真相世界(The truth world)

200704日章旗をつけたF22戦闘機が出現する~どう生き残っていけばよいのか、気が重くなる(朝鮮日報)


間抜けきわまりない社説である。地政力学間をまるで理解していない相変わらずの幼稚な屈折したナショナリズムである。


現在の最新鋭ステルス機はF35で、これはイギリスには提供している。(一応共同開発と称してはいるが…)
日本とイギリスとの間にも差別が存在するのだ。
日本と韓国の間には更なる差別がある。これは戦略的重要度の差である。日本は安価でより高性能なF35の配備を認められていない。
値が高すぎてアメリカ国内でももてあましているF22を、これ幸いと日本に売りつけようというのである。最大のステルス性能も今は昔の技術だ。驚くほどのことはない。旧式戦闘機とのドッグファイトに有効以外メリットはない。
ちょっと、軍事関係に詳しい人なら何を言っているんだと思うだろうが、もっと詳しい人なら軍事機密が何たるかを知っているだろう。公表されたデータを鵜呑みにして競馬の予想をしても当たるわけがない。
戦闘機選びもコピー機選びも条件は同じだ。後発機の方が同じ性能なら割安になる。

日本と韓国との差は国力と地政学的な差であるが、日本とイギリスとの差は地政学的差と外交関係の差である。アメリカにとってイギリスは母国なのだから、日本よりサービスするのは当然だろう。

いずれにせよ、日本はアメリカの意のままに押しつけられたものを買い取ることしか認められていない。属国の悲しさだ。


朝鮮日報は日本を仮想敵国視しているので、下記のような記事を書いたのだろうが、間抜けな勘違いも甚だしい。
日本にとってはF35もF22もF15も関係ないのである。全てアメリカ軍の都合であり、軍事行動は全てアメリカ任せだからだ。

どうせ進駐軍があるのだから、無駄な戦闘機など買わないでレンタルで充分な気もするが、要するにみかじめ料という形で物納されたものに支払っているのである。

暴力団がおしぼりをキャバレーに置いておき代金を請求するのと何ら代わり映えしないシステムである。
むしろ安っぽい戦闘機を押しつけられ、みかじめ料も安い韓国の方がよっぽどうらやましい。

韓国がそんなにステルス機がほしいなら、日本はアメリカから買ったF22を2割り増しで転売してやればいい。

(参照)

F-22 (戦闘機)


F-35 (戦闘機)



(記事)


【社説】北東アジアに日章旗をつけたF22戦闘機が出現する


 米国が日本に

戦闘機を100機輸出する計画であることが、公式に確認された。米国がF22戦闘機を輸出するのは初めてのことだ。F22は隣国の空軍力を無力化することも可能なほどの戦闘機だ。
レーダーに探知されないステルス機能を持っており、レーダー探知の範囲も他の戦闘機よりはるかに広い。
機動性も飛躍的に高まっている。外から見られることなく、自分は周りをよく見渡しながら素早く移動できるのだから、最初から勝負は決まったも同然だ。

F22戦闘機とF15、F16、F18といった他の戦闘機との間で模擬空中戦を行った結果、勝敗は144対0だったという。
F15やF16中心の大韓民国の空軍では、F22を導入した日本空軍力には歯が立たない。
 今韓国は北朝鮮からは核・ミサイル・生物化学兵器の脅威にさらされると同時に、中国と日本の激しい軍拡競争のはざまに立たされるという、二重の困難に直面している。
 中国は人工衛星をミサイルで迎撃して世界を驚かせた上に、今後も原子力潜水艦を増強し、10年後には航空母艦を就航させる計画でいる。
 日本が中国の戦力強化を指をくわえて見ているはずがない。米国も日本のミサイル防衛や空軍・海軍の増強を積極的に支援し、中国をけん制している。
 
 その米国が安倍首相の訪米に合わせF22戦闘機を100機輸出することを決めた。米国は日本にF22を輸出する理由として、北朝鮮の核・ミサイルによる脅威と、中国空軍の進歩を挙げた。
 一方で米国は、そうした脅威にさらに直接的にさらされている大韓民国など念頭にもないようだ。
 米国は日本にF22戦闘機を
売るために、2015年まで同戦闘機の輸出を禁止している法律を改正する構えまで見せている反面、韓国への無人偵察機RQ‐4グローバル・ホークの 輸出については、まだはっきりとした返答を行っていない。

 今や米国と日本は大韓民国を遠ざけ、その空席にオーストラリアを据えて、この3国で太平洋地域の安保連帯を形成しつつある。
 韓国国防部は日本のF22導入を受け、F15K級の配置が決まっていた空軍戦力の増加計画を見直すことにしたという。
 しかしF22戦闘機は米国が韓国に売ってくれるかどうかもはっきりしない上、価格も1機2000億ウォン(約 260億円)とF15Kの2倍もするため、すぐには手が届かないのが現実だ。
 核を放棄しない北朝鮮、軍拡競争を繰り広げ始めた中国と日本に取り囲まれた大韓民国が、成長率も4%台にしかならない現在の経済力で、どうやってこの殺伐とした北東アジア情勢の中を生き残っていけばよいのかと考えると、気が重くなるばかりだ。



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コメント一覧

ホラフキ
アメリカは
アメリカ国防総省は

F22よりF35JSFのほうを売りたがってるみたいですが
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