が急ぎ足で動きだすのを感じた

ほんの一瞬

ほんの一瞬だけど

全てがつながっていて

全てに意味があることが分かった気がした

たとえ嵐が来たとしても

もうひるむ必要はないよね

心の奥に感じたものは確かにそこにあることに気づいたから



だからもういいんだよ

全部忘れてもいいよ

そして重い荷物もみんな

ここにおいていいから

もう大丈夫だね

歩いていけるね

どこにいても　

離れていても

想うだけで　

感じるだけで

いつも一緒だから



歩いていこうね

ずっと

ずっと

どこまでも。








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二人の計画。

「ここにこようかな。」

「もちろん、いいよ。」


そんな会話をするために僕はそこに行った。
きみはそこに来てくれた。
本当にさりげない
たったそれきりの出会いは
深い癒やしを思い出すために
どこかでそっと二人で合意していた
思いやりに満ちた計画だったに違いない。

みんな笑顔でいれば
そこには老いも
若きもない
ただ
喜んでいる魂があるだけだ。