米子市両三柳「レストラン アザレアコート」 【869】

米子市中心部、皆生街道「県道207号線」と山陰道「国道9号線」がクロスする「西福原1丁目交差点(ホテル わこう角)」を両三柳方面へ、約2.5㌔先「博愛病院入口交差点」を左折後、約300㍍先JR境線踏み切りを渡り米川手前側道へ入る(左折)、その直ぐ左手に見える「アザレアコートこうほうえん(高齢者向け優良賃貸住宅)」ビル1階にあるレストランです。
「社会福祉法人 こうほうえん」が運営する、24時間介護サービス付きマンションに併設するレストランでありながら、一般にも開放するユニークな形態を取っており、その意外性が「隠れ家的」要素をふんだんに醸し出しています。

フロアも重厚な造りであり、いかにも「高級げ」ですね(おやじも歳をとったらこういう所に住みたいなぁ)

レストラン内も高級ホテル並みの開放的な造りであり豪華そのもの。
当然ながら此処にお住まいの方々も利用し、また施設のイメージもあってか、利用客の9割はお歳を召した方で埋まってしまいます(50~60名収容可能でしょうか、お昼時には粗満席となります)
此処のお目当てはコレ! 「本日の日替 ¥800」(和・洋2種類)

「洋食」
メインの「ローストポーク」小鉢、サラダ、スープ、ライスまたはパン、アフターの飲み物、デザート付きと結構ボリューミーなランチ。
小鉢、サラダ、スープ等はそれなり。 でもコレだけの量はご老人にはチョットと思うんだけど、、

彩りは良いが、肉質はチョットシワイ。 やはり量を少なくして質の向上を図ったほうが良いのでは(肉噛み切るのしんどいと思うけど、、)

デザートの珈琲とケーキ。
料理の中でケーキに一番キレを感じました。

こちらは「和食」 もちろん上記飲み物、デザート付き。
メインの「赤魚の煮付け」ぜんまい煮、さつま汁、刺身、ご飯とコチラも負けず劣らずボリューミーな定食。
全体的に濃い味であり「高齢者向け」とは思えない部分がある(高齢になると味覚も衰え、ある程度濃い味にしないと、食が進まないと聞いたこともあるけど、、)
「地元の食材を」のアナウンスのわりに「赤魚」はよくある外国産冷凍魚だし「素材の持つそのままの味」のわりには濃い味で素材の旨味を邪魔しているし、専属シェフ駐在のわりに?の部分が多すぎる。
所謂マクロビオティックではないが、それ位の繊細さが「此処」にはあってよいと思うが違うのかな?
家のおふくろは毎度煩わしいカロリー計算をしながら自身と父の食事を作っているけど、同世代のお食事を見ていて、なにか別世界を見ているような感じがしました。
(場所柄でどうしても高齢者の立場でコメントしましたが、若い年齢層であればボリューミーでCPの高いランチと言えるでしょう)