昔、音楽の時間に「小さな木の実」というのが教科書にあったことをふと思い出し、検索してみた。元々はみんなの歌だったんだね。で、歌詞もあったり、動画もあったり。で、歌詞を見ながら動画を見たら、上の娘が手術するために入院した日のことを思い出した。その日の午前中は妻が必要な荷物を纏めるため、上の娘の面倒を見ていた。始めは庭でシャボン玉をやっていたのだが、すぐに液が無くなってしまい、仕方がないので散歩に連れ出した。裏の山の近くまで行くとドングリが落ちていて、上の娘は楽しそうに拾い集めていた。そのドングリを家に持って帰ってきたのだが、病院にも持って行きたいと言いだした。そこで一つは持たせて、残りは帰ってきたときに遊べるように家においておこうと納得させた。これは上の娘はちゃんと帰ってきて、またこの家で遊べるんだという、私自身へのおまじないでもあった。そんなことを思い出しながら歌を聴いていたら、ついつい涙腺が緩くなってしまった。歌詞は息子なんだけどね。
秋になると感傷に耽るようになるなぁ。ということで季節のせいにしておこう。
で、今現在の娘sはというと、相も変わらず姦しい。