気まま日記

無いものをねだらず、有るものに感謝しつつ
ときどき不満も爆発させつつ、そんな毎日。

五月句会

2024年05月10日 17時18分00秒 | 日記

五月句会に参加しました。


卯の花腐しは卯も花も腐るほどの長雨のこと。

難しいので詠んだことのない季語で困りました。

飛魚も。飛んでいるところはテレビで見たかもしれないけれど

実際は見たことがなくこれも苦吟でした。


兼題 柿若葉・卯の花腐し・飛魚

席題 薫風


 柿若葉雨後の光を跳ね返す

 良き風に窓全開に柿若葉

 卯の花腐しものともせずにランドセル

 喉鳴らす卯の花腐しの猫無聊

 飛魚の目は真つ直ぐに空に向く

 飛魚(あご)飛びて水平線を切り刻む

 懐妊の報せ届きて薫る風


結果は主宰の余選に薫風の句。

なぜか主宰は特選に今回も三句選んだと仰り、

何と私の句が二句入りました。びっくり。

それも初めて絞り出した卯の花腐しの猫の句と、

互選で1点も入らなかった柿若葉の句でした。

苦労した甲斐が、と言いたいですが、苦し紛れに搾り出したような句です。😅


句座に色々な花が飾られて春らしい句座になりました。










コメント (2)
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