鳥取市瓦町579-1 「料理や さか田」 【2065】
JR鳥取駅北口より本通りを「山陰合同銀行・鳥取営業部」角まで進み左に折れ瓦町ロータリーに向かって西進し、途中”三角公園”を過ぎたら程なく左手に見える、この2月5日にオープンしたばかりの新鋭割烹料理店です。
それでなくてもこの界隈は、県東部を代表する2つの日本料理店(花のれん、はせ川 【425】)がひしめく激戦区の真っただ中にあるため、少々不安を覚えつつ、まっさらな暖簾を潜りました。
あにはからんや店内は、間口の狭さから受けるイメージとは真逆の奥行きと広さを兼ね備えており、お昼前というのにその8割は既に、お客で埋まっていましたよ。
手前にカウンター席、続いてテーブル席、一番奥には座敷と、これならお一人様からカップル、さらにはグループや家族連れまで、色々なシチュエーションで利用することができます。
お品書き①
内容がしっかりと明記してあり、分かりやすくOK!
お品書き②
優し気な書き方で、いただく前からワクワクしてきましたよ~♪
「炭火の焼き魚御膳 1,200円」
先ずは遊び心満載のお出汁の入った土瓶で、思わず笑みがこぼれるとともに、出汁の引き方の完璧さに、いやがうえにも期待が膨らみます。
季節の小鉢2つと茶わん蒸し。
小鉢2つは”きんぴらにんじん”に”うどとささ身のからし和え”で、じっと春を待つ秘めた心が一気に弾けたような躍動感にみなぎり、チョイト一献昼間からイキたくなったほどです。 美味い! 😋😋
茶わん蒸しはこれまた意外にも貝で出汁を取ってあり、一筋縄ではいかない変化球ぶりに”なかなかやるじゃん!”
鰆の西京焼き。
西京味噌が塩梅よく染みこんだ白身は、舌の上でほろほろととけ、じわ~んと旨味の余韻が残り、ご飯が何杯あっても足りません! 幸せ~ (⋈◍>◡<◍)。✧♡
炊き込みご飯と赤だし。
どちらも優しさ満載で、心がホッコリ和みます(*^▽^*)
とろとろプリン。
甘み程よいとろとろのプリンは、若い女将さんのリクエストなんですって💛💛
「季節の籠盛り膳 1,500円*」
先付けの”ごま豆腐”とお出汁。
ごま豆腐は、素朴さの中にも手間ひまかけた繊細さが垣間見え好印象です。
*茶わん蒸し・炊き込みご飯・赤だし・プリンは共通。
いかにも女子が歓喜しそうな、チョンチョンと小鉢が詰まった籠御膳で、鴨ロースのしっとりとした旨味、タイとカンパチ(造り)の目利きの確かさ、爽やかなこごみとタラの芽の天ぷらと、一つ一つがキラリと輝きを放っています✨
最初こそ不安を覚えましたが、食べ進むうちにそれが杞憂となり、知らず知らずのうちに料理に引き込まれていきましたよ。 またこの創作力と関東風出汁なら、大御所2店にも正面からぶち当たることができるでしょう。 期待してます!!
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