NPO”レクイエム”平和を詠む会

“レクイエム”平和を詠む会は、平和と鎮魂の想いを託し、戦争を詠み伝える活動を続けることにより平和を希求する団体です。

熊澤南水ひとり語り公演の模様

2015年06月01日 | イベント

 

5月16日 午後2時開場 午後3時 開演

第一部 連城三紀彦作 「母の手紙」 朗読

第二部 森 鴎外 作 「高瀬舟」  語り

 お天気にも まずまず恵まれ、徳島(小松島市)の古刹 真言宗 地蔵寺の本堂において80名余りの入場者を迎え 「熊澤南水ひとり語りの世界」を堪能しました。

金色に輝く本堂を舞台に、県指定文化財である書院、松浦春挙のふすま絵、数々の寺宝目にしみるような新緑の庭園と雰囲気を醸し出す小道具には 事欠きません。

心にしみる言葉を伝えたいと、全国各地でご活躍の南水さんの悲願は「百寺語り巡礼」まもなく半分を達成だとか。80歳を待たず悲願成就、結願されますよう、「レクイエム」平和を詠む会メンバー一同 心からお祈りいたします。

朗読の魅力と共に 「如何に伝えるか」その術と魂を2日間にわたり ご指導いただきまた地元徳島に朗読文化の種を蒔き、大きく育て、花を咲かせようというメッセージを 残してくれました。

題材に合った あでやかなお着物も とても楽しみでした。それも大事な演出のひとつだと一分たりとも手抜きをしないプロの心意気が伝わってきました。

メンバーによる朗読「一本のえんぴつ」「8月5日の夜だった」「さがしています」浪曲口演「岸壁の母」も披露いたしました。

       

 

 

 

 

 

 

 

           朗読 「母の手紙」

       

 

 

 

 

 

 

 

             語り 「高瀬舟」