本会の庭に住む蝦蟇が呟いてます

人間のやることなすこと・・・ワシから見たら何とも・・・

誰が書いたシナリオ?

2017-10-03 11:57:04 | つぶやき
今の国会の動きについての私見・偏見を書いてみた。
今の国会を巡る動きは、民進党の分裂騒ぎを経て、私達には投票行動方針が明確になったような気がする。
国の行く末がどうだとか、国民の生命財産がどうだとか耳障りの良い文言のみで、国民を欺き単に私益を追求してきた自民党は、先の選挙で圧倒的な数の優位を勝ち得た驕りから、強引とも言える国会運営を行い、自民党の党是でもある憲法改正目指して(極論すると交戦権の明示)集まっている悪党達の集合体である。
さらには、その頭領である安倍総理に関しては、選挙で勝ったのはまるで我が手柄でも有るかのごとく振る舞い(当時の民主党政権の不甲斐無さと、国民からの失望感から生じた忌避感)、森友学園、加計学園問題など好き勝手な政治を遂行してきたが、流石にそういった専横的な政治手法では、次回選挙には勝てないだろうというバランス感覚の中で、安倍総理と同期でもある小池百合子が野心を燃やし『希望の党』なるものを立ち上げた。
彼女の政治感覚は、「機を見るに敏」に尽きる。
長年居た自民党の中で、歴代の総理総裁がどのようにして勝ち上がったか・・・を学び、今回旗を挙げたのである。
その戦略とは、自民等の中で一大派閥を設け、その領袖が総理総裁選挙で推挙され総理大臣になるという婉曲な戦略プロセスである。
よって、小池百合子は、リベラル派など眼中に無く、ひたすら我が派閥を形成する上で、求心力に乏しい民進党を利用したのだ。そういった点でも前原代表というお方は、その風貌からも察せられるように、お坊ちゃまなのである。
もとより寄せ集め集団であった民進党は自民党より更に右寄りの者や頑なにリベラルを追求する者などが雑居する党であったから、反安倍・打倒自民という口車に乗せられて、『希望の党』になだれを打って群がり、
挙句に主義主張・政治信条が合わないからという玄関払いまでされてようやくその仕組み(仕掛け)に気付いたに過ぎない。
新たに出来た「立憲民主党」はいわば救命ボートの役割に過ぎず政権奪取など夢のまた夢である。一方、党勢拡大に躍起になっている共産党や、絶滅危惧種の様相を呈している社民党はおこぼれに預かろうと鵜の目鷹の目であるが、獲らぬ狸の皮算用に終わるのだろう。
というような図式を思い描いてみたときに、一国民として、どの党に、誰に投票しようかと考えると悩ましい。
よって、選挙には行かないかというと、貴重な私たちに与えられた権利をドブに捨てたくは無いから、これから報道若しくは選挙演説などを直接聴いて、我が耳で一番『信頼』出来そうな方に投票する他無い!
それにしても、こういう様相になることを誰が想定したのであろうか。
誰かがシナリオを書いたのだとしたら、空恐ろしい気がするが(まさか、超大国の秘密工作員?)






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