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大江ノ郷製麺所(八頭郡八頭町)

大江ノ郷の流儀に習う大自然の光と風を感じる拘りの創作うどんは一食の価値ありです。


八頭郡八頭町橋本877 大江ノ郷ヴィレッジ 1F  
          「大江ノ郷製麺所」    【1643】



鳥取旧市街地より南へ約15㌔のところ、ちょうど若桜鉄道「因幡船岡駅」より、国道482号線と県道322号線を経由した、町立大江小学校手前2㌔の丘陵地に、およそ長閑な中山間地には似合わない、モダンな建物が突如目に飛び込んできます。



1994年、一棟の平飼い養鶏からスタートした此の「大江ノ郷自然牧場」は、天美卵と地元食材を使い、プリンやシフォン、パンケーキ等、数々のヒット商品を連発し、「ココガーデン」そしてこの「大江ノ郷ヴィレッジ」へと、地域の一大ランドマークとして発展を遂げました。



坂を上り店内に進むと、まるでラクジュアリーな雰囲気漂う懐の深い空間が広がり、訪れる人々を圧倒します。



その1番奥左手に在るのが目的の、「天美卵」をふんだんに使用した、うどん専門店です。



店頭のショウウインドウに並ぶ、本節やアゴ、昆布のサンプルが、自然派をアピールしていますね。



厨房を取り巻くようにカウンター席とテーブル席を設えた店内は、明るくて清潔感に溢れ、収容能力も約50名と大規模です。



お品書き①
名物の釜玉と共に、地元に特化したうどんがズラリと並びます。



お品書き②
期間限定の「大山豚」を使用した、創作うどんも美味しそうです。



「天婦羅盛りうどん 1,030円」

あごちくわ入りのうどんに、天婦羅3種(あごちくわ天・たまご天・庭先鶏かしわ天)が付いたセットで、若干素っ気なさがあり、小鉢の一つでもほしいところです。



機械打ちのうどんはエッジが立った歯切れの良い一品で、小麦本来の深みを感じ、なかなかイケル。   出来ることならその素材を最大限に活かすべく、茹で置きにしない方が、もっとクオリティーが上がると思いますよ(これ位の規模ならローテーションで粗解決します)



地元産のナチュラルに拘った天ぷらは、食材の力強さとピュアな旨味を感じ、うどんに良く合います。   美味い!



「大山豚のふわとろかき玉うどん 880円」

いかにも上品な出で立ちの創作うどんで、出汁の効いた餡とかき玉が絶妙にうどんに絡み、更には旨味の迸る大山豚と素揚げのエノキが全体にアクセントを与え、見事な協奏曲を奏でており言うこと無し!


しっかりとしたコンセプトが此処にも生きており、その自然味溢れる味わいを堪能することができました。    さて、お次はどこに入りましょうか、、、

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