何だろうと近づいてみると、遠目では黒く見えた花穂は暗紫色で、ミツバチが蜜を採るためたくさん飛んでいる。
葉はどう見てもマメ科特有の羽状の葉っぱだ。
いつも手元に置いている図鑑を見ても載ってない。
さてさて、、、。
こういう場合私は、樹木検索サイトで検索してみる。
検索の結果、イタチハギと判明した。
イタチハギは北米・メキシコ原産の落葉低木で、レンゲの時に紹介した通り、窒素固定能力に着目され、主に工事で発生した法面の緑化のため多く植栽された。
若葉台入口横は植栽された物と思われるが、調べてみると住宅地側の法面にも点々と生えている。
明らかにこれは、野生化したものだ。
同科の植物でニセアカシア(ハリエンジュ)が鳥取砂丘で野生化して問題になり、Hottaおやじが伐採に悪戦苦闘しているが、そこまで強烈ではなくても植生環境に悪影響を及ぼす事を考えれば、むやみに外来種を植栽する事には疑問が生ずる。
外来種に頼らずとも在来種の植栽で十分。 樹木によっては火災や地震の時、防災に有用な樹もたくさんあります。 今までの考えを変えて、施工業者、行政は緑化に取り組んで欲しいと思います。
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