ニューデリーでは、猿の襲撃による死亡事故が数多く発生して深刻な社会問題になっている。副市長を襲ったのは、近所のヒンズー教寺院に住みつく猿の一群である。国会議事堂や官庁が集中する市中心部でも猿が住み着いている。
しかし、ヒンズー教で神聖視される猿を殺すことはできず、ニューデリー市の取っている対策は、動物捕獲業者が生け捕りにしてきた猿を買い取って郊外で放しているだけである。
当分捕獲業者は生活に困らないだろう。
猿の脳みそを珍味として高値で買ってくれる中国の業者に売れば一石二鳥なのだが、なかなかうまくはいかない。
(記事)
サルの群れ襲撃、ニューデリー副市長が転落死
インドの首都ニューデリーのS・S・バジワ副市長(52)が20日、市内の自宅2階ベランダで、襲いかかるサルの群れを追い払おうとしてバランスを崩して庭に転落、頭を強く打って、収容先の病院で21日死亡した。
最新の画像もっと見る
最近の「事件簿」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2005年
人気記事