EBIS ROOM

■ 門番の戯言 ■

隣の小さき者の死。

2012年03月17日 23時45分03秒 | animals
3月16日朝。外猫のプリが死にました。

出勤しようとクルマを出し 暫くしたトコロ 反対車線のクルマが何かを避けながら走ってきます。
白いフワフワのカタマリ。
…イヤな予感がしながら 鼓動が早くなり”どうか ちゃうように!”と願いながら近付いていくと
見慣れた斑柄が。もう 動いていない。

同様しながら クルマをUターンさして 号泣しながら 家に戻りました。
『パパ!パパ!プリが!…プリが!…ひかれて…る!…』

…今思い出しても涙が止まらない…

プリを可愛がって 壱番慣れてたのも父でした。
血相変えて 父が2階から降りて来て『どこや!』と走って行きました。
号泣しながら 付いていくのがやっとで 父はプリの亡骸を抱えて戻って来ました。

もう 死後硬直していましたが 触れると いつものフワフワの毛並みでした。

はっきりとは覚えてないケド 多分6~7年の付合いでした。
オスなんで 春には浮かれてしまって 壱度 多分クルマにぶつかったコトがあるのか
一時後脚が動かなかったのを 父が病院に連れて行って 変なモンローウォークしながらでも
歩けるようになったり。
寒い日は蔵(作業場)の椅子に丸まって 父の傍らに居てうつらうつらしたり
一昨年は育児放棄された仔猫を一緒に世話したり…。
めちゃくちゃ器量の良いオス猫でした。

『今年は プリを家猫にするゾ!』と父が意気込んでいた矢先のコトで…
実は 父が一番ガックリきているンですが…。

やはり 打ちひしがれてって…こーゆーコト云うンやろなって初めて思ったくらい
うちも 打ちひしがれて しまいました。

震災も一緒に乗り越えたのに!…やっと1年経ったのに!何で逝ってしまったン?
って…何だか悔しいやらツライやら…。

ホンマは シゴトする気力もなかったし ナミダ 止まらんくって…
メガネとマスクでごまかしました。

『チィのお墓の後ントコに埋葬してやったからな?…。』
帰って来てから もナミダが止まりません。父は古いヒトなんで うちらにわ決して涙みせへんケド
多分お風呂で泣いてたと思います。
うちと母わ ボロボロでした。

それでも…家猫にしてあげれんかったコトの悔しさとかは残るケド…
オスは大概 短命で 春は恋の季節やし 脚悪いし…長生きした方やと!
皆に愛されて シアワセやったと!きっと叉 すぐ生まれ変わって うちらに逢いに来てくれると
そう信じたいと思います。

想い出が多過ぎて ちょっと浮上するのに時間かかりそうやったから
取合えず 書出しておくね。あんまし哀しみすぎると 早く生まれ変われないってゆうしさ?

早く生まれ変わって…ココじゃなくてイイから
幸せな土地で シアワセな人生を始めて 今度はもっと長生きするンやよ?

叉 いつか!ドコかで!きっと逢おう!
その日まで バイバイ。


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