鳥取市末広温泉町「炭火のジュジュアン」 【994】

JR鳥取駅前から駅前通りをストーンと若桜街道交差点「旧とりせん角(みずほ銀・山陰合同銀角)」まで進み、末広通りへと右折する。 その約100㍍先右側「鳥取県JA会館」隣の、緑に覆われた和風建築が目印の焼肉屋さんです。
創業平成元年と市内でも老舗に入る焼肉屋さんであり、当時はそのコジャレタ雰囲気と美味しさから「予約無しでは入れない」人気店でしたが、年々競合店が現れ、近年は大分落ち着いた感じがします。

(小さめの)ホールのような雰囲気を持つ、落ち着いた店内。 テーブル席とは別に小部屋もあり、全体で約80名の収容人数を誇ります。

メニュー表。
此処の特徴として焼肉と同等に、海鮮にも力が入っています(もちろん地元産中心)

そのため一般的な焼肉屋さんより、レパートリーが絞られている感じがします。

単品メニューもそれ程ではなく、もう少し選択肢が欲しいところ。 また玄関脇のメッセージボードにアナウンスされているもの(部位)が無く、それなら事前に削除しておくべきです(スタッフのサラッと一言「本日はありません」は如何なものか)
ザット見、他店より価格設定が高目と感じますが、それは頂いた後のコメントとします。

「ジュジュアン焼 ¥5,200」
上塩タン、上バラ、上ロース、鹿野地鶏、野菜がセットになった、此処のスタンダートメニュー。
バラ、ロースは因幡和牛、地鶏は鹿野町、野菜も地元産と地元に拘ったラインナップだが、この量(約2人前)で5,200円はヤッパリ高い。

肉質はどれも素直で一定の旨味があり、バランスもよい。 但し「後一押し」が足らないんだよね、それが「ウン!旨い!!」なんだけど、そこまでには到達していません。 この価格なら、そこまで求めても悪くないと思うが、、、

「塩タン ¥980」
若干固めの肉質なれど、これも一定の旨味は揃っておりマズマズ。 レモンの絞り汁のみで頂きます。

「上バラ ¥1,600」
赤身と脂身の旨味のバランスがよく、且つ食感もソフトで、この日おやじイチオシの一品です。 タレを漬けた後焼き、塩で頂きます。

「田舎雑炊 ¥680」
ミツバの爽やかさが、脂で澱んだ口内を「一掃」してくれます。
質的にはそれなりにレベルが高く、安心して食べることができるが、やはりCPは低くその辺りが全盛期の賑わいを「取り戻せずにいる」原因でしょうね。
*増税前訪問のため、価格に変動がある場合がございます。
ご了承ください。