関連するニュースレポートを見ていて、改めて日本は、世界各国から食糧を過剰に輸入しているのだな、と感じた。
今回のギョウザについて言えば、
工場→上海の港(一旦、冷蔵保管)→約1週間の船便→神戸港または横浜港(2度目の冷蔵保管)→冷蔵センターで3度目の保管→日本全国へ配送。
と気の遠くなるような過程を得て、私達の手元に到達する。
何もこれはギョウザに限らず、生鮮食料品、生活用品、工業用品等ありとあらゆる物だと言う事は誰でも認識している。
しかし普通、MADE IN CHINAの表示を見て、上記のような過程を想像する人は少ないはず。
今日、近くのスーパーで売られているギョーザの表示を見た。
1つは、福岡市で製造され、1パック228円。 2つ目は、横浜市で、1パック155円。
どちらも陸路トラックで配送されたものでしょう。
前出の経路を、もう一度見て欲しい。
福岡市や横浜市で作られたものより遥かに、ガソリン、重油、電気を使い、二酸化炭素を排出している事は一目瞭然である。
このブログでも何度か登場した「フードマイレージ」。
輸入している食糧の重量に、それぞれの輸送距離をかけた数字ですが、冷凍ギョウザは相当なポイントを使っている。
そこまでして企業は、中国で作らなければならないのか?そして利潤を追求しなければならないのか? 皆さん疑問に思いませんか?
これらの積み重ねも含め日本は相当なエネルギーの無駄遣い、二酸化炭素の排出を行っているのです。
また頭が痛くなっていませんか? 今日はここまでにします。
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