wanakio2005

プログラムインフォメーション+リポート

議事録

2005-02-22 22:13:56 | meeting
2/22(火)19:00過ぎより
参加者(前回までの参加者は説明省略)上江田常実/国吉宏昭/宮城潤/ティトススプリー/佐々倉玲於(まちなか研究所わくわく)/津ヶ谷小百合/小池舞/宮里秀和/鄒素芬(アーティスト)/竹井才治(以下参照)

国吉さん紹介:株式会社 オー・シー・オー 代表取締役竹井才治氏(広告代理店)へ、これまでの取り組み、主にwanakio2003について記録制作物を用いプレゼンテーション(ティトス、宮城ほか)

竹井 業者にこういった発想を見せたいが、県内ではどれ程の認知がなされてきたのだろうか?
   ニュースにしてゆく、情報化していかないといけないのでは
   マスコミの記者を実行委員会に入れて、過程を追うとか

佐々倉
何ができていなくて何が決まっているのかまとめていかねば

*決定している事
wanakioは、2005年、やります!
*決まっていないこと
2005年のスタイル、オーガナイズの仕方、資金、事務局
*希望
2003年より規模は小さく
イベント的ではなく、持続して開かれる「現象」のように

小池
2003年の状態は確認した、では今年は?何度も言うようだが散逸してわかりにくい、これが再びと思うと怖い。どうしてイベントが多いのか、手法(トランスゼミ、ワークショップなど)規模を絞るのはもちろん、ひとつのイベントを皆で作るのはだめなのか?

宮城
ひとつのイベントに集約していくのはwanakioの趣旨とずれる。

宮里
このままではずっと同じ調子なのでは?今日もこないだも、アーティストの参加が少ないのもびっくり。

上江田
ボランティア、スタッフ、アーティスト同士のコミュニケーション不足なんでは。ひとまず集まりなおすことに。

ティトス
ワナキオの面白さはプロジェクトの面白さであるべき。アーティストからのプランを聞き、それから実現可能であるかどうかを吟味し、事務局を備えていくことに。やはりプログラムの中身も決まっていない時期に、組織体制も作れない、魅力も伝えにくい。

次回 3/8(火)19:00より
参加したいと希望するアーティストは全員参加。簡単なラフでもいいのでアイデアを持ち寄って発表、アーティスト間で意見交換する。
ファシリテート:佐々倉
場所:前島アートセンターイベントスペースにて
事務方希望者ももちろん出席してください。

Devotionaliaほか

2005-02-12 02:06:44 | information
作家   Dias&Riedweg
タイトル『Devotionalia』
リオデジャネイロのストリートチルドレン達の手足をかたどった、白いワックス型の作品のインスタレーションを世界各地で行なっています。
http://www.kiasma.fi/www/viewresource.php?id=3VQfUTwy0g0zGX7D&lang=en&preview=
Devotionalia…祈り
子どもたちが型取りを行ないながら希望や望みを伝える手段として、ブラジルの人々によく知られたエクス・ヴォトというメタファーが選ばれたのだが、それ は神ではなく社会に向けられたものである。
エクス・ヴォト…ブラジルの民間信仰で、病の治癒を祈念して教会に奉献する、自らの手足などをかたどったオブジェ(上記カタログより)
以上は東京国立近代美術館の『ブラジル・ボディ・ノスタルジア』展カタログから知りましたが、URLが↑のHPから探せないのでフィンランドのKIASMAから取りました。概要ほか英語です。(もっと詳しい写真、日本語が見たい方、MACにカタログあります。ぜひ見にいらして下さい。)私は、これぞ、コミュニティ/地域に切り込むアートだと思いました。

翻って沖縄という地域は、他に類を見ないほど問題が積まれた土地だと思います。だからこそ面白い、深いテーマ性のあるものが生まれるのではないかと期待しています。こういうプロジェクトを見ると、たったひとつのイベントでも、さまざまな解釈が生まれ、人が関係してきます。私は、プラットフォームに集約されていくのではなく、シンプルに大きく、次回のワナキオを作るのもありではないかなと、個人的には思っています。

また、現在大阪で開催中の泉北アートプロジェクト:
http://www.senboku-art-project.com/

昨年見たものとして:
ブリティッシュカウンシルと国際交流基金のアントニー・ゴームリーの彫刻プロジェクト『アジアン・フィールド』
http://www1.britishcouncil.org/jp/japan/japan-arts-events-af.htm
http://www.roppongihills.com/jp/events/i8cj8i0000019pfb.html

など。頭の片隅にある事例の話でした。

re:2/8議事録

2005-02-10 00:50:21 | opinion
■以下上江田氏より
自分の状況を考慮して、現実的にどの様な形で貢献できるか検討中です。
> 〈目的〉現代文化の創造活動
> 地域コミュニティの実践研究
> ネットワーク作り

自分が生活していて思うこと、wanakioに感じた可能性を書いてみます(ティトスさん、潤さんの影響大)。
・僕は、家族を含め今後も那覇や沖縄に住み続ける可能性が高い。そのために、少しでも住みよい場所にしたい。
・例えば、近所を見渡すと学習塾、高齢者福祉施設・病院、自動車と駐車場、巨大マンション、大型CD本屋、コンビニ、空きテナントで埋め尽くされている。
・伝統芸能(琉舞・三線・書道)教室は多いが、伝統芸能は師弟関係や修行の要素が強すぎる。一方、刺激的な現代表現や、作品に触れる機会は少ない気がす
る。

・現実に起こっていること、進行しているこをきちんと見つめて、判断して、今あるもので、今いる人で、具体的なことをするきっかけ。
・力のあるアーティストの行き来きが増えると、風通しの良い、柔軟な社会になるかもしれない。「モヤモヤとしたものを見つめる力」「表現しても良い」と
いうきっかけになるかもしれない。
・人間は生きていく上で「表現すること、その行為や作品に触れる、接すること」は不可欠かもしれない。そのためには表現する者が生きていける社会、表現
者を具体的な方法で受け入れてくれる社会の方がいいかも。
・表現者自らも、自分が生きていく現実の領域を、自分の力で開拓していくきっかけ造りになるかも。
そういうものに共感・賛同した人達が、それぞれの出来ることを通して、社会を自分仕様にカスタマイズしていく実験?
以上、僕なりの印象です。

■以下山田氏より
ワナキオは参加するみなさんのイベントであると思います。宮城潤だけのイベントでもなければ、ティトスさんだけのものでもない。ミーティングに集まるみなさんのイベントです。そのために定期的に集まり意志の疎通をはかっています。ワナキオ2005が実際動いた時 なんらかの問題が起こる可能性があります。どんなにミーティングを繰り返しても トラブルは起こり得ます。その時に個々でどう行動すればよいか。
ミーティングを定期的に行っているのは、お互いの意志確認をはかる場所でもあるからです。プラットフォームという考えに 僕自身は大賛成ではありませんが、魅力的であるのは間違いありません。プラットフォームと考える場合 問題がおきた時の一番の責任を担っているのはあなたたちですよ。つまりぼくたちですよ。それが難しいと考えるのならば参加はやめたほうがいいと思います。実際僕自身 今年一年の自分の活動を あらためて考え、無理だと感じたら、参加はあきらめるつもりです。僕はワナキオはそのくらい大きなイベントだと考えています。

■以下山城(知)氏より
オーガナイズ側とアーティスト側の温度差がなく、アーティスト側でも地域への視線やアートの可能性などの意見交換、積極的にワナキオに参加するような雰囲気をつくりたいです。本土や海外のアーティストの活動は沖縄では見られない、おもしろい活動が多いですが沖縄の作家たちの活動をもっと内容充実させて発信できるような体制で見せられるといいですね。

議事録

2005-02-09 11:11:21 | meeting
wanakioミーティング議事録です。

2/8(火)19:30-22:00 前島アートセンターイベントスペースにて

参加者:宮城潤(NPO法人前島アートセンター理事長)/ ティトススプリー(NPO法人前島アートセンター副理事長)/ 上江田常実(ものかき、NPO法人琉・動・体)/ 山田義仁(ミュージシャン、NPO法人琉・動・体/前島アートセンタースタッフ)/ 山城知佳子(アーティスト)/ 阪田清子(アーティスト)/ 宮里秀和(アーティスト)/ 五味文子(学生)/ 津ヶ谷小百合(学生)/ 仲渡尚史(沖縄市チルドレンズミュージアム 教育普及担当)/ 国吉宏昭(NPO法人前島アートセンター理事)/ 小池舞(NPO法人前島アートセンター事務局)

■前回のおさらい
wanakioやる方向で。
助成金状態/ 花王、国際交流基金、日本芸術文化振興基金、トヨタ財団 
       2/9花王だめでした…通知が来ました。
■反省点
スケジュールがタイト過ぎた。プログラムが多すぎてゆき届かなかった=コンセプトの共有ができなかった。今年はここを改善する!

■目的〉現代文化の創造活動
地域コミュニティの実践研究
ネットワーク作り

■?
Q…前島、桜坂、農連という場所性は残す?
A…→広げていくつもり。
  作家側が場所選び、テーマ設定を作り、ひとつのプロジェクトとして自立していって欲しい。辺野古でもOK

■外から来ているプロジェクト、プログラム
□アートNPOフォーラム ミニフォーラム 那覇プラン(6月予定!!さしせまる)
 沖縄アートNPOの素地を作る。:アートNPOリンク事務局より
□S-AIRとのEXCHANGE program
 北海道のオルタナティブ・レジデンススペース・S-AIRと沖縄の
 アーティスト交換交流プログラム:S-AIR+宮城
□台湾との交流プログラム 
 水谷篤司(台湾在住)コーディネイト
□子どもワークショップ 
 那覇市チルドレンズミュージアム 
 トヨタ財団  などとの絡みでできないか:宮城
□香港 アンドリュー・ラム:ティトス
□エリック・ファン・ホーヴ
 外からのリクエストが多様な中、中身が伴っていないのではないか:ティトス
 アンドリューさん、エリックさんのものは自立できるプロジェクト。
 安心して任せられる感じ。

■?
作家として、wanakioに関われそうか?
→阪田:スケジュールがある程度見えていたら大丈夫
→宮里:周辺の人とのコミュニケーションがとても難しかった。今後もどう形にしていくかわからない。
→仲渡:インタープリターやエデュケーター、コミュニケーターのような存在がこれまでにあったか?外部を取り込んでいく、広げるなど
→国吉:広告代理店との絡みがあれば、外部の注目も。広報、スポンサー担当、日があえば連れてくる
→上江田:広告を出す、広告代理店と組む事に関してはメリットとデメリットを考えるべき。wanakioが本当にやりたい部分、アーティストも望んでいるのか、どうするのか。アート関係者だけが集まるものではないものへ
→山田:告知の仕方、情報の整理が地域の人々についていないとだめ
→仲渡:妙に『私たちこんなやり方があります』と言うわけではなく、やり方を探しています、という大きな声を出していくように
→阪田:沖縄外部では反応が聞こえてきた。内部frは実際に見た人がどれくらいいたか?もったいなかった。遠まわしなやり方ではなく、地域の人が見る機会を増やすやり方を
→宮城:イメージすることが必要
→小池:もっとNPOの人を巻き込んだりしないとオーガナイズができないのでは?仲間を増やす!

■次回ミーティング予定
2/22(火)19:00より
テーマ
オーガナイズのやり方
プロジェクトの具体的アイデアなど
スケジュールに対して

ONC通信より

2005-02-09 10:35:59 | information
ONC(NGO)からのONC通信。参考になればと思い、お知らせとします。
◇南風原文化センターより 「第2回国際ウォークラリー~はえばるで世界一周~」
マップを見ながらグループで南風原町内のコースを歩き、チェックポイントでドイツ、ブラジル、中国、ペルー、カナダ、ハワイ、ニュージーランドなどの人と交流します。幼児から大人・家族・グループ参加歓迎。
■日 時   2005年2月26日(土) 13:30集合 16:00終了
■集 合   南風原町立南風原文化センター
■参加費   無料
■要申込(当日でも可):南風原文化センター
担 当:南風原町国際交流員  多田ファウスト祐一 
■連絡先 TEL・FAX  098-889-7399
  
アートワークラリーは如何かなと思う次第です。

各地のフェスティバルの動きなど

2005-02-08 15:50:52 | information
2/8集まる際に他の情報と併せ、いくつか出力して持っていきます。地域系、npo系イベントなど参考になれば。市民政調(略)というnpoの出しているものより。

◆環境・催し物◆
■小川町を地域通貨でうるおそう!地域の資源を結びつける地域通貨~その活用事例と課題~■
 NPOふうどでは、現在、住民・小川町役場と協働で家庭からでる生ごみを使って、肥料とガス燃料を作る実証事業をしています。得られる差益は「生ごみクーポン券」という地域通貨として、生ごみ分別に協力頂いている世帯に還元されています。「生ごみクーポン券」を小川町らしい地域通貨として発展させてゆくには、どうしたらいいのかを、皆さんと一緒に考えることができればと思います。
●日時:2月20日(日) 13:50~
●場所:小川町立図書館2階 視聴覚ホール
●講師:泉 留維(いずみ・るい)先生(専修大学経済学部専任講師)
●お問合せ先:小川町風土活用センター (NPO ふうど)
HP: http://www.foodo.org/info/tiikituka-sympo3.pdf

各地◆多文化共生・催し物◆
■ワンワールド・フェスティバルでワークショップと民族料理■
 「ワンワールド・フェスティバル」(大阪国際交流センター)の第1日目の2月5日(土)にヒューライツ大阪がたんとうするワークショップ内容がきまりました。当日は、新版ビデオ『ゴミに暮らす人びと』の上映とAWARD2004の作品紹介なども予定していますので、ふるってご参加ください。
●日時:2月5日(土)10:00~
●場所:大阪市天王寺区・大阪国際交流センター3F会議室5
●プログラム:
10:00~ 国際人権教材AWARD2004受賞作品等の展示・上映
12:00~「開発・環境・人権を考える」ワークショップ          
 ESD(持続可能な開発のための教育10年)ってなに
 ビデオ「ゴミに暮らす人びと」を活用してのワークショップ。
 アイスブレークング/ビデオ上映/グループ討議/ふりかえり・まとめ
14:00~「これからの人権教育を考える-」ワークショップ 人権教育世界プログラムを知ってますか
(1)「ミレニアム開発目標」を知ってますか
(2)「国連識字の10年:すべての人に教育を」を知ってますか―日本と世界の識字運動―  
●お問合せ先:ヒューライツ大阪 
HP: http://www.interpeople.or.jp/owf.html

◆人権・催し物◆
■第9回国際人権わいわいゼミナール「地雷原をグリーンベルトに-NGOによるカンボジア西部地雷原復興の試み―」を開催■
 ヒューライツ大阪では、国際人権について市民にわかりやすく伝えるため国際人権わいわいゼミナールを定期的に開催しています。2004年度第9回目となる今回は、「地雷原をグリーンベトに-NGOによるカンボジア西部地雷原復興の試み―」について、カンボジア在住の奥田英朗さん(AMUR:アジアの地雷と不発弾被害を伝える会代表)と住民代表テック・ナルさんを迎えして開催します。
●日時:2月7日(月)18:00~
●参加費:300円
●場所:ヒューライツ大阪セミナー室
●プログラム:
 テーマ: 「地雷原NGOによるカンボジア北西部地雷原復興の試み―」
 報告者: 奥田英朗さん(AMUR:アジアの地雷と不発弾被害を伝える会代表)
      テック・ナルさん(バンテアイミンチェン州マライ郡住民代表)
●お問合せ先:ヒューライツ大阪 
HP: http://www.hurights.or.jp/event/1.html

◆環境・催し物◆
■コミュニティからもうひとつの金融ビッグバンを!~個人が変われば地域は変わる 地域が変われば社会は変わる~■

 2004年4月に林武史さんらアーティストが自然エネルギーや環境に関するさまざまなプロジェクトに融資をするNPOバンクとして「ap bank」を設立しました。現在、市民活動やNPOを下支える仕組みとして、NPOの「銀行」が全国各地に誕生しています。地域主体の金融を生み出すヒントとして「NPOバンク」に着目し、金融の中央集権とその結果としてのお金の流れを是正する方法を、みなさんとともに考たいと思います。
●日時:3月5日(土) 13:30~
●募集人数:60名
●参加費:学生1,000円/社会人2,000円
●場所:株式会社新東通信名古屋本社 8階ホール
●プログラム:
 ○問題提起 お金の流れをもっとエコロジーに! 木村真樹氏(A SEED JAPAN事務局長・コミュニティ・ビッグバン・プロジェクト理事)
 ○グループワーク・質疑応答-NPOバンクという「新たな可能性」を探ってみよう!
 ○ディスカッション・「助け合いのお金が地域を回る、地域を生かす」秋元祥治氏 (NPO法人G-net 代表理事)庄妙子氏 (生活クラブ生協・愛知 専務・東京コミュニティパワーバンク 副理事長)
●お問合せ先:国際青年環境 NGO A SEED JAPAN
HP: http://www.aseed.org/bigbang/event_New.html

◆環境・催し物◆
■EMCS東京湾FORM 東京湾の近未来図を描く~東京湾再生への市民参加にむけて~■
 東京湾など閉鎖性海域の環境保全や再生に向けて、国や地方自治体から様々な計画が示されています。また、市民団体は各地で多くの実践的な活動に取り組んでいます。
 このような国や地方自治体の示している環境保全や再生の計画内容に、各地先で活動する市民団体からの提案を重ね、みんなで東京湾の近未来ビジョンを描き、その中で現状の検証や、課題の整理、環境保全のための行動計画を考える機会として、「(仮)東京湾の近未来図を描く~東京湾再生への市民参加に向けて~」をテーマに、エメックス東京湾フォーラムを開催することといたしました。多数のご参加をお願いいたします。
●日時:2月13日(日)13:00~
●定員:150名
●場所:船の科学館 オーロラホール
●プログラム・総合司会:小島あずさ(クリーンアップ全国事務局)木村尚(NPO法人 海辺つくり研究会)
○「東京湾のこれまでの環境変化の概要」清野聡子 東京大学大学院総合文化研究科
○ワークショップ「こうしたい東京湾! 再生ビジョン」コメンテーター:渡辺日佐夫(内閣官房都市再生本部事務局次長)発表者 横浜市:横浜市港湾局港湾整備部次長:下村直 / 横須賀市:横須賀市港湾部港湾企画課主査:本多和彦 / 東京都:東京都港湾局港湾整備部計画課:課長 石山明久 / 三瓶雅延(沖ノ島サンゴを見守る会) / 金萬智男(木更津 のり漁師) / 安元 順(かわさき・海の市民会議) / 高橋弘二(横須賀・海の市民会議) / 諏訪部英俊(海をつくる会) / SAVE21実行委員会(発表者:未定) / 運河を美しくする会
●お問合せ先:財団法人 国際エメックスセンター(担当:石原)

◆多文化共生・催し物◆
■国際化市民フォーラム in TOKYO ■
 外国人定住化の新時代を迎え地域国際化の課題を明らかにするとともに、激動する世界と向き合う国際協力の今を共に考えます。
●日時:2月19日(土)10:30~
●場所:調布市文化会館たづくり
●分科会テーマ:
 1 在住外国人の定住化と日本語学習支援
 2 在住外国人の身体と心の医療問題
 3 教育と文化の海外協力
 4 海外協力と国内災害支援
 5 外国からの労働者受け入れと定住化
 6 在住外国人の子どもの教育と地域からの支援
 7 東京で暮らす外国人~働きながらの子育ては今
 8 世界の紛争と国際協力~アフガニスタンのその後
●お問合せ先:
東京都国際交流委員会

横浜トリエンナーレ情報

2005-02-05 21:09:06 | information
以下、日本ではかなり大規模な現代美術展:横浜トリエンナーレ開催を巡って、身につまされる話がありましたので転載します。(転載許可申請しました)美術手帖の出しているメールマガジンバックナンバーからです。
____________________________________________________________

□高橋紀子 》  美術業界で話題をさらっている「横浜トリエンナーレ2005」ディレター交代劇だが、地元の人々はどう思っているかというと、関心持って動いている市民はほんの一握り、というのが事実。そもそも、「この国際展は誰のためにやるのか」これを明確にしない限り、結局はまた「美術業界内のお祭り」で終わってしまいそうな予感がする。
 前回のトリエンナーレは事務局すら横浜に所在せず、地元の人は「赤レンガあたりで何かやっている」といった意識しかなかったそうだ。それでは地元に説明がつかない、と、今年3月より横浜市が市民を集めて「作戦会議」を開催したものの、本展の出展作家などが決まっていないのにどうやって市民が応援するのかと本展の実行委員会に不満の声も上がったようだが、それでも広報チームやボランティアチームなどが発足し、毎月会合を開いているという。
                                 
 そして、12月4日に行われた「横浜会議」での磯崎氏辞任劇を目撃した市民広報ボランティアチームは、翌週の11日に「届けよう市民の声」と題し、行政サイドの担当者と質疑応答できる会を催した。ここで国際交流基金と横浜市という主催サイドの力配分なども確認でき、市民として何ができるかを、出席者同士で意見を交わすことができたようだ。
 会の参加者には美術業界関係者もいたが、学生やボランティア、行政サイドの方など、いわゆる美術業界でない方々も参加しており、こうしたそれぞれの立場を越えての意見交換を通して築いていくのも今後一つの国際展のあり方になるのではないか、といった希望的観測すら感じられた。
 「美術とは何か」「国際展とは何か」という議論も必要だが、ほんの一握りであっても、純粋に開催を願っている美術ファンの一市民の声を聞くこともまた大事な行為であり、そうした行為の積み重ねが「美術業界を越えたお祭り」に昇華するのではないだろうか。
                  
 だが、意見を聞いているにはあまりにも時間がない。
 2005年秋に開催というのはすでに決定事項のようなので、日本を代表するアーティスト、新ディレクターの川俣正氏の手腕と市民がどのように横トリを盛り上げるか、今後注目したいところである。
 そこであらためて、「横浜会議」でパネラーの方々が述べたこの一言が大事に思えてくる。「誰が、何のために国際展をやるのか、これを明確にしなければ迷走は続く」
 横浜市と国際交流基金、川俣氏が思うところの「誰が、何のために」が合致するところで、第2回横浜アートトリエンナーレのミッション(使命)が見えてくるように思う。

□たかはしのりこ:アートファンのための検定試験「アートナビゲーター検定」の事業担当。同検定のホームページ http://www.art-navigator.jp/

ジャーナルソースLinks
●横浜トリエンナーレ公式HP
http://www.jpf.go.jp/yt2005/j/index.html
●「横浜会議2004」を主催した多摩美術大学学芸術学科建畠晢ゼミ
http://www.tamabi.ac.jp/geigaku/yokohama2004/
●横浜市民によるアートトリエンナーレ広報チーム「はまことり」ブログ
http://hamatori.exblog.jp/
●「横浜会議2004」のパネラーのひとり、岡部あおみ(武蔵野美術大学教授)
http://apm.musabi.ac.jp/imsc/cp/menu/biennale_triennale/symposium/
intro.html
●ヨコハマ経済新聞の記事
http://www.hamakei.com/headlinedata/headline_news.cgi?num=451
●毎日新聞掲載の記事
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/travel/news/20041209dde014070004000c.html


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【発行】 株式会社 美術出版社 広報課
【編集】 斉藤哲郎
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