セイタカアワダチソウは風評被害にあっています。
セイタカの花粉は虫が運びます。 スギのように風が吹いて飛んでいく花粉ではないのです。 戦後、養蜂業者がセイタカから良質のハチミツが採れることから、種をまいた結果、爆発的に繁茂したとも言われますし、法面の表土流失のためにセイタカを植えることも検討されたくらい、本当はあまり害のない植物なのです。
アレロパシー物質の事は前回書きましたが、自己抑制で最終的にはセイタカは衰退していくのです。
セイタカの群落をよく見てください、所々でススキと覇権争いをしている場所があります。 ススキの攻撃力とセイタカが分泌するアレロパシー物質が自身に作用して、徐々にススキの勢力が拡大しています。 後20~30年するとセイタカは消え、ススキ原一面になるとも言われています。
でも、喜んでばかりいられません、ススキもアレルゲンとなる花粉を持っています。
今の時期のアレルゲンとなる植物は、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラでしょう。
ブタクサはヨーロッパでは日本のスギに匹敵する、アレルゲンです。
どうか皆さん、セイタカをあまりいじめないで、全ては人間の行為が元凶なんですから、、。
コメント一覧
watch
he-chyan
最新の画像もっと見る
最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事