八頭郡八頭町見槻中176-4 「ホームハヤブサ （HOME8823）」 【1220】
鳥取市街地より国道29号線を約20㌔南下する、もしくはJR因美線から若桜鉄道を経由して「隼駅」へ降り立ち、その僅か50㍍にも満たないメインストリートの真正面に見える、白い外壁が目印の「地産池消」カフェです。
「隼駅」はスズキの大型バイク・ハヤブサの聖地としてつとに有名ですが、そのライダー達をもてなすためのコミュニティーの場としての役割も、此処は兼ね備えています。
ウッディ‐で温かみの感じられる店内は、コジャレタテーブルとチェアが配置され、約20名の収容能力があります。 また2階にはコミュニティスペースが設けられており、パーティーやイベント等に活用されています。
コチラはカフェの隣に併設されている「地元名産直売所」
新鮮野菜から加工品、民芸品まで幅広い商品が並んでいました。
メニュー表①
それ程ラインナップは多くはありませんが、セットは何れも1,000円以内で楽しむことが出来ます。
メニュー表②
地元に特化したメニューを中心に、展開しているのも良いですね。
メニュー表③
単品メニューも800円までと、こちらもCP度が高いですね。
メニュー表④
デザート＆ドリンクは、もう少し種類が欲しいかな。
「隼の旬を楽しむセット ￥900」
見るからに地元野菜をふんだんに使ってあることが分かる定食で、天ぷらにはブロッコリー、長ネギ、シイタケ等、旬のものがサックリと揚げてありOK! 出し巻きは京風の薄味仕立てとマズマズで、味噌汁にも野菜タップリ、炊き込みご飯はお代わりOKと、ボリュームも十分です。
その中でも一番のお気に入りは、写真左の「サトイモの煮物」で、ホッコリと見事に炊き上げ、出汁の引き方も良好と、料理長の腕の高さが光る一品でした。
「日替りセット ￥750」
今回のメインは鶏肉の竜田揚げとオムレツで、上述のセット同様ご飯とお味噌汁はお代わりOKで、コレで750円はホントお安いです。
竜田揚げは衣が軽やかに揚げてあり、その食感が何とも心地よく、熱々ながら一気に完食してしまいました。
勿論サラダもタップリと盛られ、且つ新鮮で言うこと無し（野菜が丁度無くなったようで、この後のお客さんのために、直売所から補給をされていました）
デザートのマンゴーソースアイス。
既製品ではありますが、サッパリと頂きました。
周りのロケーションからして、チョット不似合なコジャレタカフェレストですが、それでも地元によく溶け込んでいると見え、若い層に混じってお歳を召した方も訪れ、確実に地域のコミュニティーの役割を果たしていることが、見て取れました。
