コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
無事
(
のあ いちい
)
2010-09-19 21:43:42
10回のSIA-DAY。良い締めくくりでしたね!
多くの賛同者の皆さんがサポートしてくださって良かったですね。
また、ステキな作品が世に送り出されることと思います。
お疲れ様でした!
(
BONNIE
)
2010-09-19 22:13:49
素晴らしい、最後の会だったようですね~。
なにやら、とてもシアトリカルな感じもして~。
その、所、所、の「民族音楽」も生演奏などされたりして?
後日の、動画、ご本、楽しみにしております!
「知識を越えて愛する為に」。
わたしの追及している?テーマ?も究極はそういうこと、なのかもしれません~。
天下の九大に、そのようなセンターが設立されて、地元のテレビ局とタイアップ、アクティブに立体的に活動していたこと、それが世界中にも発信されていたこと、嬉しく思います。
(アメリカの、アジアを扱った企画はやはり、どうしても同じ目線ではないような感じがして。しかし、SIAは、東南アジアの方々の目線に出来うる限り合わせようとしていた、レスペクトが感じられて嬉しかったです)
一見「お堅い」印象の「大学」という所が(知の砦?)SIAのような企画を持ったこと、素晴らしい試みです。
九州は東南アジアが近い。
福岡には沢山の、フィリピンから出稼ぎのような人、台湾からの買い物客等も多いけれど、かといって、住民が草の根的に、彼らを理解しようというような意識は希薄でした。
私の、福岡で知り合ったフィリピンの女性も今頃どうしているものか、、。
(そういった、彼、彼女らは、福岡で「道を極めてる人」たちと密接につながってたりする、、、)
そういった、市井の人に近づいて行って、東南アジア各地の空気まるごと届けて下った高樹先生、九大(?ですよね?)、RKBスタッフさん方、SIA会の関係者さまがた、長い間お疲れ様でした!
大盛況のうちに幕
(
しづ
)
2010-09-19 22:54:53
大盛況のうちに幕を閉じたSIA-DAYのようで何よりでしたね。高樹先生、スタッフの皆さま、本当にお疲れ様でした。
毎回の準備に趣向を凝らし、舞台裏を支えるスタッフの皆さん一人一人の心意気、そういったものを先生の記事を読んで感じました。
一度も参加は叶わなかったのですが、見たり、聞いたり、話したり、触ったり、味わったり、五感を働かせて感じるだろうバリ島の世界を、ぎゅーっと凝縮した1日に仕上げた、それがSIA-DAYなんでしょうね。
今後の作品の発表、お知らせなども楽しみにしています!!
ありがとうございました
(
サイヤ
)
2010-09-19 23:21:58
小さなブーケを持参すべきでした。
九大の先生方をはじめRKBの面々などSIAを支えた主だった方々を紹介され、遂にここまできたという安堵感やら達成感を聴衆も一緒に味わえた大団円でした。
とても素晴らしいラストでした。
バリというのも良かった。前回のインドだったらなんとなくこんな雰囲気は出なかったような気がします。
確か養老孟司さんの講演会で、自分はみなさんの意識をなくすことができると言っていた。面白くない講演で聴衆が寝てしまうというもの。
今回のSIAは前回同様3部構成。参加者の年齢が比較的高いような気がした。
昼食後で、暗い会場、心地よい朗読。中身は面白かったのだが、環境が良すぎて、2部くらいで、かなりの聴衆が意識をなくしていた。寝息が前後から聞こえてきた。贅沢な意識喪失。もうこういう機会がなくなると思うと寂しい。
それにしてもお疲れさまでした。このプロジェクトが生んだ、トモスイ。WEB-SIAで知り合った方々との交流もとても新鮮でインスパイアされました。
高樹先生ありがとうございました。
素晴らしき花束
(
昭和のマロ
)
2010-09-20 06:16:37
心のこもった花束ですね。
SIAは、これからの日本の重要なテーマです。
素晴らしい果実のおすそ分けを期待しています。
ご奮闘に敬意です。
日本の玄関
(
けんちくのせんせい
)
2010-09-20 14:28:05
その昔、台湾の高雄に行ったとき、超高層ビルの現場を見学しましたが、高雄は港の荷扱いが多く、台湾の玄関ですといわれて、違和感がありました。
でも、よく考えると、アジアの諸国に対しては南が玄関で、台北は裏口だということがわかりました。
それからは、どうしても日本、東京からものをみてしまう習性を、自分で制するようになりました。日本の玄関は東京ではなく、九州なんだと認識するようになったのも、その頃からです。
I知事に申し上げなくては・・・
有難うござました!
(
博多のElvis
)
2010-09-20 18:18:19
素晴らしいSIA-DAYを堪能させて頂きました。時間的な制約から、5回しか参加できなかったのですが、充分楽しませて頂きました。本当に有難うございました&お疲れ様でした。
「ムーヴ」の放送や、先生の短編のアップなどを期待すると同時に、先生の更なるご活躍を心からお祈り致します。
飛んでけ~
(
かなた
)
2010-09-20 18:47:39
世界から戦争が無くならないように、平和な筈の日本でも争いは絶えません。小さなサイトでも、小さな衝突は起きるのです。誰かを悪く言ったり、恨んだり妬んだり、不毛ですね。
しかし文化はそんな壁を軽々と飛び越えて行けると思います。
高樹先生には、そんなしがらみや、物的だけではない心的な国境すらも、ひらりと飛び越えて羽ばたき続けて欲しいと願って止みません。
これからも先生の新著を楽しみにしながら生きて行きます。
高樹先生、関係者様、参加者様、皆様本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございます。
Unknown
(
z10
)
2010-09-21 08:27:47
最近一気に涼しくなりましたね
夏が終わるもやっぱ寂しいです
風邪の引きやすい時期なので、
気をつけて仕事頑張って下さい
まだまだ終わらない!?
(
浜田英季
)
2010-09-21 11:45:54
先生が目指す、SIAの精神は、まだまだ始まったばかりだと痛感しています。先生が投げかけた波紋が大きな知識となって、人々の心に宿ることでしょう。今回も素晴らしい朗読力と洞察力には心から感動しました。また先生と読者が定期的にお会いできる機会が作れればいいですね?ひょっとして、あの会場に貴伊子ちゃんがいらっしゃったのではありませんか?
FINAL SIA-DAY
(
Gc
)
2010-09-21 12:35:43
最後のSAI-DAYに参加することが出来て幸せでした。
単なる報告会といったものではなく演劇の舞台を拝見させて頂いた気分です。
全ての演出にプロの凄さを感じました。
バリについては、ダンサー姉妹の妹さんがおっしゃった、「人の為になるのなら」の言葉が心に残りました。
真実はとてもシンプルなところにあるんだろうなと思いました。
そして、それがバリの精神そのものなのだろう、とも思いました。
光子ちゃんに手渡しでおやつを貰えて嬉しかったです。
あと先生のグロスがキラキラと素敵でした。
5年間・・・
(
miriam
)
2010-09-21 19:22:14
本当にお疲れ様でした。
たったの一度でしたが高樹さんの「SIA」の空気に接することが出来て良かったと思っています。
最終回に参加出来なかったことは本当に残念でしたが。。
高樹さんの感性が様々な人たちの心に波紋を呼ぶ、、
人々に影響力のある作家さんだということなのでしょうね。
「甘苦上海」は、
正直新聞で追いかけてはみたものの私の中では「さらり」と通り過ぎていった小説なのでしたが、
私はそれ以上に心にグサッ!っときた高樹さんの小説が他に沢山あります。
それだけで充分!高樹さんの世界を楽しませていただいております。
長かったでしょう~(いや?短かったでしょうか???)5年間の「SIA」を終えられて・・・
再び高樹さんが別の世界に繋がり広がることを期待(楽しみに)しております。
高樹さんの華奢なお姿からは想像できないバイタリティーをこれからも私たちに届けてくださいね♪♪
最終回の充実感をしっかりと私もいただきました。。
ありがとうございました。
先生の文章に浸り、感じたこと
(
木蓮
)
2010-09-21 22:14:52
心からの敬意を込めて、ご盛会のお祝い申し上げます。
300の民族集団と250の言語が存在する(失われつつある)国インドネシア。バリ語が消えて行くバリ島。
「言語が失われる」。グローバリゼイジョンに覆われ、自分たちにしか通用しない言葉は失せていく。言語とは何だろう。国とは何だろう。私が私であらしめるのに、それらはどう作用しているのだろう。グローバリゼイションは是か非か。その流れの中で、どうあるべきか。
トークブログを再視聴し、苔むす匂いを感じながら、考えに沈みました。
高樹先生をして「知の砦」と表現さしめる九大。旧帝大への尊称と理解しつつも、ユニバーシティやカレッジが、市民生活と隣接し、「知の宝庫」を分かち合いながら、学問を追及している様とつい比べ、日本の大学の閉ざされた様子を思ってしまいました。そして、九大は、それを打破し発展(しようと)している。期待しています。
心痛むことも・・
(
高樹のぶ子
)
2010-09-21 23:15:02
尖閣諸島の中国とのトラブルは、アタマを抱えてしまいますね。
なまじ油田などあるから・・
領土問題は、数字などで妥協出来ないので。
日本は19世紀末に日本の領土と決めて、その後アメリカが支配していて、日本に返還されたのだから、日本の領土でしょう。実効支配もしているようですし。
中国と日本とは、根本のところで「信用」がない。日本人には強大化する中国への潜在的な恐怖と嫌悪が在る一方で、中国には戦争中のトラウマと現在の経済力への奢りがあるのかな。
アジアの他の国々を、どう味方にできるか。
対外的な説得力!
サイアの精神は、これからですね。
?
(
木蓮
)
2010-09-22 00:17:36
「アジアの他の国々を、どう味方にできるか。」
ということは、「敵」が存在するということになりますが。。。
混乱しています。
言葉を職業になさる先生の文章ゆえ、生じた疑問です。
困ったもんです
(
かなた
)
2010-09-22 00:21:26
本当に、まだまだこれからですね。
政治が硬直していると、文化を持ってしても無力感はありますが、いつか人の想いは政治を超えることが出来るんじゃないかって……信じたい。
これからです。
SIA-DAY初参加
(
夢の中へ
)
2010-09-22 00:58:33
全10回のSIAお疲れ様でした。
(当日は本当にお疲れのようでしたね)
余韻を感じながら、もう次のステップに踏み出されておられるのでしょうね。
会場での雰囲気も全身で感じてみたかったので、この度初めて参加させていただきました。
多くの皆様の熱意の賜物であることもひしひしと伝わってまいりました。
思い起こせば、1999年に、外務省の小和田様のお話(文藝春秋とNHK)に触発され、文学について再認識されたところでした。
ちょうど、20日間程度のNZ派遣が控えていましたので、民族性や世界観を把握するために、同国の文学作品、世界初の女性参政権の国でしたので、特に女流文学を探してみたのですが、日本では難しいようでした。映画の「ピアノ」を見たくらいでした。アジアの国々についても同様でしょう。
このような事業は、外務省かジェトロなどで進められるものと考えていましたところ、九州大学のSIA事業に出会い、衝撃と大きな期待を抱きました。
このたびのSIA事業で掘り起こしてこられました作品や作家を通じて、アジアの国々や民族の宗教観や世界観が理解できるような作品紹介を是非続けていっていただくことを希望します。
最近海外事業の受注で負け続けているのも、(双方向の)コミュニケーション能力に問題があるのではないかと危惧を感じています。外交(平和と国益)はもちろん事業や商品企画等においても強力な武器になると思います。より強かに。
《さて、内容紹介はどなたかにお願いするとして、感想を少々》
最後の地に、「バリ島」を選ばれたのは流石ですね。
すべてのものに神を感じ、先祖を信仰の対象とする日本との共通性。
そして、「二元論」的世界観としてご説明は特に印象に残りました。
同じヒンドゥー教社会でも
インドでは、「0の概念」:対立的な二元性。
バリでは、「中庸・中立・中和」:並列的な要素の二元性。
これらは、湿度の影響でしょうか。
このようなバリの文化には、シバ神の居場所がなかったのか、同化してしまったのでしょうか。
民族の世界観という前提が異なると、宗教も変性してしまうのですね。
また、女性が宗教を支えているとのことでした。
バリには女人禁制はないのでしょうか?
「男」と「女」が、並列的な二元性の要素になっているのでしょうか?
二元論的世界観とともに、科学も宗教も人間のために存在する創造物として、人間が大切にされる社会のような気がします。
人に優しいという文化の「匂い」が、人々(特に日本人)を引き寄せるのでしょうか。
西欧化され過ぎた現在の日本に失われつつある文化でしょうか。
一神教的感覚で、異教徒や抵抗勢力を作って、対立的な構造を作ることは、一般の人々にとって面白く、分かりやすいし、求心性・共感性を抱かせることを容易にします。(特に、マスコミや政治家)
もともと日本もバリと同じような世界観・民族性ではなかったのかなと思います。
「国会のねじれ」も、マスコミの煽りに載せられることなく、国家目的に向けて、政策の多様性と議論の機会が増えたことをメリットとして活用出来るような取り組みが望まれます。
社会の変化がますます激しくなっておりますが、「不易流行」、残していくべき文化の匂いを嗅ぎ取りながら、身近なところから、日本らしさを守って生きたいと思います。
本当に、この度は参加(小旅行になりましたが)できてよかったと、今も余韻に浸っております。感謝!(当たるとは思っていませんでした)
追伸:クッカバラ様へ
「文学の香り」については、自分で考えています。ご意見がございましたらご教示ください。
敵
(
夢の中へ
)
2010-09-22 01:11:24
木蓮様へ
外交的には「敵」と考えるのが正しいと思います。
クラウゼヴィッツの言うように、戦争は政治の一形態であるし、「外交」は武器を使わない戦争です。人間愛や相互理解は無力です。
しかし、全国民がそのように考えると戦前の全体主義国家になってしまいます。国民レベルでは、民族間の相互理解が必要です。
政治や外交の行き過ぎに、国民レベルでブレーキをかけるところに、国際交流の意義があると思います。
敵
(
高樹のぶ子
)
2010-09-22 01:32:24
相手国を敵だと考えたとたん、外交の負けですね。
味方、というのは、「理解とシンパシーを得る」ということです。「あの日本の言うことは、正しい」と思ってもらえることです。案外これが、じわじわと効いてくるのでは・・
いずれにしても、出口戦略が無くてはならない。
船長さんは、日本の法に照らして、「起訴猶予」相当として、粛々として返す、それが良いのでは??
ビデオは早く公開するべきです。
哨戒機がブンブン飛んでいて、万一事故でも起きたり、よもや逆に日本漁船が拿捕されたりしたら、糸がもつれます!
SIAにおいて。
(
木蓮
)
2010-09-22 01:34:47
国連総会開催。今NYは、各国の首脳、オバマ大統領を迎えるにあたり、制服、私服の警官であふれています。
異文化、異国交流の難しさは、肌身で感じています。同時に、人と人は、輝く樹々や、渡る風、青く冴える満月、、、そんな恩恵や壮美をわかちあう時には、自然に心と心で微笑みあい、思いやりあえることも知っています。
自身は、日本の経済力と、日本で礎かれた教養でもって、同盟国で生活しています。強く日本国を意識し、誇りもあります。駐在員は大なり小なりのナショナリストです。
だからこそ、SIAという、文学交流の立ち位置においては、「国」という概念にたっての発信が不自然に思えたのです。
外交は、対峙国、第三者国、世界史の潮流などだけでなく、自国の世論をも計算しての、高度な舵取りです。
SIAは国家予算によるプロジェクトの発信です。先生のコメントの主旨は、わかりますが、他国について語られるときには、より精査された言葉を望みます。あおられた世論は、外交の大きな障害となるのですから。
()
↑
(
木蓮
)
2010-09-22 01:40:21
夢の中へさん、高樹先生のコメント読まずに送信したものです。
平仄合わない箇所あり、すみません。
国家とサイア
(
高樹のぶ子
)
2010-09-22 01:51:49
木蓮さんは、とても意義のあることをおっしゃっていますね。
確かにそのとおりですね。
サイアはもちろん、小説を中心にした「個人」の心の情報です。
けれど、その「心」にたどり着くために、どれほど「国家」を意識しないではいられなかったか・・・「国家」を超えなくては個人にたどり着けない国もあれば、そんな苦労なく、個人の心に触れることが出来る国もあったり・・
とりわけ、中国や台湾は、苦労がありました。
もう済んだことですが、訪問国の順番を変えざるを得ない事情もおきました。
私の目指す理想を実現するには、国家意識の壁をどうくぐり抜けるか・・
けれど、地球には「自分と同じ個人しか存在しない」という考え方の理想を、崩したくはないです。
Unknown
(
木蓮
)
2010-09-22 01:54:23
夢の中へさん、御意!先生、御意!
う~ん
(
かなた
)
2010-09-22 02:05:59
テレビじゃ、あんま敵とかいう言葉を使って議論しませんけど、軍事力を持って対峙すればそれ即ち敵国です。
北方領土はロシア、竹島は韓国に、それぞれ武力によって侵略されています。それを目の前で見ている中国が、尖閣は中国だと近年言い始め、軍備は増強を続けています。
テレビでは「敵」という言葉を使わないように配慮しているだけで、仮想敵国を定めているからこそ、各国の軍隊や同盟というのは成立しているんですよ。敵がいなければ、軍隊も同盟もいらないんですから。実態は「敵」在りきなんです。
今は先進国どうしの軍事衝突は回避していますが、外交と言葉を代えているだけで、その背景には軍事力が厳然として在ります。
世界中の政治家が「国益」と口にする現在は、詰まるところ「国益」なるものの奪い合いをしているのが事実でしょう。
理想の未来は、今の政治では成し得ないと思います。
文化が国境を越えた時、人の心が政治を超えた時、わたしたちの世代では実現出来ないかも知れませんが、未来の子供達の為に一歩でも理想の方角へ踏み出す事で、いつか在る可き未来へ近づくのだと信じています。
サイアという一歩を
ここにある理想
(
木蓮
)
2010-09-22 05:00:31
外交は、理想と現実をがっちり両手で握手しながら遂行するもの。一国民としては、一線に立たれる方々が、前門後門の虎狼に挟まれながらも、勇気と初志を貫けるように、どう支援すべきかを考えています。
いつか、先生がこちらで言及された「光と影」。
それはそのまま、「理想と現実」に置き換えられるんだ、と思えた時に、勇気が全身を貫きました。理想も現実も今ここにある。そう確信できるから、悲惨な現実を見据えられる。逃げないでいられる。
今世界では、国と国以上に、国ではない、軍事力保有勢との対峙に苦しんでいます。国家間なら、まがりなりにも国連が機能する。それすらもない、まさに「うわばみ」との闘いです。その世界図のなかで、アジアをみていくことが大切ではないでしょうか。もちろん、隣「国」の脅威は、心得ているつもりです。
アジアにおいてはね、「国」ってさぁ、欧米が統治の為に押しつけた概念なんだよね~。
これは、SIAオフ会でえた視点。ぬえを一匹(だけ)やっつけた気がしました。
考えてることを、わかってもらえる文章にするのって、難しいです。いつも脈絡なくてごめんさない。
でも、和するためには、ぶつかり合うことを怖がってはいけないと思います。「~が~すること」を嫌うことはありますが、「~する人」だからといって、即その人を嫌にはなりません。
「人間」が好きです。だから、いつまでたっても、文学の周辺をうろつき、SIAに惹かれてやまないのかもしれません。
おはようございます
(
かなた
)
2010-09-22 05:22:42
たぶんね、みんな同じ事を言おうとしてるんだと思います(笑)
敵って言葉は嫌だけど、現実を知らないと正しい選択は出来ないと思うから書いてみました。
有識者が敵って言葉を使わないようにしてるから、国民は「世界中の政治家が敵国を想定して政治をやっている」現実を知らないのではないかと思ったのです。
使う可きです。そして知る可きです。そしてそれは間違っているのだと世界中の国民が共通認識を持ち得たら、世界は変わるんじゃないでしょうか。
そしてそして、それを実現出来るのは、はなっから敵国在りきの政治でも利権争いの絶えない経済でもなくて、文化交流なんじゃないかなあ~って思ってます。
そう、同じこと(笑)
(
木蓮
)
2010-09-22 07:21:46
民は、「世界中の権力者が敵を想定して権力を行使している」現実を知るべきだと思います。
なんて、言い換えてもOKしてくださいね。
すみません、ついつい大陸目線で、今は、国対国だけではない時代へと、大きく変遷しようとしている、だから余計怖いんだ、という認識を共有したくて。。
この史観の中で、取るべき立ち位置を探っているのだと思います。
最近の日本の雰囲気を知らないので、空回りしていたら、ごめんなさい。
国益をめぐる争い
(
昭和のマロ
)
2010-09-22 07:28:40
尖閣諸島問題は、30年前、日中友好条約が締結される前にも起きています。
中国側は鉄砲を装備した漁船百隻で示威行為をしました。
もともと外交には<ダメモト戦術>というのがあるんです。
ことに領土問題はそうです。後に係争になったときのために自らの主張を留保しておこうというのです。
国家権益の奪い合いというものはしょせん弱肉強食の論理に支配されているのです。
香港返還交渉のときサッチャー英首相が中国の最高権力者小平に「もし香港で住民投票してイギリスに残りたいという結論になったらあなたはどうしますか」と、もし彼が何らかの妥協をしたらしめたものとふっかけたんです。
すでに事務レベルでは決定していたのに。
しかし、対応した小平もさる者でした。
敢然と「香港に人民解放軍を進駐させる」と答えました。
今回のケースでも事を荒立てているのは中国側で、今後資源開発が予想される場合に備えて彼らは<小日本>に揺さぶりをかけているんです。
これからの日本の対応が問われるところです。
問題は彼らの軍事費の増大でしょうね。
いったいなんのために軍備を拡張しているのか、周辺国を巻き込んで抗議の論陣を張ることが求められるところです。
格差
(
Gc
)
2010-09-22 09:34:30
中国にとって今回の尖閣諸島問題は、対外的な事よりも中国国内の政府に対する不満が爆発した、暴動へと移行するのではないかとの心配が大きいのではないでしょうか。
日本に対する強固に見える措置はポーズに近いものだと思います。
中国国内の報道は政府が暴動へと移行しないようにコントールしている様子ですが、昨今のネット社会でどこまで操れるかが問題でしょう。
近年の中国の軍備の増強や、アメリカがサイパンに大型無人偵察機を配置するなど、きな臭い動きがとても怖いです。
あわわ
(
かなた
)
2010-09-22 12:00:42
そうそう、同じ事言ってたよね。深夜のマジックかしら。
外交防衛の話におもいっきりシフトしてますね(笑)
各国の国民が個々の意識を理想に向けて、共通認識を持つには文化交流でしかないんじゃないかなあって事と、それがサイアの意義でもあるよねえって話じゃなかったっけ(汗)
サイトでも意識の共有は難しいんですから、現実社会での文化交流がどれだけ難しいことか、高樹先生のご苦労が目に浮かびます。ファイト!
異床同夢、ってことで。
(
木蓮
)
2010-09-23 00:39:10
突き詰めれば、人は皆、権力者も「敵」も、形は違えど同じ夢を描いている。。。私ごときの小さな文化交流でも、挫けそうな時には、ここに立ち戻るようにしています。
同時に、他人の幸せを奪ってはいなくとも、現状が、他人の奪われた幸せによって成り立ってることも、忘れずにいたい。
そして、権力者や敵も、同じ夢を分かち合うために、献身している姿を想像しています。うわばみに飲み込まれないようにがんばっている姿です。
SIAを思いつつ、かなたさんを想像しつつ、BALI BLUE MOON coffeeの香りを楽しみながら、つらつらと。ちょうど先週末、インドネシア出身の知人を招くにあたって、フェアトレードと信じて、買ったものです。豊満で滑らかな香りです。
むふ
(
かなた
)
2010-09-23 02:23:17
フェアトレード。良い言葉ですね。
自分の方が、ちょっとおまけしてあげられるくらい心に余裕があればもっと良いですよね。むふ。
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天下の九大に、そのようなセンターが設立されて、地元のテレビ局とタイアップ、アクティブに立体的に活動していたこと、それが世界中にも発信されていたこと、嬉しく思います。
(アメリカの、アジアを扱った企画はやはり、どうしても同じ目線ではないような感じがして。しかし、SIAは、東南アジアの方々の目線に出来うる限り合わせようとしていた、レスペクトが感じられて嬉しかったです)
一見「お堅い」印象の「大学」という所が(知の砦?)SIAのような企画を持ったこと、素晴らしい試みです。
九州は東南アジアが近い。
福岡には沢山の、フィリピンから出稼ぎのような人、台湾からの買い物客等も多いけれど、かといって、住民が草の根的に、彼らを理解しようというような意識は希薄でした。
私の、福岡で知り合ったフィリピンの女性も今頃どうしているものか、、。
(そういった、彼、彼女らは、福岡で「道を極めてる人」たちと密接につながってたりする、、、)
そういった、市井の人に近づいて行って、東南アジア各地の空気まるごと届けて下った高樹先生、九大(?ですよね?)、RKBスタッフさん方、SIA会の関係者さまがた、長い間お疲れ様でした!
毎回の準備に趣向を凝らし、舞台裏を支えるスタッフの皆さん一人一人の心意気、そういったものを先生の記事を読んで感じました。
一度も参加は叶わなかったのですが、見たり、聞いたり、話したり、触ったり、味わったり、五感を働かせて感じるだろうバリ島の世界を、ぎゅーっと凝縮した1日に仕上げた、それがSIA-DAYなんでしょうね。
今後の作品の発表、お知らせなども楽しみにしています!!
九大の先生方をはじめRKBの面々などSIAを支えた主だった方々を紹介され、遂にここまできたという安堵感やら達成感を聴衆も一緒に味わえた大団円でした。
とても素晴らしいラストでした。
バリというのも良かった。前回のインドだったらなんとなくこんな雰囲気は出なかったような気がします。
確か養老孟司さんの講演会で、自分はみなさんの意識をなくすことができると言っていた。面白くない講演で聴衆が寝てしまうというもの。
今回のSIAは前回同様3部構成。参加者の年齢が比較的高いような気がした。
昼食後で、暗い会場、心地よい朗読。中身は面白かったのだが、環境が良すぎて、2部くらいで、かなりの聴衆が意識をなくしていた。寝息が前後から聞こえてきた。贅沢な意識喪失。もうこういう機会がなくなると思うと寂しい。
それにしてもお疲れさまでした。このプロジェクトが生んだ、トモスイ。WEB-SIAで知り合った方々との交流もとても新鮮でインスパイアされました。
高樹先生ありがとうございました。
SIAは、これからの日本の重要なテーマです。
素晴らしい果実のおすそ分けを期待しています。
ご奮闘に敬意です。
でも、よく考えると、アジアの諸国に対しては南が玄関で、台北は裏口だということがわかりました。
それからは、どうしても日本、東京からものをみてしまう習性を、自分で制するようになりました。日本の玄関は東京ではなく、九州なんだと認識するようになったのも、その頃からです。
I知事に申し上げなくては・・・
「ムーヴ」の放送や、先生の短編のアップなどを期待すると同時に、先生の更なるご活躍を心からお祈り致します。
しかし文化はそんな壁を軽々と飛び越えて行けると思います。
高樹先生には、そんなしがらみや、物的だけではない心的な国境すらも、ひらりと飛び越えて羽ばたき続けて欲しいと願って止みません。
これからも先生の新著を楽しみにしながら生きて行きます。
高樹先生、関係者様、参加者様、皆様本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございます。
最近一気に涼しくなりましたね
夏が終わるもやっぱ寂しいです
風邪の引きやすい時期なので、
気をつけて仕事頑張って下さい
単なる報告会といったものではなく演劇の舞台を拝見させて頂いた気分です。
全ての演出にプロの凄さを感じました。
バリについては、ダンサー姉妹の妹さんがおっしゃった、「人の為になるのなら」の言葉が心に残りました。
真実はとてもシンプルなところにあるんだろうなと思いました。
そして、それがバリの精神そのものなのだろう、とも思いました。
光子ちゃんに手渡しでおやつを貰えて嬉しかったです。
あと先生のグロスがキラキラと素敵でした。
たったの一度でしたが高樹さんの「SIA」の空気に接することが出来て良かったと思っています。
最終回に参加出来なかったことは本当に残念でしたが。。
高樹さんの感性が様々な人たちの心に波紋を呼ぶ、、
人々に影響力のある作家さんだということなのでしょうね。
「甘苦上海」は、
正直新聞で追いかけてはみたものの私の中では「さらり」と通り過ぎていった小説なのでしたが、
私はそれ以上に心にグサッ!っときた高樹さんの小説が他に沢山あります。
それだけで充分!高樹さんの世界を楽しませていただいております。
長かったでしょう~(いや?短かったでしょうか???)5年間の「SIA」を終えられて・・・
再び高樹さんが別の世界に繋がり広がることを期待(楽しみに)しております。
高樹さんの華奢なお姿からは想像できないバイタリティーをこれからも私たちに届けてくださいね♪♪
最終回の充実感をしっかりと私もいただきました。。
ありがとうございました。
300の民族集団と250の言語が存在する(失われつつある)国インドネシア。バリ語が消えて行くバリ島。
「言語が失われる」。グローバリゼイジョンに覆われ、自分たちにしか通用しない言葉は失せていく。言語とは何だろう。国とは何だろう。私が私であらしめるのに、それらはどう作用しているのだろう。グローバリゼイションは是か非か。その流れの中で、どうあるべきか。
トークブログを再視聴し、苔むす匂いを感じながら、考えに沈みました。
高樹先生をして「知の砦」と表現さしめる九大。旧帝大への尊称と理解しつつも、ユニバーシティやカレッジが、市民生活と隣接し、「知の宝庫」を分かち合いながら、学問を追及している様とつい比べ、日本の大学の閉ざされた様子を思ってしまいました。そして、九大は、それを打破し発展(しようと)している。期待しています。
なまじ油田などあるから・・
領土問題は、数字などで妥協出来ないので。
日本は19世紀末に日本の領土と決めて、その後アメリカが支配していて、日本に返還されたのだから、日本の領土でしょう。実効支配もしているようですし。
中国と日本とは、根本のところで「信用」がない。日本人には強大化する中国への潜在的な恐怖と嫌悪が在る一方で、中国には戦争中のトラウマと現在の経済力への奢りがあるのかな。
アジアの他の国々を、どう味方にできるか。
対外的な説得力!
サイアの精神は、これからですね。
ということは、「敵」が存在するということになりますが。。。
混乱しています。
言葉を職業になさる先生の文章ゆえ、生じた疑問です。
政治が硬直していると、文化を持ってしても無力感はありますが、いつか人の想いは政治を超えることが出来るんじゃないかって……信じたい。
これからです。
(当日は本当にお疲れのようでしたね)
余韻を感じながら、もう次のステップに踏み出されておられるのでしょうね。
会場での雰囲気も全身で感じてみたかったので、この度初めて参加させていただきました。
多くの皆様の熱意の賜物であることもひしひしと伝わってまいりました。
思い起こせば、1999年に、外務省の小和田様のお話(文藝春秋とNHK)に触発され、文学について再認識されたところでした。
ちょうど、20日間程度のNZ派遣が控えていましたので、民族性や世界観を把握するために、同国の文学作品、世界初の女性参政権の国でしたので、特に女流文学を探してみたのですが、日本では難しいようでした。映画の「ピアノ」を見たくらいでした。アジアの国々についても同様でしょう。
このような事業は、外務省かジェトロなどで進められるものと考えていましたところ、九州大学のSIA事業に出会い、衝撃と大きな期待を抱きました。
このたびのSIA事業で掘り起こしてこられました作品や作家を通じて、アジアの国々や民族の宗教観や世界観が理解できるような作品紹介を是非続けていっていただくことを希望します。
最近海外事業の受注で負け続けているのも、(双方向の)コミュニケーション能力に問題があるのではないかと危惧を感じています。外交(平和と国益)はもちろん事業や商品企画等においても強力な武器になると思います。より強かに。
《さて、内容紹介はどなたかにお願いするとして、感想を少々》
最後の地に、「バリ島」を選ばれたのは流石ですね。
すべてのものに神を感じ、先祖を信仰の対象とする日本との共通性。
そして、「二元論」的世界観としてご説明は特に印象に残りました。
同じヒンドゥー教社会でも
インドでは、「0の概念」:対立的な二元性。
バリでは、「中庸・中立・中和」:並列的な要素の二元性。
これらは、湿度の影響でしょうか。
このようなバリの文化には、シバ神の居場所がなかったのか、同化してしまったのでしょうか。
民族の世界観という前提が異なると、宗教も変性してしまうのですね。
また、女性が宗教を支えているとのことでした。
バリには女人禁制はないのでしょうか?
「男」と「女」が、並列的な二元性の要素になっているのでしょうか?
二元論的世界観とともに、科学も宗教も人間のために存在する創造物として、人間が大切にされる社会のような気がします。
人に優しいという文化の「匂い」が、人々(特に日本人)を引き寄せるのでしょうか。
西欧化され過ぎた現在の日本に失われつつある文化でしょうか。
一神教的感覚で、異教徒や抵抗勢力を作って、対立的な構造を作ることは、一般の人々にとって面白く、分かりやすいし、求心性・共感性を抱かせることを容易にします。(特に、マスコミや政治家)
もともと日本もバリと同じような世界観・民族性ではなかったのかなと思います。
「国会のねじれ」も、マスコミの煽りに載せられることなく、国家目的に向けて、政策の多様性と議論の機会が増えたことをメリットとして活用出来るような取り組みが望まれます。
社会の変化がますます激しくなっておりますが、「不易流行」、残していくべき文化の匂いを嗅ぎ取りながら、身近なところから、日本らしさを守って生きたいと思います。
本当に、この度は参加(小旅行になりましたが)できてよかったと、今も余韻に浸っております。感謝!(当たるとは思っていませんでした)
追伸:クッカバラ様へ
「文学の香り」については、自分で考えています。ご意見がございましたらご教示ください。
外交的には「敵」と考えるのが正しいと思います。
クラウゼヴィッツの言うように、戦争は政治の一形態であるし、「外交」は武器を使わない戦争です。人間愛や相互理解は無力です。
しかし、全国民がそのように考えると戦前の全体主義国家になってしまいます。国民レベルでは、民族間の相互理解が必要です。
政治や外交の行き過ぎに、国民レベルでブレーキをかけるところに、国際交流の意義があると思います。
味方、というのは、「理解とシンパシーを得る」ということです。「あの日本の言うことは、正しい」と思ってもらえることです。案外これが、じわじわと効いてくるのでは・・
いずれにしても、出口戦略が無くてはならない。
船長さんは、日本の法に照らして、「起訴猶予」相当として、粛々として返す、それが良いのでは??
ビデオは早く公開するべきです。
哨戒機がブンブン飛んでいて、万一事故でも起きたり、よもや逆に日本漁船が拿捕されたりしたら、糸がもつれます!
異文化、異国交流の難しさは、肌身で感じています。同時に、人と人は、輝く樹々や、渡る風、青く冴える満月、、、そんな恩恵や壮美をわかちあう時には、自然に心と心で微笑みあい、思いやりあえることも知っています。
自身は、日本の経済力と、日本で礎かれた教養でもって、同盟国で生活しています。強く日本国を意識し、誇りもあります。駐在員は大なり小なりのナショナリストです。
だからこそ、SIAという、文学交流の立ち位置においては、「国」という概念にたっての発信が不自然に思えたのです。
外交は、対峙国、第三者国、世界史の潮流などだけでなく、自国の世論をも計算しての、高度な舵取りです。
SIAは国家予算によるプロジェクトの発信です。先生のコメントの主旨は、わかりますが、他国について語られるときには、より精査された言葉を望みます。あおられた世論は、外交の大きな障害となるのですから。
()
平仄合わない箇所あり、すみません。
確かにそのとおりですね。
サイアはもちろん、小説を中心にした「個人」の心の情報です。
けれど、その「心」にたどり着くために、どれほど「国家」を意識しないではいられなかったか・・・「国家」を超えなくては個人にたどり着けない国もあれば、そんな苦労なく、個人の心に触れることが出来る国もあったり・・
とりわけ、中国や台湾は、苦労がありました。
もう済んだことですが、訪問国の順番を変えざるを得ない事情もおきました。
私の目指す理想を実現するには、国家意識の壁をどうくぐり抜けるか・・
けれど、地球には「自分と同じ個人しか存在しない」という考え方の理想を、崩したくはないです。
北方領土はロシア、竹島は韓国に、それぞれ武力によって侵略されています。それを目の前で見ている中国が、尖閣は中国だと近年言い始め、軍備は増強を続けています。
テレビでは「敵」という言葉を使わないように配慮しているだけで、仮想敵国を定めているからこそ、各国の軍隊や同盟というのは成立しているんですよ。敵がいなければ、軍隊も同盟もいらないんですから。実態は「敵」在りきなんです。
今は先進国どうしの軍事衝突は回避していますが、外交と言葉を代えているだけで、その背景には軍事力が厳然として在ります。
世界中の政治家が「国益」と口にする現在は、詰まるところ「国益」なるものの奪い合いをしているのが事実でしょう。
理想の未来は、今の政治では成し得ないと思います。
文化が国境を越えた時、人の心が政治を超えた時、わたしたちの世代では実現出来ないかも知れませんが、未来の子供達の為に一歩でも理想の方角へ踏み出す事で、いつか在る可き未来へ近づくのだと信じています。
サイアという一歩を
いつか、先生がこちらで言及された「光と影」。
それはそのまま、「理想と現実」に置き換えられるんだ、と思えた時に、勇気が全身を貫きました。理想も現実も今ここにある。そう確信できるから、悲惨な現実を見据えられる。逃げないでいられる。
今世界では、国と国以上に、国ではない、軍事力保有勢との対峙に苦しんでいます。国家間なら、まがりなりにも国連が機能する。それすらもない、まさに「うわばみ」との闘いです。その世界図のなかで、アジアをみていくことが大切ではないでしょうか。もちろん、隣「国」の脅威は、心得ているつもりです。
アジアにおいてはね、「国」ってさぁ、欧米が統治の為に押しつけた概念なんだよね~。
これは、SIAオフ会でえた視点。ぬえを一匹(だけ)やっつけた気がしました。
考えてることを、わかってもらえる文章にするのって、難しいです。いつも脈絡なくてごめんさない。
でも、和するためには、ぶつかり合うことを怖がってはいけないと思います。「~が~すること」を嫌うことはありますが、「~する人」だからといって、即その人を嫌にはなりません。
「人間」が好きです。だから、いつまでたっても、文学の周辺をうろつき、SIAに惹かれてやまないのかもしれません。
敵って言葉は嫌だけど、現実を知らないと正しい選択は出来ないと思うから書いてみました。
有識者が敵って言葉を使わないようにしてるから、国民は「世界中の政治家が敵国を想定して政治をやっている」現実を知らないのではないかと思ったのです。
使う可きです。そして知る可きです。そしてそれは間違っているのだと世界中の国民が共通認識を持ち得たら、世界は変わるんじゃないでしょうか。
そしてそして、それを実現出来るのは、はなっから敵国在りきの政治でも利権争いの絶えない経済でもなくて、文化交流なんじゃないかなあ~って思ってます。
なんて、言い換えてもOKしてくださいね。
すみません、ついつい大陸目線で、今は、国対国だけではない時代へと、大きく変遷しようとしている、だから余計怖いんだ、という認識を共有したくて。。
この史観の中で、取るべき立ち位置を探っているのだと思います。
最近の日本の雰囲気を知らないので、空回りしていたら、ごめんなさい。
中国側は鉄砲を装備した漁船百隻で示威行為をしました。
もともと外交には<ダメモト戦術>というのがあるんです。
ことに領土問題はそうです。後に係争になったときのために自らの主張を留保しておこうというのです。
国家権益の奪い合いというものはしょせん弱肉強食の論理に支配されているのです。
香港返還交渉のときサッチャー英首相が中国の最高権力者小平に「もし香港で住民投票してイギリスに残りたいという結論になったらあなたはどうしますか」と、もし彼が何らかの妥協をしたらしめたものとふっかけたんです。
すでに事務レベルでは決定していたのに。
しかし、対応した小平もさる者でした。
敢然と「香港に人民解放軍を進駐させる」と答えました。
今回のケースでも事を荒立てているのは中国側で、今後資源開発が予想される場合に備えて彼らは<小日本>に揺さぶりをかけているんです。
これからの日本の対応が問われるところです。
問題は彼らの軍事費の増大でしょうね。
いったいなんのために軍備を拡張しているのか、周辺国を巻き込んで抗議の論陣を張ることが求められるところです。
日本に対する強固に見える措置はポーズに近いものだと思います。
中国国内の報道は政府が暴動へと移行しないようにコントールしている様子ですが、昨今のネット社会でどこまで操れるかが問題でしょう。
近年の中国の軍備の増強や、アメリカがサイパンに大型無人偵察機を配置するなど、きな臭い動きがとても怖いです。
外交防衛の話におもいっきりシフトしてますね(笑)
各国の国民が個々の意識を理想に向けて、共通認識を持つには文化交流でしかないんじゃないかなあって事と、それがサイアの意義でもあるよねえって話じゃなかったっけ(汗)
サイトでも意識の共有は難しいんですから、現実社会での文化交流がどれだけ難しいことか、高樹先生のご苦労が目に浮かびます。ファイト!
同時に、他人の幸せを奪ってはいなくとも、現状が、他人の奪われた幸せによって成り立ってることも、忘れずにいたい。
そして、権力者や敵も、同じ夢を分かち合うために、献身している姿を想像しています。うわばみに飲み込まれないようにがんばっている姿です。
SIAを思いつつ、かなたさんを想像しつつ、BALI BLUE MOON coffeeの香りを楽しみながら、つらつらと。ちょうど先週末、インドネシア出身の知人を招くにあたって、フェアトレードと信じて、買ったものです。豊満で滑らかな香りです。
自分の方が、ちょっとおまけしてあげられるくらい心に余裕があればもっと良いですよね。むふ。