納豆業界は別に売り上げ不振であったわけではない。しかし、原料となる大豆価格が高騰しており、値上げは必至の状況であった。
安価が売り物なだけに、値上げすればたちどころに消費者からそっぽを向けられるだろう。
今回の騒動は納豆業界がしくんだやらせではなかろうか? テレビ番組を真に受ける軽薄な連中も多いのは事実だが、マスコミが協力すれば相乗効果で馬鹿が踊り出す。
養毛剤と同じでダイエット法はフレーズを替えただけで馬鹿が簡単に引っかかる。「これを食べればやせる」式のダイエット法自体が陳腐なのである。
食べてやせるダイエット法で確実なのは下剤だけである。納豆を食べればその分肥ります。
納豆、品薄状態 テレビ番組でダイエット効果紹介後
「納豆を食べればダイエットできる」とテレビ番組で紹介されたため、全国のスーパーなどで納豆の品薄状態が続いている。納豆を買い求める消費者の需要に応じきれない主力メーカーは、11日付で「おわび」広告を新聞各紙に掲載した。
番組は、7日夜、フジテレビ系列で放映された「発掘!あるある大事典II」。朝晩1パックの納豆を食べると2週間で体重が減る、などとして、体重を減らした男女の実例を紹介した。
放映翌日から各地のスーパーの売り場の多くでパック入り納豆が品薄状態になった。夕方には「完売」のお断りを出す店舗も。ある中堅スーパーの担当者は、「翌日は通常の2倍売れ、11日には主要メーカーの商品が入荷しなくなった。12日から一定量入ると聞いたが、こんな経験は初めて」とあきれ顔だ。
一方のメーカーも対応に大わらわだ。「金のつぶ」などを製造するミツカン(本社・愛知県)の場合、8日に通常の約3倍の注文が殺到、9日以降は繁忙期と同じフル生産態勢をとっている。「納豆がよく出るのはご飯がおいしい春と秋。この時期にこんなに注文がくるなんて予想外」と悲鳴をあげる。
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