席上、保護者の一人からこんな質問が、
「先月の発砲事件の後小学校より、外出の際子ども達は、大人同伴で行動するようにと言われているのですが、きもだめしの参加はどうしたらよいのでしょうか?」
教育委員会より外出の際は、小学生には大人同伴での行動、中学生には複数での行動が通達されている。(いずれも鳥取市管内)
僕自身主催者として気になっていたので、この時期各地区で行われる納涼祭やイベントが、どのような対応策を取っているのか、事前に問い合わせをしてみた。
結果、主催者側としてはパトロール等の強化はするものの、それ以外の過度な対応は余りせず、通達を聞いている親の判断に任せると言うものが大半だった。
前提で「教育機関からの申し送り」がある訳だから、それを守るのが「親の役目」であり「親の責任」でもある。 主催者側は「前提の上で保護者は動く」と理解し、後は注意喚起に留め、何かあれば自己責任ですよ、と言う言い分でイベントを実施する。 これが普通だと思われる。
一方ここ数年、僕が青少年に関り痛切に感じているのは「保護者の無関心」と「無責任と押し付け」、そして「常識が通じない」だ。(ここまで書くと反感をもたれるかもしれないが、あくまでも一部の保護者と言うことでご理解いただきたい)
先日の「地引網」の反省でもこんな意見が出された。
「案内文書にぬれても良い格好で、と書かれていなかったので着替えを持って行かなくて、風邪をひいた」
唖然とした。 海辺で地引網をするのに濡れるのは当然だろう、だから着替えくらいは準備すると普通は思う。 ところが書かれていないから主催者の責任だ、となる。
百歩譲って商売で行うなら「それもアリかな」と思うが、子供会の全体の行事として、行ったのに、その様な感覚も無く完全なお客様気分なのだ。
切々とそのあたりを説明して理解をさせたが、まるで子どもみたいな考えに腹が立った。 と誰かが横で言った「まだあれくらいは良いよ。 遠足に水筒持参って書いてあって、中身(飲み物)を入れないで空で持たせる親がいるんだから、、、。」
ちょっと脱線したが、言いたいのは「自身の子どもの事は親が考えなさい」と言うことだ。 「大人同伴での外出」と言われているのなら、きもだめしであれ、普段の外出であれ、その様に対処しなければならないのだ。 それが親の責任であり、それを一つ一つ言い聞かせるように、こちらが蒸し返して言わなければ理解できないこと自体おかしい事と自覚するべきだ。
今までの常識が通用しない、これくらいは・・・と言うことが理解できない。 それの対処法は今までも注意し行っている。 しかし、もはや「ここまで来たか、、」と言う感じがする。
早速、緊急文書を出すことにした。
「小学生は大人同伴で、中学生は複数で参加願います」
疲れる。
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Yoh
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