ウイスキーの刻 ~Whiskyのとき~

耳を澄ませば聴こえるウイスキーのメロディ。
『ウイスキーの刻』は、その真実を探し求めていきたいと思います。

可能性とリスク③

2024-03-14 19:19:19 | 日記
 こんばんは。Aokiです。

 『可能性とリスク』シリーズ、四年前に掲載する予定がこのタイミング
 になったのは、おそらく本日の記事が要因かと思います。

☆☆☆

 拙いブログ『ウイスキーの刻』ではありますが、日々、多くの方が
 訪れてくださいます。

 コミュニケーションや承認欲求を第一義としていないため、皆さまからの
 「一歩踏み出し」は任意とさせていただいております。

 それだけに、デジタル難民である小職が様々な困難を乗り越え?
 Instagramを始めた際に、多くの方にフォローいただいたのを、
 意外に思っておりました。

 一方、『ウイスキーの刻』は、相変わらずウインドウショッピング
 の方々で構成されており、誰一人店内には足を踏み入れませんが、
 無人の店内はさぞ居心地が悪いからでしょう。

 静かな店内は、それはそれでよいことはありますが、ウインドウからは
 わからないことも多くあります。

 服であれば、手に触れ、ときに試着し・・・
 道具であれば、手に取り、試してみて・・・
 飲み物であれば、近くで色合いを見て、香りをとり、試飲し・・・

 ウインドウを通して眺める世界と、その刻に入ることは、
 似て非なるものです。

 入店したら、出ていくのに心理的プレッシャーが・・・

 ご安心ください。

 世の中には、「来るもの拒まず去るもの追わず」
 という言葉があります。

 捉え方によっては、ドライな印象や、上目線にもとられがちな
 表現ですが、「真実の探求者」である私は、人間関係においては、
 自分以外を優先します。

 商品(例えですよ)に関するご質問には丁寧にお応えしますが、
 それを押しつけることはいたしません。

 必要かどうかは、その人が決めることですので。

 ウインドウショッピングから一歩踏み出し、扉を開けてみると、
 少しだけ世界が開くかもしれません。

 多くの傍観者と、僅かな当事者に関与してきた者として、
 どちらの生き方を勧めるかと問われたなら・・・

 話の流れでは“当事者”と思われそうですが、
 私はどちらも勧めません。

 それは、それぞれの方が決めることです。

 どちらの生き方にも、メリットとデメリットがあります。

 ただ、傍観者は人類が必ず経験する過程です。

 生まれた瞬間から当事者になる人間は存在しません。

 そして、そのまま傍観者で人生を終える人間が大半です。

 では、何故、“当事者”が存在するのか?

 世の中には、「当事者意識」という言葉があります。

 多くの傍観者は、自分にその意識があると思っています。

 残念ながら、その意識があると思っている方で、実際に
 当事者意識を有している人間には出逢ったことがありません。

 では、その言葉は何のために存在するのか?

 冷静に考えますと、「人間意識」という言葉は存在しません。

 当り前だと思った方は、もう一歩踏み込んで考えてください。

 私が出逢った数少ない当事者を考えますと、軽々に
 「当事者になるべき」とは言えません。

 そして、「当事者意識を持とう」という不毛なアドバイス
 (というよりもスローガン)が流布される理由もわかって
 いるが故に、うまく使っております。

 さて、“ウイスキーの刻”は当事者しかわからない道の果てに
 ありますが、拙ブログ『ウイスキーの刻』は、その道の
 入り口にあります。

 足を踏み入れても、すぐに引き返すことが出来ますし、
 必要であればまた訪れることも出来る自由な世界です。

 「踏み出す」とは、どういうことか?

 とても無責任な表現ですが、決まった形がありません。

 ただ、自ら一歩踏み出す“当事者”とは、
 いずれ出逢うことでしょう。

 タイトル『可能性とリスク』ですが、出逢う可能性と
 出逢ったときのリスクではありません。

 真実を知る可能性と、真実を知ったときに理解するリスク
 のことです。

 傍観者は真実を知る可能性が無いので、リスクを理解する
 こともありません。

 危険が生じても、いつも誰かが何とかしてくれます。

 当事者は真実を知るが故に、傍観者には見えないリスクが
 わかります。

 その結果、多くの傍観者が気づかないリスクについて、
 身を挺して抑えることになります。

 その道の果てに、“ウイスキーの刻”があるように思います。

 そこまで辿り着けば・・・
 という、救いの無い現実というリスクはありますが。

 それと共に、辿り着く可能性があります。

☆☆☆

<後記>

 一昨日から登場しているカネゴンですが、実は、
 都内某所にあるブルゴーニュワイン専門のBARで
 お出迎えしてくれたのが、彼(彼女?)です。

 ワイン会で、ブルゴーニュのシャルドネやピノ・ノワールを
 いただきながら、バーテンダーという仕事についても考察する
 良い機会でした。


                       Z.Aoki
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