WILD THINK

ラテン楽団「Orquesta de WILD THINK」のバンマスが、日々思うことをダブワイズ

ゾノネムさん

2006年05月02日 | 若者考
あれよあれよという間に時は過ぎ、ここで告知し忘れちゃったけど、先日4/29に、渋谷のネストってところでRAINBOW KIDSなるイベントにてライブをした(V.S.O.Pって名前れす)。サーファーズオブロマンチカ、豊田道倫(パライダイスガラージ)meets久下惠生(フライングリズムス)とかと。ひょんなことからお呼ばれしてやった。なかなかKOOLに演奏できて、評判は上々だった。その道の著名人に褒められたりして良かった。

んで、その日のライブでゾノネムなる人物がラップっつーか宴会芸を披露してたんだけど。それが、なかなか興味深かったんです。

彼の肩書きは「高身長高学歴短小早漏熟選ラッパー」。
ヨーカドーに来た家族連れのお父さんを5回りくらい大きくした風貌(身長190cm)。東京大学宗教学科卒(中沢新一と一緒)。
スチャダラパーのブギーバックとかジュリアナっぽいトラックの上に、やれ熟女が好きだの、やれ熟女系の風俗に行っただの、やれ熟女がたまんなくて速攻射精しただの、、そういうどうしようもない内容を稚拙なフロウでラップする。
特に僕は「尿あびるYOU。尿あびるME。」というリリックにクラッた。

どうやら彼は、リリーフランキーのラジオ番組の名物変人らしく、普段は熟女系の雑誌の編集をしているらしく、局地的に熱狂的に支持されているらしいそうな。

以前なんかのニュースで見たけど、最近の若者は「多少収入が低くても、辛くてもいいので、自分が好きでやりがいのある仕事をしたい」という職業観が主流だそうな。
僕は世の中そんなに甘くないし、好きなことだなんて、そうざらに世の中の需要もないし、その人に供給できる能力もないだろう。とか思っている。
つか、世の中の大半の仕事は「多少収入が低くて、辛くて、たいして面白くはない仕事。けれども耐えられない程ではない。」だと思う。

んで、ゾノネムを見て、このぐらい突き抜けた人に「多少収入が低くても、辛くてもいいので、自分が好きでやりがいのある仕事」ができる権利が与えられるんだろうな。とか思った。あと、カツオプロダクションとか。
でも僕にはそんな度胸は無いなぁ。とか思った。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-04-27 03:43:17
おまえの耳は 腐ってる

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