wanakio2005

プログラムインフォメーション+リポート

アーティストトークの交流会

2005-11-09 23:02:39 | report
海外から到着したアーティストやボランティアスタッフの自己紹介とプラン紹介。2002と2003の記録映像を流し、今までの流れも把握していただきました。
それぞれプロジェクトごとにフィールドワークが始まっています。詳細は事務局まで。

アートNPOフォーラム

2005-10-30 23:41:12 | report
午後2時よりアートNPOフォーラム。始めに、地域、美術館、大学を連携する取り組みをしている千葉県のwi-canの事例などをお聞きし、その後沖縄県内各団体から取り組みを紹介していただいたのちに、まちとアート、NPOの関わりというものについて、行政も交えてディスカッションしていきました。
会場は商店街の一角、ビルの二階にある空き保育園。会場演出はすっかりwanakioスタイルでした。設営おつかれさま。


アーティストトーク

2005-10-26 23:24:02 | report
本日のアーティストトーク、阪田清子さんとギマトタモツさんと、準備に来られたカトリンパウルさんにもお話ししていただきました。
阪田さんのプランは統合されて廃校になる久茂地小学校の教室でインスタレーション、ギマトタモツさんは同じく久茂地小学校で「遊び」、カトリンパウルさんはモノレールの駅で写真のインスタレーション。
発表前で行うトークは作家の考え方も事前に深まるので、今回の三名も「場」や「人」とどう関わるかという意識がどう反映されていくか、とても楽しみです。質疑ではアーティストの役割とは何かという範囲にまで及び、またも濃度の濃いトークセッションとなりました。

「行け!あるある前島探検隊」

2005-10-22 23:20:50 | report
男の子2チーム、女の子1チームに分かれ、前島三丁目の中で宝物探し。
画像は婦人会長浦崎さんのお宅におじゃました女の子チーム。このおうちのお宝は「大正生まれ91歳のおばあちゃん」でした。今はご病気でお会いできませんでしたが、97歳で他界された明治生まれのおじいちゃんと一緒に撮ったお正月の写真を見せていただき、おばあちゃんが昔どんなに働き者だったかをお話ししてくださいました。おやつもたくさんごちそうになりましたね。みんなありがとう言えたかな?
そして3時半には前島アートセンターに戻り、今日歩いた中で見つけたお宝、印象に残ったことなどを、画用紙に描いてもらいました。子供たちのお気に入りの絵は小瓶に入れ、他の絵は壁に貼り付けました。デブネコ、えび、ちょっとうならせられてしまう力作揃いです。ギャラリースペースでしばらく展示していますので、ぜひ覗いてみてください。
今日は新しく入ったスタッフの方々もすぐに馴染んでがんばってくれました。皆さんお疲れさま。

バトンゼミ

2005-10-19 23:32:23 | report
夜7時から、将来イベント関係の仕事に進みたいという山里紗葉さんプレゼンツのヒップホップナイト。友達のDJヨウスケさんを招いて、初のクラブ系バトンゼミとなりました。

本日のドリンクは
・コイツドイツビール--500円
・オレハドコニオリオン---300円
・ナンチューカナンチューハイ---300円
・スーパーハードソフトドリンク---200円

フードは
・ヒップポップコーン---250円
・アシヲトッタラカキノタネ---250円

さて、コピーライターになれるでしょうか。

次回走者は、昨日ボランティアスタッフ説明会に来られたという宮原一郎さんと鹿野祐一さん。宮原さんは将来は学芸員になりたいそうです。ゼミの内容は決定次第またご報告します。

尚、明日は18:30より県立芸大エントランスホールでボランティアスタッフ説明会を行います。皆さんよろしくお願いいたします。

アニメーションワークショップ二日目

2005-10-19 23:18:14 | report
はじめにロシアの昔のアニメーションを見て、ストーリーはどうやって作られているかを学習。その後、みんなの一日を教えてもらいました。何時に起きて、何時に学校、何時が給食、何時に寝る…。給食は何がおいしくて何がおいしくないなどを聞いた箇所はストーリーの中での脚色的な部分になっていきますね。
来週までの宿題は、各自に一日の中の出来事を絵日記的に一日一枚。「そんな時間ないよ~」との声もありましたが、プレワークショップで作られたアニメーション作品を見たらちょっとやる気が湧いてきたようです。次回からみんなで一つの物語を作っていきましょう。

来週の火水、参加できるボランティアスタッフの方いましたらご連絡お願いします。
映像に興味がある方などにとっては、お手伝いしながらとても勉強になります。

台風でもノリノリ

2005-10-15 20:27:51 | report
はい、やってきました。「乗り乗りだぜ~!!ペリーは知らない、どっちが早いの?交通手段決定戦!~バス・モノレル・自転車編~」バスチームは無くして、モノレールと自転車の対決になりました。

ルールは
1・スタート時にミッション一覧を渡されます。
2・それぞれの交通手段で市内を移動し、制限時間内にミッションをクリアしていきます。

設問は
・公設市場前にある古本屋でチラシをもらい、店の前で写真を撮ってください。
・現在わずかに残っている銭湯を探し、写真を撮ってきてください。
・バナナを吊して売っている店を見つけて、バナナを買ってきてください。
・事務局で留守番をしている岡田さんに、100円のお土産を買ってきてください。
・泊北岸にある提督記念碑の名前を調べてください。
・首里城の前で、二千円札を持って記念撮影をしてください
・ペリーアパートなど、ペリーの名前のついた店や病院の写真を撮ってきてください。
・発案者の一柳さんを見つけたらボーナスポイントがもらえます。などなど。

終了後は
自転車とモノレールの長所短所を出し合い、那覇の交通を考えるふりかえり。とかく車中心の那覇ですが、用途に応じて使い分けるのがよいですねという結論に達して締めくくりました。

画像はモノレールチームに子連れで参加した仲渡尚史さん。おむつかばんを持って奮闘しました。
雨に濡れましたが、皆さん風邪ひかなように。お疲れさまでした。


アーティストトーク

2005-10-12 23:51:20 | report
sensyuさん(右)と沢田山本悦子さん(左)のトーク。wanakio2005の展示プラン、それに向けて現在行っている活動状況等をお話ししていただきました。
「人が幸福になるには」というテーマで取り組む沢田山本さん。「幸福といっても明るいだけではない。苦しみの中から人は何をつかむか。取材して集めた人々の日常の幸福から、本当の幸福とは何かを考えてもらう場を提供したい」
一方、人との関わりを通じて「私」とは何かを探るsensyuさん。「わたしはコスモポリタンなのか、うちなーんちゅなのか。大切な人と同じTシャツを着ても一緒になることはできない。今はそれをどう伝えて体感してもらえばいいのかを考えているところ」
現在と未来。自分と他者。どこか似たところのあるメンタリティなトークでした。制作がんばってください。
11月18日からの「まちの中のアート展」お楽しみに。

第五回バトンゼミ

2005-10-05 23:49:35 | report
本日のバトンゼミは「みつこの部屋」。聞き上手の北島さんならではの「家に帰ったらまず何をしますか」「冷蔵庫に何が入っていますか」「どうやって死にたいですか」というインタビュー形式。外側と内側を巡るこれらの質問に対するみんなの回答を参考にしながら、北島さんの内部葛藤の根元を北島さん自身が探っていきつつ、私たちも自分自身についての考えを深めることのできるステージでした。
どの質問も本当は一人につき一時間はかかるようなことで、さーーっと話が過ぎていくのは少し物足りなかったかもしれませんが、輝く未来、共にゲットしましょう。

次回バトンゼミは10月19日(水)、山里紗葉(やまざとさよ)さん。北島さんと同じくwanakioボランティアスタッフの琉大生です。
学生から社会人、既婚者、子持ち、アートの人、そうでない人、いろんな人が一つの場で語り合うバトンゼミ。思いがけぬ気付きや発見があります。ぜひ一度覗いてみてください。19時スタート。お待ちしています。

石畳ツアー

2005-10-01 21:23:18 | report
午後3時より、古塚だるまさんによる首里金城町の石畳まち歩き「だるまさんと、こーろんだ」。上って下ってまた上り。まじ歩きと呼ぶのがふさわしいまち歩きでしたが、緑も美しくて空気もきれい、坂は急でもゆるやかでやわらかな時間でした。
沖縄的正しい石積みの仕方、数多くある井戸のそれぞれの由来、古くから伝わる悲しくもちょっとこわいお話等々、城下町ならではのお話を沢山お聞きすることができ、一人旅の方などが途中から加わってくださったのも嬉しい出来事でした。
指定文化財には一つずつ「ここはこうでこうで」と案内板が置かれているのですが、これの置き方、大きさなど、那覇市の方々が景観にとても気を配って考えていることを初めて知りました。石畳の復元にもこれからまだ二十数年の時間をかけるそうで、今のようなコンビニ時代にもまだまだ手作業の大事さというものが残っているのですね。