熊谷公園球場で15日に行われた高校野球春季埼玉県大会北部地区予選1回戦、S高校―K高校戦で、K高校が0―66の2回裏1死から試合を放棄する出来事があった。試合は規定により、S高校が9―0で勝利した。けがなどによる部員不足での試合放棄の例があるが、申し出による試合放棄は極めて異例の事態とのことである。
K高校は先発投手を含む2人が正式部員で、他部からの助っ人を集めて今大会に出場した。熱意は認めるが、これで試合できるのだからいい加減なものだ。初回に26失点、2回は1死までに40失点していた。先発投手の球数が250を超えたため、健康上の理由からI監督が大会本部に試合放棄を申し出た。
試合に出たいと騒いだ生徒にこの先生は断れなかったのか? あるいはこの先生の主義かは定かではない。
I監督は「このペースだと4回で500球近く投げることになる。他の選手も集中力を欠くことで、けがの危険性があった」と苦渋の決断だったことを説明した。
S高校が手加減しなかった理由については不明である。
(記事)
2回途中0―66、試合放棄申し出る…埼玉県大会
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