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ウイスキーの刻 ~Whiskyのとき~

耳を澄ませば聴こえるウイスキーのメロディ。
『ウイスキーの刻』は、その真実を探し求めていきたいと思います。

『日本ワインの多様性』③

2022-11-29 19:19:19 | 日記
 こんばんは。Aokiです。

 今夜は、「日本ワイン検定」に焦点を当てます。

☆☆☆

 私の知る限り、ワインに関する検定は、以下の3つです。

・日本ソムリエ協会(JSA)主催「ワイン検定」
 (ブロンズクラス、シルバークラス)

・ANSA主催「ワイン検定」
 (5~1級)

・J.W.E.C.主催「日本ワイン検定(2022年度に復活)」
 (3~1級)

 それぞれに特徴がありますので、目的に応じて
 選択するのが良いかと思います。

 JSAのワイン検定は、セミナー後に試験という形式で、
 テキストが事前に送付されます。

 出題傾向は比較的オーソドックスですので、ある程度
 テキストを読み込んでいれば合格できます。

 ANSA主催の「ワイン検定」は、アカデミックな面と、
 飲酒に関する生活面のアプローチもあったように思います。

 そして、最も特徴的(クセが強い?)なのは、
 「日本ワイン検定」のような気がいたします。

 ボリュームが多い筆頭格とも言えるJSAワインエキスパートの
 テキストがA4版で700頁以上あるのに対し、「日本ワイン検定」
 のテキストはコンパクトで、情報量としましては
 ワインエキスパートの十分の一以下です。

 難易度は、1級であっても、ワインエキスパートに比べると
 かなり易しいです。

 ところが、侮れません。

 ワインエキスパートの一次試験(CBT※)に合格した方が、
 その翌日に「日本ワイン検定」を受験しましても、
 2級ですら合格できないと思います。

※専門機関に赴き、コンピュータ(パソコン)を使った受験の形式です。
 マークシートや記述式の筆記試験と比較しますと、
 書く手間が省けることと、試験終了後すぐに結果が
 分かる利点があります。
 ただし、ソイオイルマイスターのように、結果が後日
 出されるケースもあります。


 まず、範囲が違います。

 そして、出題傾向が独特です。

 一言で申し上げますと、「日本ワイン検定」1級(CBT)で
 90%以上の正解率を達成するためには、テキストを丸暗記
 するくらい、細部にわたり覚える必要があります。

 「この設問で、あれではなく、こっちを取り上げる?」
 といった問題が、随所にあります。

 私の正解率は86%でしたので、試験には合格ですが
 (合格基準は70%)、90%未満は自分の中で不合格
 ですので、勉強が足りませんでした。

 他の検定のようにオーソドックスな出題傾向であれば、
 おそらく90%以上の正解率にはなっていたと思いますが、
 なにしろ独特です。

 ただ、逆にそれが良かったと思います。

 自分が無意識に軽く流していたところが、わかりました。

 それは、その情報の当事者、関係者に失礼ですね。

 反省しつつ、今後、日本ワインについても更に探求して
 まいりたいと思います。

 なお、2級以上はテイスティングの試験もあります。

 1級のCBT試験には合格しましたが、この後の
 テイスティング試験の開催日はまだ発表されていません。

 来年のいつ頃か発表を待ち、日程が合えば、
 テイスティング試験にも臨みたいと思います。

 来年は、ANSA主催の「ワイン検定1級」の受験も
 予定しておりますが、数ヶ月前にInstagramを始めたために、
 少ない勉強時間をInstagram対応に振り向けており、
 学習が疎かになっている感は否めません。

 今一度、学習の目的を胸に刻む必要がありそうです。

 人さまにお伝えするからには、
 確かな知識と深い知見は必須ですね。


                    Z.Aoki
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