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長徳寺(左京区)

古都に春を告げる門前の早咲き桜。


京都市左京区  「長徳寺・おかめ桜」 (古都探訪 ㊺)



長徳寺は鴨川と高野川が交わる出町柳の南、川端通の袖に建つ名刹。



普段は非公開の寺院だが3月中旬から下旬にかけて、山門脇に咲くオカメザクラの花を愛でに多くの観光客でにぎわう。




この桜はイギリスの桜研究家イングラムが、カンヒガンザクラとマメザクラを交配させて作出したもの。




濃い桃色の一重の花弁を下向きにぎっしりつけるさまは見事。



1605年当初は裏寺町に、摂津溝口領主の長谷川宗仁によって創建されたが、焼失のため1672年此の地に移転した。



山門前から見える「庫裏」の重厚さに、この寺の威厳を感じずにはいられない。   また1918年、境内周辺で起きた米騒動により、全国に知られることとなった。



此処にもニャンコが、、、


           photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ

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