「アジサイの葉を食べて、食中毒。」
「えっ?! どう言う事??」
今の時期、小料理屋さんでは、しばしば食材の「添え物」として「アジサイの葉」が使用される。 また、時折スーパーでも、パック入りで売られているのを見る。
この添えられている「アジサイの葉」を、シソの葉などと同じように、ツマと勘違いしてお客が食べ、その結果食中毒を起こしたと言う。
アジサイの葉に含まれる、青酸配糖体が胃の中の消化酵素と反応し、有毒なシアン(青酸)が生成され中毒を起こすのだ。
はっきり言って、今まで知らなかった!
アジサイと言えば、私達のごく身近に存在する植物だ。 大抵の家には一株や二株はあるだろう。 もちろん我が家にも、沢山の品種のアジサイが植わっている。
だから危険と言うのではない。 普通であれば誰もその葉を見て「美味しそうだ」と食べないからだ。 私達の身近な庭木や植物の中にも、沢山の有毒植物は存在する。(ここではどれがとは、あえて言わないが、、。)
問題なのは「その事実があまり知られていない」事だ。
大抵の有毒植物の場合、身近なもの、そうではないものに関らず、図鑑や園芸書を見れば「実が有毒」とか「白い樹液が、、」とか注意書きがある。
しかし今回の場合、僕の持っている図鑑数冊にはその記述が無い。
僕としてみれば「何で今まで?? どうして誰も書いてくれないの? 教えてくれないの??」ちょっとショック、、、。
小学生の頃から色々な図鑑を見てるけど、こんなに身近な植物の「ダークサイド」を知らなかったなんて、、、多分、専門家でもあまり知っていなかったのでしょうね。
だって脅すわけではないけど、結構皆さんの周りに、植栽、自生を含めて有毒植物は沢山あるのですから、、、あまり言いたくないケド。
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