真相世界(The truth world)

200607夕張市 計画倒産のくせに 被害者ズラの厚かましさ

財政破たんなのに、夕張市がボーナス大盤振る舞い

まず写真を見ていただきたい。人口12000人のメロン畑だけの町に忽然とこんな施設が現れて、採算を取る気でいたかどうか、考えるまでもない。しかし、予算は取れたし、市民も疑念を抱かなかったようだ。抱いた人は村八分にされたか?

やはり、融資をパクったあげくの計画倒産である可能性が強くなった。地元政治家と土建屋で利権を分け合った模様である。市の負債の大半は彼らの手に渡ったものと思われる、町おこしに涙ぐましい努力をしていた市民達はアホみたいだ。厳しい言い方だが、こんな奴らを選挙で選出し自分らの命運を任せていたのだから、騙されたとはいえ自業自得であろう。

しかし、読売新聞の記事は嫌らしい。朝日のいやらしさとは一線を画す。読売のいやらしさはナベツネの御用達新聞だからだ。日本一の売り上げを誇っているくせに、読者の知的レベルが低いと言うのが定説の新聞らしい。
この記事の内容は庶民いじめだ。読売新聞のスタンスは権力者の立場にいて、弱者をあざける記事が目につく。

ささやかな生活している末端職員の生活まで、脅かすのは当然だ、という論調である。彼らは予算を食い物にして破綻させた地元ボスとは無関係だろう。(コネで採用されたかも知れないけど…)
市長を含めた地元ボスども刑事問題を追及しなければ話にもならない。

(記事)
632億円の負債を抱え、財政再建団体入りを決めた北海道夕張市が、前年同期を上回る平均75万5000円の夏季期末勤勉手当(ボーナス)を職員に支給していたことが分かった。

 支給されたのは6月15日。昨年8月の人事院勧告に基づき国家公務員の期末手当が改定されたことに準じ、夏季は前年より0・025か月分引き上げ、職員平均7000円が増額された。支給額を引き下げるには、支給基準日の6月1日前に条例改正が必要だが、市は破たん寸前の財政状況を認識しながら、支給を決めていた。

 職員労組側は「2004年度から3か年で基本給を2~5%減額しており、夏冬合わせた今年度の期末手当支給額は、昨年度より減る」としている。

(参照記事)
財政再建団体への移行を決めた北海道夕張市の負債総額が今年3月末で、632億4000万円になっていることがわかった。市の財政状況を調査している北海道が、29日午前の道議会の総合企画委員会に示した「中間報告」で明らかにした。

 負債の内訳は、金融機関からの一時借入金のうち実質的な資金不足額が288億1000万円。地方債などの長期借入金が261億7000万円。債務負担行為が82億6000万円。会計別では一般会計が270億8000万円、観光事業会計が142億6000万円。両会計で全負債の3分の2を占めていた。

 「赤字隠し」の手法としては、例えば、04年度の特別会計の資金不足を一般会計の一時借入金で穴埋めする。そして、4月1日から5月31日の「出納整理期間」に、05年度の特別会計から返済。そこで足りなくなった資金を、05年度の一般会計から貸し付ける――という繰り返しをしてきたと報告。「実質的な赤字が見えなくなり、不適切な財務処理と言わざるを得ない」と断定した。

(写真)    ゆうばりロボット大科学館



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