2006年01月20日21時43分asahi.comによると、輸入再開から1カ月、都内のスーパーの店頭には米国産牛肉が並んだが……輸入再開からわずか1カ月。取り除かれているはずの背骨が見つかり、米国産牛肉は再び輸入が全面禁止されることになった。輸入再開を求めた米国に配慮し、不安を解消できないまま再開に踏み切った末の混乱。消費者はあきれ、小売店は嘆き、輸入業者は肩を落とした。
東京都内のあるスーパーは19日に米国産牛肉の販売を再開したばかり。20日は仕入れがなく、売れ残った肉が棚に少し並んでいた。
客の女性会社員は危険部位である背骨が見つかったことについて「『安全』と言うのに後から違う話が出てくるのでは、ますます政府が信じられなくなります。でも牛肉はしょっちゅう買うものではないので、食べたければ高くても国産を買います」と話した。
別の女性会社員(32)も「輸入するのかしないのか、国はどちらかを貫いてほしい。そうすれば消費者も迷いません」。自身は国産牛肉しか買わないというが、外食した際に米国産牛肉が混じっているのではないかと心配している。
一方、江東区の大手スーパーに買い物に来ていた主婦(37)は「検査で気づいたということなら、検査自体はきちんと行われているんだと思います」と国の対応に信頼を寄せる。男性会社員(56)は「来月から牛丼が食べられると思っていたのに」と残念がった。
要するに日本で騒いでいるほどアメリカでは牛肉輸入問題に関心がないと言うことだ。というよりも日本に関心がない。牛肉の輸入をボイコットしているから、ふざけるな、と騒いでいるが、ボイコットがなくなればもうどうでもよくなった、というアメリカ人気質丸出しの事件だ。露骨なミスなので一回くらいは謝るだろうが、謝ったんだから早く輸出を再開しろと迫ってくるのは目に見えている。
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