カナダ滞在記 ～最後のトロントデートで興奮…～

2008年1月4日（金）


朝早く起こされたこの日。

そう、この日は旅行前に発覚した彼氏の血便の診察結果を聞きに行くことになっていたからだ。

カナダはファミリードクターとゆう専属の医者さんがいるらしい。
しかも、彼氏が受けた診察費用は全て無料。
カナダは税金が高いけど、こうやって何かに還元されてるのがちゃんと分かるからいいなぁと思う。
日本みたいに何に使われてるかわからないよりは。。。 

予定の時間より遅く起きてしまった私たちは、
お父さんに急かされて、パジャマに近い服装、しかも私はすっぴんで向かった（笑）

家から近い場所で、病院とゆうよりは、日本でゆう処方箋をもらうような場所だった。

そして診察結果を聞いた。結果は恐らく痔だろうとゆうことで落ち着いた。
中にできていて見えないけど、たぶんそうだろうと。
血は出なくなっていたので、また血が出たら来てとのことだった。 
それを聞いてとりあえず安心
痔だと分からなかった時は一瞬焦ったけど。
彼氏もお父さんも安心した様子だった。
でも、ちょっと食生活とか改善したほうがいいよなぁって思った.。彼氏も今後は食事を気をつけると言っておりました。


って。この日は最後のデート。
そして、お父さんがなんと、ＮＢＡのチケットを取ってくれていたのだ！
カナダでNBAに参加しているチームは、ここトロントとバンクーバーだけらしい。
そのトロントのプロチーム、Raptors　　アメリカはデトロイトの PISTONS
今までテレビでしか見たことのなかったNBA！予定に入っていなかったので、とても嬉しい！
チケットは３枚あったので、中国系カナダ人の幼馴染R君も誘うことに

診察結果後、すぐに支度をしてトロント市内へ出ることに。
そして、この日はトロントアイランドへも連れていってくれるプラン。
っとその前に、この日まで友達へのお土産を全く買っていなかった私
ショッピングモールへ連れていってもらい、いっきにお土産をゲット。

ものすごく大きいショッピングモールで、全部は回れないだろうなぁって思った。
ちょうど良いお土産屋さんがあったので、そこで全部ゲットした。

買い物の途中でＲ君も合流。
３人でまたウィンドーショッピング。
Ｒ君は最近服装を変えたらしく、少し大人めのジャケットなどが売られている店へ。
試着などしてしていた。
私は私で適当に近くのお店を入ったりして。
そのたびに彼氏は慌てて探しにきてたｗ　大丈夫だってのｗｗ

そして夕暮れ時、トロントアイランドへ移動することに。
そうそう！その途中で念願をのホットドックを食べたのだ

「めっちゃうまーー！！」

って、トロント市内で叫んだ私！いやホントに！
自分でピクルスなど好きなものをトピックできるのだ！
お値段は約３００円なり！
それにしても、カナダのウィンナーはどこ行ってもうまい！
寒い中歩きながら食べるって最高だなぁって堪能しちゃいました

トロントアイランドへは船で行かなければいけません。
トロントの都会が見える場所。

船のデッキへ出るが、寒すぎて５分以上はいられない。
凍え死んじゃうっての！

ちょうど日が暮れたので、夜景のトロント市内が見えました。う～ん、とてもキレイ
やっぱり都会ってこうやって離れて見ると、とてもいいなぁって思う。夜景とかも。都会の中にいると、ただただビルばっかりだなぁって思うけど。
幻想的な色合いなトロントの景色。寒くてたまらなかったけれど、今度は昼間も見てみたいなぁって思った。


日が暮れてしまったということもあるが、ここでは景色を見る以外特に何もない感じ。でも湖沿いを散歩できそうだし、私はこういう場所が好きなので、次は是非散策したい！
そう、浜辺？湖辺？ｗには、流氷がありました！初めて見て感動しました。


また市内へ戻り、ちょうど良い時間になったのでいよいよ会場へ！
段々と興奮するわたしたち。
バスケには興味ないなぁなんて言う彼氏も、何だかんだで楽しみになってきた様子。
しかも席はけっこう前の方！
さすがお値段だけあります。有難うございます！ｗ

そこで、やっぱりコーラとポップコーンが欲しい！なんて典型的な事を言った私に、Ｒ君がなんとおごりで大きなポップコーンとこれまたでかいコーラを買ってくれました
ありがとう！

そしていよいよ試合時間が近づいてくる。
ちらほらだった席もみるみるうちに超満員！おぉ！これは興奮しちゃうなぁ！

７：００ｐｍになり、選手入場やらが始まった。何と言うか、もうイベントって感じです。
パパーンなんて花火が出てくるわ、チームキャラクターが出てくるわ、もちろんセクシーチアガールが出てくるわで、大盛り上がり。
少し圧倒されてしまったあたくし

選手が入場して、国歌斉唱。
カナダの国歌を始めて聞きました。英語とフランス語が公用語のカナダ。どの商品にも英語とフランス語を記載しなければいけないだけあって、もちろん国歌も英語とフランス語で分かれてちゃんとありました。
おもしろいなぁ！
ちなみに彼氏は、読めるけど話せないらしいです。日本語は完璧やのになｗ

そーーして　ゲーム開始
始めは普通に観ていたけれど、やっぱり段々と熱が入る私達。


点を入れに行っているときは、キャー！なんて叫び声がヒートアップする会場。
で、逆に点数を入れられそうになると、
「ディフェンスディフェンス」っていうお決まりのフレーズがありました。

で、もちろんトロントチームを応援していましたが、デトロイトはかなり強いチームということもあって、最後らへんはもう、点数入れられまくり状態！

「もぉ！何やってんの！」

なんて、初めて見るくせに、ダメだしする私。
そんな私を見て、「最後までトロント応援してあげてなｗ」と言ってきた彼氏ｗ
あ、、もちろん！　まぁ、彼氏も最後は冷静に「相手が強すぎるな…。」なんて言うてましたけどｗ
ってゆうか、トロントサイドの席だったのに、私達の前の席の家族が相手チームを応援していたのだ
最初は何も思わなかったけれど、途中から応援に熱が入った私は、何さ！なんてかなり敵対してしまったのだけど…。くそぅなんて大人気なくｗ

そんな感じで、気持ちよく完敗した我らがトロントラプターズの試合。初のNBＡ観戦。
楽しめたので、負けたけど超満足でした

会場を後にした私達は、彼氏の地元へ戻って、最後に３人でバーへ行くことに。
っとその前に、次の日は９時のフライトで帰らなければいけない！ってことで、一度家へ戻り荷造りをすることに。
ずっと整理しながらスーツケースで支度をしていたので、そんなに時間もかからずに終了。
忘れていても、ま、また送ってもらえばいいやろうって適当なとこあったけどｗ

その時彼氏は、幼馴染に３０分後ぐらいに来てなって言っておいたらしいが、１０分後ぐらいに来た幼馴染Ｒ君。
そんなＲ君を見て、「Ｒ、気使えよぉ！２人きりの時間を作る予定だったのになぁ！」って残念そうに日本語で言ってきた彼氏。なるほどｗｗ
R君、空気読んでーー！ってあたしも最後だったので思っちゃいました！


そして、バーへ。色々な話をしながら、トロントの最後の夜を楽しみました。
このＲ君も一度は日本へ行ってみたいって言っておりました。クールなんだそう。日本のイメージは。
日本のイメージはこの旅で、良いという意見がほとんどだった。
疲れていた私はビール１杯も飲めずだったけど　今回の旅でかなり飲んだけど、最後までやっぱり弱いあたしでした。。


気がつけばもう午前２時前。
家へ戻り、二軒隣のＲ君ともここでサヨナラのハグ。
いつか日本に来てねと伝えました。ありがとう！彼氏とＲ君はもう兄弟のような存在なので、Ｌｉｌｙが仲良くなってくれて嬉しいと彼氏は言っておりました。

あっという間に終わった最後のデート。
やっぱりこういうときも、明日にはバイバイだなんて実感が湧かないもの…。

最後の夜ということで、彼氏が両親と約束をしていたある事を破った。
「寝る時は別のベットで」

ずっとその約束どおり別々に寝ていた私達。
でも、
「最後の夜やし、お願いやからな一緒に寝ような。」
と言ってきた彼氏。

そうして私たちは日本で暮らしていた時のように、寄り添って眠った。
彼氏の腕の中で。

「ずっとこうしていられたらなぁ」と心底思った夜。
明日は、バイバイの日。
また遠距離が始まってしまうのだ。

でもこの日は、このぬくもりだけを感じて眠った。


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