子供でもわかるような幼稚な手口の偽メール事件はどう見てもヤラセであろう。窮地に立っていた小泉が救われたのも事実だし、武部の次男の話もうやむやになった。自民党には大きく利した事件だった。一方的に民主党がダメージを受けたような印象を与えるが、ヤラセだとしたら、民主党サイドでも得をした連中がいないと辻褄が合わない。
表面的な報道だけでは庶民はそれを推察する手がかりを得ることができない。ピエロ役の前原が引っ込んで小沢が出てきたことと何らかの関連があるかも知れない。
偽メール事件のヤラセのシナリオには小沢代表選出まで含まれていたのかも知れない。
結果として日本の政治事情は非常に単純になった。雑魚勢力が排除され、旧福田派の現政権と旧田中派の民主党プラス反小泉派の二本立てになってしまった。まさに暴力団の統合実態を見ているようなものだ。
(記事)民主党は7日、東京都内のホテルで両院議員総会を開き、送金メール問題の混乱で辞任した前原代表の後任に小沢一郎前副代表(63)を選出した。党所属国会議員による投票結果は、小沢氏の119票に対し、菅直人元代表(59)は72票だった。小沢氏は新執行部の骨格を8日に発表する考えで、挙党態勢の観点から菅氏や鳩山由紀夫幹事長を執行部入りさせる方針を表明した。今後は、07年参院選や次の衆院選に向け、政権交代を狙ううえで失墜した党の信頼をどう回復させるかが焦点となる。
詳しい記事 民主党代表に小沢氏選出 菅氏に47票差
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます