鳥取市南吉方3丁目 201-1
「宗家 源 吉兆庵 鳥取店」 【1970】

旧市街地中心部から県道323号線を雲山・正連寺方面へと向かい、ちょうど吉方温泉4丁目を過ぎた、産業道路との交差点左前方角にドドーンとそびえる、「源 吉兆庵・鳥取工場」に併設された、直売和菓子処です。

店頭でお出迎えしてくれた、季節感彩る工芸菓子。 昔はね、市内にたくさんあった和菓子屋さんの店頭でもよく見かけましたが、今はメッキリ減りました。

此処は四季の果物を使った和菓子に定評があり、本社を岡山に構え、銀座、鎌倉、岡山に直営店を、基幹店舗は大阪、札幌、名古屋に、さらには全国のデパートにも数多く展開しつつ近年は海外まで進出を果たし、グローバル企業へと躍動しています。

チョイト話がそれますがおやじはね、この場所に佇むと以前の三洋電機の建物や、そのまたずっと前の一面田んぼだったあの頃の、懐かしい思い出が鮮明によみがえってくるんですよ🐸🐟


「津弥栗(つやぐり) 260円」と「栗雅楽 240円(写真右)」
津弥栗は蜜漬けした渋皮栗を栗きんとん餡で包み、栗雅楽はきざみ栗入りの栗あんを黄味しぐれで包んであり、どちらもほっくりとした栗の甘さが楽しめ、栗好きにはタマラナイ逸品です💛
*鳥取工場生産品


「松茸せんべい 150円」
季節限定の季の米菓で、一口食むと口中に松茸の芳香がふわりと広がります🍁 幸せ~🍄


「かぼちゃせんべい 150円」
仄かなかぼちゃの甘味が、日本茶とよく合います♪



「粋甘粛(すいかんしゅく) 540円」と「柚寿乃実(ゆずのみ) 400円」
それぞれ人気NO1・2を競う銘菓で、粋甘粛は長野県産の市田柿を使用した干柿に白餡を詰め、柚寿乃実はくりぬいた柚子の中に半小豆羊羹と大納言かのこ豆を入れ、いずれも自然の旨味を中に封じ込め際立たせてあり、季節感も美しく、茶席の和菓子にも使える上品さを兼ね備えています。
さすがに季節の果物に長けた和菓子の数々で、お使い物はもちろんのこと、ちょっとした記念日や自分用にも、重宝することこの上なしですね。 これからも季節の節目には、覗いてみることにします💛