日野郡日野町野田「味処 四季」 【766】

米子市街地中心部から「国道180号線」を根雨・日野町方面へ車を飛ばすこと約45分、JR根雨駅を左手に確認した後の次の交差点「野田橋」を右折、その約100㍍先左手に見えるお食事処です。
このブログでも何度かご紹介しましたが「鳥取チャンポン」は所謂本流「長崎ちゃんぽん」とは異なり「あんかけ」「汁無し」がスタンダートなスタイルのソウルフードであり、その代表格と言えるのが此処のチャンポンなのです。

店内はカウンター席と小上りの座席数席のコンパクトな造りであり、粗方地元の常連客で埋まりますが、近年の「鳥取チャンポン」の認知度アップにより、遠方からのお客も結構多くなりました。

専用のメニュー表は無いようで、カウンター席対面の壁面に貼ってある個々のメニューを見てオーダーします(もう一つの名物「手打ち蕎麦」がありません。 良質の蕎麦粉が調達出来無いのでしょうか?)

「チャンポン ¥750」
先ず丼の直径が約30㌢とそのビッグサイズに驚きます。 お約束の「あん」は他店のチャンポンに比べ粘度は低く割とサラッとしたもので、地元産の山菜を含む約10種類の具を卵でとじてあり、優しい味わいが楽しめる。
スープは鶏ガラ+牛骨で構成されているが、それ程個々の「主張」は感じられない控えめなもの。
ややもすると「あん」がまったり過ぎて食べにくい「鳥取チャンポン」ではあるが、此処のはそうではなく、食べやすいように控えめにしてあるのが嬉しい配慮です。
牛骨ラーメンに並ぶ「ご当地グルメ」の代表格を、是非味わってみてください。