三代目ドラ日記

印刷会社3代目(恐らく)による日記。

高校野球

2005-06-21 19:19:51 | 野球
母校の野球部創立100周年を記念して「100周年記念誌」を作るべくOB会が奮戦している。各世代の代表(原稿・記事などを手伝ってくれそうな人)を決めて、その世代の写真・戦績・文字原稿などを依頼し、それをまとめていくという気の遠くなる作業である。そりゃあもう各世代1人を代表としたって、生きている人だけでも50人は下らない訳だから、なかなか足並みを揃えてやるっていうのは難しい。それでもOB会としてはやらなければならない

かく言う私も世代代表の1人。なんとか全国に散らばっている同期生達の連絡先を集め、写真を揃え、原稿を作成し当時の監督の下へ。それがこの写真。機械工具店を営むかたわら、高校野球を教えていた監督の苦労は計り知れない。今更ながら感謝

写真集めの為、なかなか見る事のなかった当時のアルバムをめくるとさすがに懐かしく、時間が経つのも忘れ、気が付くと1時間以上経ってしまった。つくづく自分の青春は野球だったなぁと。県内屈指の進学校であったにも関らず、当時は勉強も一切せず野球に没頭してたなぁと。そのセイかオカゲか、1~2回戦負け常連の高校が春の県大会ではベスト4進出の偉業を成し遂げた。準々決勝では、今年の優勝候補筆頭である西条高校に5-6と惜敗。夏の大会も、現ヤクルトスワローズの藤井投手(当時1年生)にきりきり舞いで負けてしまった・・・。まざまざとよみがえる青春時代。でも、25歳位までに思い出された感覚とは全然違う懐かしさ。年を経る毎に「悔しい思い出」「嬉しい思い出」から、「イイ思い出」に変わってくるものなんだなぁとしみじみ・・・

長い歴史が足かせになっている高校もたくさんあるが、わが母校にはそうはなって欲しくない。OBのでしゃばりもそこそこに。現役選手や監督がのびのびと野球が出来る環境を作ってあげるのがOB会の役割ではなかろうかと思う。

100年の歴史を、150年・200年と、美しい歴史として築いていかれる事を切に願う・・・