鳥取県鳥取市徳尾131-32 「和ごころ 上田」 【1176】

JR鳥取駅北口より「本通り(県道26号線)」を県庁方向へ進み「若桜街道交差点」を左折し、千代川に架る「千代橋」を渡る。
渡り終えた橋の西詰から更に直進すること約800㍍先左手の「鳥取信用金庫・高草出張所」角を入った住宅街の一角在る、淡いブラウンの格子が目印の小料理屋さんです。

玄関先にあるメッセージボード。
お昼のメニューはこの3種で午後2時までの営業ですが、人気店のため、閉店前に売り切れ御免となることもしばしばです。

暖簾を潜り、細長いしっとり雰囲気のあるアプローチを進みます。 因みに此処は14年7月にオープンした、新しいお店です。

いかにも小料理屋さんって感じの店内は、カウンター席とテーブル席が設けられ、約15名の収容能力があります。 それとは別に個室も在りますが、お昼は前日までの予約制となり、また料理もコース料理(2,500円)の指定となります。

「和ごころ御膳 ¥1,000(写真にはありませんが、ご飯・味噌汁も当然付いています)」
天ぷらをメインに茶碗蒸し、造り、野菜炊き合わせ、ゴマ豆腐、漬物と、しっかりと手を掛けてあることが分かる品々で好感が持て、出汁のひき方も中々ではあるが、僅かに濁りがあったのは惜しい。

今回の味噌汁はさしたる特徴もなく、期待していただけにチョット残念(御膳・丼、共通)

「天丼セット ¥1,000」
鮮度の良い食材を使い、タネも品数豊富で、此れで1,000円はCP度高いです。

天ぷらは衣がやや固めであり、もう少しソフト感が欲しいところで、厨房での所作を見ると天ぷら鍋が意外と小さ目であり、あれでは油の温度管理が難しいと思います。
天ぷらにかける出汁餡は、円やかな味わいでマッチしているだけに、ホント後ちょっとの事なんですが、、、

アフターの珈琲とデザート(プリン)(御膳・丼、共通)
最後まで手を抜くことなく、丁寧に作ってありOKです。
丁寧且つ繊細であり、CP度も高く順調に人気店の道を駆け上りそうですが、それだけに僅かに見える綻びが気になりました。 でもブレの範囲ですから、今後きっちり修正はかけられる事でしょうね。