日記

読んだ本と見たDVDはブクログで記録します(2013.9.22~)

図書館DVD

2013-07-02 22:27:58 | 図書館DVD
ウェーバー
歌劇≪魔弾の射手≫
全3幕のロマンティック・オペラ
台本:ヨハン・フリードリヒ・キント

配役:
オットカール:チェイン・デヴィッドソン
クーノー:ヴェルナー・グレシェル
アガーテ:インガ・ニールセン
エンヒェン:マリン・ハルテリウス
カスパール:マッティ・サルミネン
マックス:ペーター・ザイフェルト
隠者:ラズロー・ボルガール
キリアン:フォルカー・フォーゲル
ザミエル:ラファエル・クラーメル

演出:ルート・ベルクハウス
指揮:ニコラウス・アーノンクール
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
合唱指揮:エルンスト・ラッフェルスベルガー
舞台演出:グドルン・ハルトマン
装置:ハルトムート・メイヤー
衣装:マリー=ルイーズ・シュトラント
照明:ユルゲン・ホフマン
ステージ・マネージャー:スザン・ツァーラー

1999年2月9,11日 チューリヒ歌劇場におけるライヴ収録(ドイツ語上演)




今日は早く退社できたので、3時間あるこのDVDをじっくり見れました!
(仕事山積みですが……急ぎじゃないから帰ってイイヨーといわれて素直に帰ってしまった。)
始業1時間半前に仕事始めたけど…明日は2時間前に仕事始められるように早起きがんばろ。

っとこのDVDですが、オペラ座の怪人で「ウェーバー」しか書いてなかったのでウェーバーのどの作品かわからないんだけど、ハイネがこの「魔弾の射手」を絶賛した文を残してるし、発表当時はかなり大評判だったようなので多分あってるはず(でもオペラ座の怪人が舞台の年代は、本作の発表後50年ほど経ってるから違うかな?まぁいいや)

序曲からしてカッコイイし、耳に残りやすい!
耳になじむ曲がおおいのが良い!

この間借りた「ペレアスとメリザンド」みたいに、クラシカルな正統派ではなく現代的な新演出でした。

正統派を推測するに(当時の銅版画を見る限り)メルヘンチックな童話調ではないかと。
正統派見たことないので想像の域をこえませぬが。

舞台装置がシャガールみたいな塗りで抽象チック。
特に凄かったのが第二幕のおわり、カスパールとマックスが狼谷で魔弾を作ろうとするところ。
死者の表現がすごかった!パントマイムのような。(2幕の)クライマックスの熱狂っぷりといったら。
気持ち悪かったわぁ=(褒め言葉)

衣装は喪服を模したような陰鬱な感じ。女性は髪の毛を隠すようなスタイル(アガーテ以外)

今、ぱぱぱっとチャプターで確認したのだけど、アガーテ以外、やっぱり皆、暗い色の服ですね。
アガーテですら婚姻当日までは喪服っぽいし。(当日は黄色のドレス)


いじわるな少女漫画だったら、エンヒェンが黒幕なんだろーなーって思ってしまった。>死者の花輪
でも「やってきました優男」をうたってるときのエンヒェンを見る限り、疑うことなんぞ出来ん!
っと思ってたけど、ラストのエンヒェンみてるとやっぱりクロな気がします。

全体的になんか不幸が渦巻いてるっというか。。。はっぴーえんどのはずが、ハッピーエンドに見せかけてすぐそこに不幸があるような演出が不気味でした。。。
なんか気味が悪いっていうか閉鎖的でじとーっと張り付くような不快さでした。

アガーテは60歳くらいの加賀まりこっぽかったけど(若い時はすごく可愛かったんだろーナと偲ばれますん)、遠目でみると美少女らしさあふれる演技だったので好感。
花嫁介添娘たちにいびられてる?シーンは助けてあげたくなっちゃう。

ザミエルのキレある動きと、照明づかいとカスパールの美声がとても良かったです。
エンヒェンの「やってきました優男」部分だけ繰り返し見てしまった。

意味が込められてるのかわからないけど、解釈の余地ある演出は面白すぎる!
っと大満足でした。

でも3時間ノンストップは疲れます。
もう22時過ぎてます。
関係ないけど、DVD2枚って結構めんどくさいです。
途中で入れ替えるのが面倒なので、できれば1枚がいいです。
3時間って1枚で済ませられると思うんだけど・・・

これからお風呂入って髪の毛乾かしたら寝ます。
明日は5時前に起きたいけど無理かなぁ…。




図書館DVD

2013-07-01 21:08:34 | 図書館DVD
DVD決定盤 オペラ名作鑑賞4
フィガロの結婚
音楽:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
台本:ロレンツォ・ダ・ポンテ


昨日見たのだけど・・・。
まぁ、いっか。

すっごく面白かったです。笑いが絶えないオペラ・ブッファ。
DVD2枚あり、見比べできます。


私はDISC2のコンピエーニュ帝国劇場バージョンが好みです。
っというのは、目の演技が際立って素晴らしく。
主要人物の見目麗しいのもまた高ポイントでありました。
ドミニク・プロトーが、かわいらしい(というより漫画から飛び出したような)青年っぷり。夢見がちな感じが良かった!

ケルビーノは、disc1のパトリシア・リズレーがまた素晴らしかった!というか可愛かった!
顔立ちも髪型も動作も表情も服装も完璧でした!
ズボン役だからなのか、この演出家の意向なのかわからないけど、結構ガッツリいっちゃってて見てて愉しかったです。少年っぽい華奢な女性だからこそなのかな?
カツラとはいえ、ホントにフィガロがケルビーノの髪の毛をザックザク切ってたのは目玉飛び出ました。
(disk2は、切ってるふり)
それにくらべてドミニク・プロトーの控えめさは微笑ましくなりましたわぁ~。
女装シーンはdisk2のほうが爆笑できました。
もうね、可愛過ぎる。ロジーナの方ばっかり見てて、着替えが進まないところなんて!


舞台装置と衣装もdisk2がロココ調で好みでしたー。
演奏はどちらも素敵に聞こえたので判断できませぬ!




DISC1 ベルリン国立歌劇場

指揮:ダニエル・バレンボイム
演出:トーマス・ラングホフ
装置:ヘルベルト・カップルミュラー
衣装:谷原 義雄

配役:
アルマヴィーヴァ伯爵:ローマン・トレケル
アルマヴィーヴァ伯爵夫人(ロジーナ):エミリー・マギー
フィガロ:ルネ・パーペ
スザンナ:ドロテア・レッシュマン
ケルビーノ:パトリシア・リズレー
バジーリオ:ペーター・シュライヤー
マルチェッリーナ:ローズマリー・ラング
バルトロ:クワンチュル・ヨウン
ドン・クルツィオ:ペーター・メンツェル
バルバリーナ:イヴォンヌ・ツェーグ
アントーニオ:ベルント・ツェッティシュ

演奏:ベルリン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
チェンバロ:マーク・ヘイスティングズ

上演:1999年


DISK2: コンピエーニュ帝国劇場

指揮:ジェローム・ビルマン
演出:ピエール・ジュルダン
装置:ニコラ・シール
衣装:ジャン=ピエール・カペロン

配役:
アルマヴィーヴァ伯爵:フィリップ・ル・シュヴァリエ
アルマヴィーヴァ伯爵夫人(ロジーヌ):ソフィー・フルニエ
フィガロ:ニコラ・カヴァリエ
シュザンヌ(スザンナ):アンネ=ゾフィー・シュミット
シュリバン(ケルビーノ):ドミニク・プロトー
マルスリーヌ(マルチェッリーナ):フランソワーズ・マルティノー
バジル(バジーリオ):フランク・カッサール
バルトロ:クリスチァン・トゥルギュイエ
バルベリーヌ(バルバリーナ):マリー・サン=パレ
ブリドワゾン(ドン・クルツィオ):ジャン=ピエール・デシェ
アントニオ(アントニーオ):ポール・メディオニ

演奏:ファイローニ・ハンガリー国立歌劇場室内管弦楽団
合唱:ミッレ・エ・トレ合唱団
チェンバロ:イレーヌ・アイトフ

上演:1997年10月




図書館DVD

2013-06-15 19:56:36 | 図書館DVD
歌舞伎名作撰
棒しばり・年増・供奴

◆棒しばり:平成16年 歌舞伎座にて収録
 次郎冠者:中村勘九郎(十八代目 中村勘三郎)
 曽根松兵衛:坂東弥十郎
 太郎冠者:坂東三津五郎

◆年増:平成14年 歌舞伎座にて収録
 お柳:中村芝翫

◆供奴:昭和59年 歌舞伎座にて収録)
 奴 菊平:中村富十郎


漫画「ぴんとこなっ」で主人公とライバルがやっていた「棒しばり」が見たくて借りたのですが、やー、「棒しばり」、おもしろかったです。あのシーンが実写で!みたいな感じ。
表情がおもしろすぎて笑ってもうた。扇を器用に操る技はお見事!太郎冠者と次郎冠者の息の合った舞いにため息。


台詞の字幕が無いのが残念でした(歌には字幕あり)
「年増」はよくわからなかったです。。。
軽快な舞踊「供奴」は粋でありました。見てて愉しかった!

っと、知識ないながらも楽しめました。
より楽しみたいなら勉強しないとなぁ・・・・・・


図書館DVD

2013-06-09 07:39:29 | 図書館DVD
愛と喝采の日々
1977年アメリカ
監督:ハーバート・ロス


有吉さんの漫画「SWAN」で、真澄と草壁さんが鑑賞してたのがこの映画。

ディーディはどうしようもないと思ってしまった。
ひたすらエマが恰好よくて。
それでもエマはエマで大変だったのだけど。
特に世代交代への追い打ちがえげつなくてエマを観てるのが辛かったり。

ユーリ役のミハイル・バリシニコフが映画内で素晴らしい踊りを魅せてくれ、眼福!
エミリア役のレスリー・ブラウンは妖精のような美しさ可愛らしさでした。




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早朝5時半から観てました。

図書館DVD

2013-05-25 16:40:55 | 図書館DVD
返却期限を踏まえての連続視聴なり。
両方面白く観ました。

ポセイドンのスペクタクルっぷりは凄い!
牧師とちびっこが良かったです。ガミガミ警部はいちいち怒鳴り過ぎてビビる。
ウェストサイドはロミジュリオマージュということで大変楽しめました。


◆ポセイドン・アドベンチャー
   1972年

◆ウェスト・サイド物語
   1961年

これから図書館まで返却しに行くのちょっと面倒だなぁ…でも行かなきゃー。