鳥取市鹿野町今市1509-2 「Cafe ポ・ラーノ」 【1903】《閉店》

懐かしき古里のよそおいを今に残す「鹿野町」の、河内川に架かる「新鹿野大橋」を渡り浜村方向へ田園地帯を進むと、程なく左手に見えるロッジ風建物がオアシス的雰囲気を醸し出す、此の3月末日にオープンしたばかりのカフェレストです。

以前此処はお母さんが一人で切り盛りされていた鉄板焼きが美味しい定食屋さんでしたが、残念ながらお店を畳まれたようですね。
後でお店の方に伺ってもそのあたりのいきさつは分からず、チョッピリ不安が過りました(元気にしているのかな?お母さん)
「喫茶・定食 ときわ【1313】」→http://orange.ap.teacup.com/applet/watch-dogs/20160214/archive

中身も農薬や化学肥料不使用の大豆に拘った、低糖質のヘルシーメニューを提供する、全く新しいコンセプトのお店に生まれ変わっていましたよ(運営母体は「エコファーム みなか」さんです)

往年の面影を残しつつ現代風にリブートされた店内は、ファミリーからカップルまで、幅広い年齢層に支持される空間へと一新されました。

習字教室に使われていた座敷にもフローリングが施され、和モダンチックな雰囲気で、ゆったりとしたひと時を過ごせるよう演出が行き届いています。

メニュー表。
スタンダードな洋食が並んでいるのは原料の大豆が現在不足しているためで、今季収穫後の10月以降*は解消され、本来の大豆料理がラインナップされるそうです(*7月訪門)

「プレートランチ・スパイシーチキンのロースト 1,000円」
プレートのアレンジメントは今風でも、ご飯茶碗に味噌汁と、そこは「街の洋食屋さん」そのもので、これならお店や周りの雰囲気とぴったりマッチしています。
そのメインのローストは、ジューシーでスパイスの刺激が全体にリズムを与えサクサク楽しめOK!

「プレートランチ・ハッシュドビーフ 1,000円」
コチラは逆にセンターにライスでせき止めたハッシュドビーフの具材がのり、シティぽさを強調しています。 また脇の空豆のスープは丁寧に裏ごしされ、舌触り抜群!

赤ワインの香りが仄かに残るデミは、ライトなタッチで具材の旨味を引き立たせてあり、最後までコントラストが楽しめ飽きさせません。
看板料理こそいただけませんでしたが、洋食の基本はしっかりとできており、今後の展開に期待が膨らみます。 また秋が深まったころ再訪しましょう。 ご馳走様!