定期借地権 2

大分秋らしく涼しくなってきましたが
風邪など引かないよう注意しましょう！

住宅取得の際、まず土地の購入です、
通常は所有権で考えますが、

最近は、定期借地権の土地も時々見受けます。

今日は、定期借地権とはどんなものなのか
みてみましょう。

土地の返還を期待できない土地所有者からの
新規の借地供給がほとんどなくなってしまい
土地利用の需要に対応するため

平成4年8月に新借地借家法が施行されました。
この法律により「定期借地権制度」が創設されました。

定期借地権には
　①一般定期借地権
　②建物譲渡特約付借地権
　③事業用借地権
の3種類があります。

これらは、いずれも、従来の借地権が法定更新の連続により
事実上永久に存続することを前提としていたのに対し
当初合意した期間の到来等により
確実に契約を終了させることができます。

しかし、法律施行から約13年経過した現時点でも
期待したほど普及していません。

これはやはり地主にとって経済的メリットがそれ程でない、
期間が長すぎる等にあると思われます。

次回は、この3種類の定期借地権の内容を整理します。



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