tanakaの戯言

日常雑記とエッセイなど。更新ペースは非常に緩いです。申し訳ありません。
小説は『クランチマガジン』等に移転しました。

ザ・グッバイについて少しばかり語らせて下さい

2015-08-27 01:02:10 | 音楽
「ザ・グッバイ」というバンドをご存知だろうか?

今から30年ほど前にスマッシュヒットを飛ばしたジャニーズ系のロックバンドである。
中心的な存在は、有名な野村義男さん。いわゆるヨッちゃんである。

自分は特にグッバイ通という訳じゃないので、コアファン面をしてグッバイを語ることはできない。しかし今日は何となくグッバイを語りたい気分なので、少しばかり語らせて下さい。

まあ気分と言ってもきっかけはあるのである。先日押入の整理をしていたら、ザ・グッバイのLPを1枚発掘したのだ。タイトルは「ALL YOU NEED IS・・・ グッバイに夢中!」
懐かしさがこみ上げた。これは俺自身が買ったレコードである。姉妹のものなどではない。
超久々に聴いてみた。全曲通しで。なにこれ、結構悪くないじゃん。てな感じで、意外なことに今の俺でも楽しめた。

ちなみに俺はたのきん世代というほどのおっさんではないw しかし、俺は十代の少年の頃からいわゆる昭和歌謡マニア的な性向を持っていた。半田健人氏の同類である。
当時人気だったTVの歌番組のスペシャル版などを見て、刺激を受けた少年時代の俺は、よく中古レコード屋に繰り出し、男女の別なく色々な昭和歌謡のレコードを買い漁っていた。
その頃手に入れた物のうちの一枚が、このザ・グッバイのLPだったのだ。

俺の目当ては、おそらくグッバイ最大のヒット曲、「にくめないのがニクイのサ」だった。シングルが見つからなかったのでアルバムを買ったのだろう。それ以外の収録曲は殆ど聴かなかったように思う。結局グッバイに関して買ったレコードはこれ1枚だけだったかもしれない。もう1枚買ったような気もするのだがはっきり覚えてない。ま、その程度の関わりだったのだ。
だが、「にくめないのがニクイのサ」だけはよく聴いた。かなりのお気に入りだった。のちにカラオケの十八番の一つにもなった。

しかしこのグループ、「グッバイ」なんていう、ある意味縁起の悪い語句をよくバンド名にしたものだと思う。いやもちろん、響きはかっこいいんですけどねw

今回アルバムを再聴して、収録曲に「摩訶WHO SEE議」というものがあってちょっとウケた。作詞は野村さん。ヨッチャン氏はシャレの効いた御仁であるようだ。

現在のヨッチャンが高名なギタリストだということは知っていた。私生活での男気あふれるエピソードなども幾つか知っている。ヨッチャンは、アイドル出身のアーティストの中で一番いい年のとり方をしているように思える。

ネットでグッバイのことを調べてみたら、再結成して最近でも活動していることを知った。ただ残念なことに、ベースの方が最近亡くなられてしまったようだが・・・。ご冥福を祈ります。

これを機に、グッバイ再結成後のアルバムを買ってみようかな、なんて思った。
最後に。「にくめないのがニクイのサ」は素晴らしい名曲です。オススメですよー!





バイパーⅡは漢の浪漫を体現したマシンである

2015-08-26 00:58:29 | ゲーム
「バーチャロン」シリーズを知らない方はスルーして下さい。

バーチャロンフォースで、マイザーを使っていて思うことがある。
なんか違うんだよなぁ、と。

この感覚は、フォースの前作、「オラタン」のサイファーを使っていた頃から感じていたことでもある。
マイザー・サイファー。紙装甲の最軽量級機体であるこの「バイパー系列」機を、俺はずっとメインで使ってきた。理由は単純で、カッコイイからだ。外見も、戦闘スタイルも。
この機体系列の売りは、軽量ボディを最大限に生かした空中戦である。地上戦においてもかなりの高機動を誇る、スピード勝負のバーチャロイドだ。とにかく装甲が薄いため、数回の被弾が命取りになる。ゆえに、その機動力で敵の攻撃を避けまくることが前提となるのだ。

この系列の元祖は、初代バーチャロンの「バイパーⅡ」。元祖だがⅡだ。バイパーⅠは設定だけの存在で、ゲームには登場しない。
Ⅰは欠陥機という設定で、その欠陥を改修し実用レベルにしたのがバイパーⅡということになっている。

で、いったい何が違うのかという話だが、元祖のバイパーⅡと、後継機のサイファー・マイザーとでは、操作におけるフィーリング的なものがだいぶ違うのである。
機体特性や基本武装といったコンセプトは変わってないのに、プレイ感覚はけっこう違う。少なくとも俺はそう思う。

まあ同シリーズと言えども、作品が代替わりすればテイストが変わるのはむしろ普通のこと。バーチャロンにおいては、ゲーム全体のスピード感も変わったし、様々な新要素も追加された。それはそれでいい。問題は、バイパーⅡを操る楽しさに比べると、マイザーら後継機は使っていていまいち楽しくないことなのだ。じゃあ使うなというツッコミは勘弁して頂きたい。あくまで比較すればの話で、サイファー・マイザーにも勿論魅力はある。

だが他の機体系列では、後継機になって面白さが目減りしたということはないと思う。これはバイパー系列に特有の問題なのだ。
原因はまず、オラタンから導入された「空中ダッシュ」にある。これは文字通り空中で地上と同じように直線的なダッシュをする操作なのだが、俺的にはこれがどうも気に食わない。
元祖バイパーⅡの場合、空中にジャンプした後は、滑空というか、緩やかに空を泳ぐ感じで移動する。だがマイザーらの空中ダッシュは、文字通り「空中を走る」移動である。
他の機種でも当然空中ダッシュはできるが、空中戦がメインじゃないのであまり重要ではない。けどマイザーらにとっては必須のテクニックだ。移動は空中ダッシュが主体といってもいい。
俺の不満はまず、バイパーⅡにおける「滑空」の快感を失ってしまったことにある。
空中ダッシュは、せわしないのだ。バーティカルターンでカクカク曲がるもんだから尚更である。バイパーⅡ時代の、大鷲のように悠然と空を舞うあの快感は何処へ行ってしまったのか・・・。

そして次に、バイパーⅡ最大の弱点であり、同時に「味」でもあった貧弱な装甲だが、これもオラタン以降ではわずかに強化されてしまった印象がある。オラタンに導入された「Vアーマー」という制度は跳弾などに関わる特殊装甲だが、直接硬くなる訳ではない。だから、サイファーが丈夫になったというよりは、相対的に全体のダメージ量が抑えられたのかもしれない。

俺はバイパーⅡの虚弱さが大好きだったのだ。ライデンのレーザーを直撃されれば、ライフがフル状態でも一気に瀕死まで持っていかれる。あのヒリヒリするような緊張感こそ、バイパーⅡ乗りの醍醐味だった。

近接戦闘もそうだ。バイパーⅡはひ弱なくせに、一丁前に長いビームサーベルを装備していた。下手すりゃテムジンのソードより長かった気がする。相打ちになればライフ的にまず負けるのだが、それでも勇気を振り絞ってテムジンやアファームドといった格闘に強い機体との斬り合いに挑むというシチュエーションは、なかなかにヒロイックだった。バイパーⅡにとって接近戦はギャンブルなのである。初代バーチャロンにはまだ空中ダッシュ近接などというものは無く、バイパーⅡもテムジンらと同様にただ回り込んで斬るだけ。シンプルなものだった。だがそこがいい。勇気を試されるあの感じがよかった。バイパーⅡで、接近戦に持ち込んで勝利を得られた時の快感は、他の機体の比ではなかった。ゲーセンの対戦で、バイパーⅡのサーベルでアファームドを倒せた時はちょっとしたヒーロー気分だったっけ。

しかしサイファー・マイザーでは、やや当てにくいものの、前述の空中ダッシュ近接を始め打撃技が増え、接近戦においても特段の緊張感はなくなってしまった。
ライデンのレーザーなど最強攻撃を一発くらっても、2割くらいはライフが残ってる感じで、かつてほどギリギリの切迫感はない(気がする)。

そのへんが何か、物足りないんだよな~~。

武装においても、バイパーⅡの左武器、7ウェイミサイルは、扇状の軌跡を描いて7発のミサイルが飛んでいくカッコ良い武器だった。それが後継機種においては、悪趣味にキラキラ光る「ダガー」なるダサい武装に変更されてしまった。

必殺技のSLCダイブに関しては、バイパーⅡにとってのロマン技という雰囲気が色濃く、実戦でそうそう当てられるものではなかった。これについては後継機のマイザーΔの方が遥かに実用的に使っていける。だが、バイパーⅡのSLCダイブでラスボスのジグラットにトドメをさすのは少年漫画的な快感があったものである。やはりあの技もバイパーⅡには必要だったのだ。

結局俺は、初代バーチャロンの独特なフィーリング、シュミレーターっぽい無骨さやシンプルさが好きなだけなのかもしれない。
繰り返すが、マイザーやサイファーは駄目だということではない。オラタンもフォースも名作である。
だけど、やっぱりバイパーⅡは特別なのだ。あの脆弱さ、あのカッコよさ、あの浮遊感、それらは全てバイパーⅡにしか出せない味である。
空中を優雅に滑空し、敵の真上近くに陣取って、必殺のホーミングビームを叩き込む。
だが着地時には長い硬直があるので、着地点を間違えることはほぼ死を意味する。
生と死の狭間でスリリングな闘いを堪能することができる機体、バイパーⅡ。あれはまさに漢の浪漫を体現したマシンだったのだ。





俺はいまXBOX360に恋をしている

2015-08-23 00:09:42 | ゲーム
タイトルそのまんまである。
いま俺は、今頃になって俺は、XBOX360というハードに夢中なのである。もうメロメロなのだ。これは恋と言っても過言じゃないだろう。

きっかけは5ヶ月ほど前、急に「電脳戦機バーチャロン フォース」を無性にやりたくなったことである。
PS3は一応所有していたが、あるシリーズ(スパロボ)のソフトを数本やりたいが為に渋々購入した感じで、当時、現代の据置ゲームにあまり関心がなかった俺は、ブルーレイを見ないこともあり、スパロボをクリアした後はホコリを被らせている状態だった。
それでも何本かは他のPS3ソフトを買い、現代のゲームを好きになろうと努力はしたのだが、何となく結局積みゲー化させてしまっていた。

現代のゲームに背を向け、PS2やDSの前世代ゲームばかりやっていた俺だったが、そこで5ヶ月前である。ハードオフの中古ゲームコーナーをぶらついていたら、バーチャロンフォースの限定版ソフトが偶然視界に入った。手に取り、箱を眺めているうちに無性に欲しくなってきた。しかし対応ハードはXBOX360。それまで全然眼中にないハードだった。ネットで調べるとバーチャロンフォースができるのは360だけ。しばらく迷った末、俺はXBOX360の中古本体とバーチャロンを買って店を出たのだった。

最初はその巨体と、アダプターのでかさに引き気味だった。PSに比べて洗練されてない。最新型ではないからか駆動音も少しうるさい。ハードの印象はいまいちだったが、バーチャロンはアーケードで俺が青春を捧げたゲーム。当初は暇さえあればバーチャロンフォースをやっていた。
バーチャロンフォース(以下VRF)の移植度は完璧以上だった。あのハイスペックだったVRFを完全な形で、自宅でやり放題なのだ。青春を取り戻したような気分になり、俺はしばらく幸せな日々を過ごした。

当時のXBOX360はVRF専用機と化していたが、さすがに1ヶ月も同じゲームをやりこんでいれば熱も落ち着いてくる。
せっかく本体を買ったんだからちょっと他のソフトも見てみるか・・と、周辺のショップの中古コーナーを漁り始めたのだが・・・。
これがびっくり。全体的にソフトの値段が格安なのである。冗談みたいにロープライスなのだ。
PS3とマルチのタイトルも少なくないが、あるソフトなどPS3版より2000円も安かった。全体的に見てもPS3よりかなり安い。
ここから俺の衝動買いが始まった。結局安さが正義という身も蓋もないオチである。PS3の時は値段故に厳選していたが、XBOX360ならいける。俺は様々なジャンルのゲームに手を出し始めた。
不思議なもので、ソフトの数が揃うと俄然現代のゲームに対して熱意が湧いてきた。PS3の時に既に美麗なグラフィックは経験済だったが、スパロボ以外あまりやらなかったので十分新鮮味はある。俺の次世代(笑)ゲームライフは事実上XBOX360から始まったのだ。

そして現在に至るまで俺はXBOX360にガチハマリ中である。特定のソフトではなく、XBOX360ワールドそのものに魅せられているという感じだ。
あの印象が悪かったマッシブな本体機体さえも、今では愛おしくてしょうがない。アダプターが巨大でもいいじゃないか。それも味である。
いまの俺の娯楽の中で、間違いなく中心にいるのがXBOX360だ。ああXBOX360・・・。お前はなんと可愛いやつよ。

こんなにハマれるゲームハードは、あの名機、PS2を彷彿とさせる。中古市場の異様な充実ぶりがである。XBOX360こそ、(中古市場における)PS2の系譜に連なる真の後継者と言えるのではないか。
そして、グラフィックその他はPS3とほぼ遜色ないのである。ハイクオリティだ。これはもうコスパ最高の娯楽と断言してもいいのではないか。
それに、VRF以外でもXBOX360専用で発売された魅力的なソフトは少なからずある。独自性だってあるのだ。

こんなに素晴らしいXBOX360なのだが、日本では十分に普及してないようだ。その実力を見れば、PS3と互角のシェアを争って当然のハズなのに。これが売れてないなんておかしい。最近の日本男児はどこに目を付けているのか?などと思う次第である。

しかし、XBOX360には1つだけ大きな問題がある。どの中古ショップに行ってもソフトの数がかなり少ないのだ。そもそもコーナー自体が小さい。量的にはだいぶ貧弱な市場といっていいだろう。最近のPS3の中古市場は量的に充実してるから、この点ではPS3に全くかなわないのだ。これは結構なネックかもしれない。

それでも俺はXBOX360を支持する。まあ今はネット通販もあるしね。その気になればソフトは手に入る。そんな訳で、もはや俺的にPS3は蚊帳の外なのだ。両雄並び立たず。部屋のスペースやコンセントにも限界があるし。俺の敬愛するあるブロガーさんが、「XBOX360は、うまく使えば最高のゲームライフを送れますよ」と言っていたが、まさに仰る通りだった。PS3には当分押し入れで眠ってもらうとしよう。

とまあ、長々とXBOX360へのラブっぷりを語ってきたけど、いい大人のゲームファンが全然業界貢献しないで陶然とゲーム愛を語るのは滑稽だということは自覚している。自覚してます。俺は下層のゲーマーです。お恥ずかしい限りである。いま推すならXBOXoneの方だろ?もう時代は更なる次世代に入ってるんだぜ?という自分自身からのツッコミも聞こえてくる。
それでも趣味や消費傾向は基本的に自由だと思うので、ちと情けないけど今後もXBOX360ライフを存分に楽しむつもりである。

昨日も「バレットウィッチ」というソフトを750円で買った。TPSは苦手だが楽しみである。俺のXBOX360への恋は当分終わりそうもない。




今夜は地元の花火大会

2015-08-22 21:36:07 | 日記


自宅のベランダから鑑賞。

最近は予算が増えたのか弾数も増加傾向で善き哉善き哉w

しかし、ガラケーのカメラで撮影しまくったのだけど、強制オートフォーカス機能のせいで撮影ボタンを押した瞬間をカメラに収めることができない・・・。

おかげで、50枚ほど撮ったのにロクな写真が撮れませんでした。

ズーム機能もショボイし。
やっぱ、ガラケーのカメラは所詮オマケレベルなのね・・。
撮影に苦戦したせいで肝心の鑑賞は疎かになるし、本末転倒である。

観念してそろそろデジカメ買うか~。