七月の句会に行ってきました。
今、我が家はわちゃわちゃで、ゆっくり兼題を練る雰囲気ではありませんが、まぁ言い訳です。
結果は推してしるべし😭
兼題 夜店・鷺草・風鈴
席題 秋の雨
翌日に夜店の金魚もう飽きて
雑多なる匂ひと音の立つ夜店
黒雲来俄に忙し(せはし)くなる夜店
風を待つ風鈴の舌午後三時
風鈴のよく鳴る隣家独居なり
草原に鷺草灯す夕灯り
降水帯近付く怖さ秋の雨
句座には斑入りススキと花魁草が飾られ、句会後のお茶菓子は
水無月、季節感を感じられました。
桜川市の山あいにある雨引山楽法寺、通称雨引観音の
あじさい祭りに行ってきました。
ここの紫陽花の展示?方法がとても綺麗だということで
一度見行ったみることに。
確かにとても綺麗で目を奪われますが、ちょっとSNSを
意識しているのが。。。。
ちょうど雨降りで雨の中で見る紫陽花はやはりカンカン照り
よりはるかにしっとりと綺麗ですね。
孔雀🦚を放し飼いにしているそうで、出会えたらいいのにと
思っていましたが、帰ろうとした駐車場にたまたまいました。
人に随分慣れていてずっと羽を広げていて、カメラを向けると
その方に近づいてぐるっと一回りして見せ、ポーズをとります。
なんだかなぁ。。。
人工的に飾られた紫陽花ですが雨も相まってこれはこれで美しさを
楽しめました。
五月句会に参加しました。
卯の花腐しは卯も花も腐るほどの長雨のこと。
難しいので詠んだことのない季語で困りました。
飛魚も。飛んでいるところはテレビで見たかもしれないけれど
実際は見たことがなくこれも苦吟でした。
兼題 柿若葉・卯の花腐し・飛魚
席題 薫風
柿若葉雨後の光を跳ね返す
良き風に窓全開に柿若葉
卯の花腐しものともせずにランドセル
喉鳴らす卯の花腐しの猫無聊
飛魚の目は真つ直ぐに空に向く
飛魚(あご)飛びて水平線を切り刻む
懐妊の報せ届きて薫る風
結果は主宰の余選に薫風の句。
なぜか主宰は特選に今回も三句選んだと仰り、
何と私の句が二句入りました。びっくり。
それも初めて絞り出した卯の花腐しの猫の句と、
互選で1点も入らなかった柿若葉の句でした。
苦労した甲斐が、と言いたいですが、苦し紛れに搾り出したような句です。😅
句座に色々な花が飾られて春らしい句座になりました。
金沢城へ。やはり立派な石垣の一部が崩落してブルーシートが目立ちます。
庶民の台所近江市場も早々と店じまい。
吟行とは景色の良い場所や名所旧跡に出掛けて俳句を詠むことです。
昨日の吟行はいつもの句会場のすぐ近くの増上寺〜芝公園〜東照宮を
私の詠んだ句
春色に鳥の声添へ増上寺
八重桜幹の黒さを際立たす
遠足の園児のさざめき遠く聞く
早春のタワーの先端深き空
大都市の真中の新緑増上寺
鯱(しゃちほこ)の金の尾春日を照り返す
句だけで情景を想像して頂けるだけの句力不足なので
写真も添えておきます。😭
結果は八重桜の句が主宰の特選に滑り込み、春色に、と、
鯱の句が余選。互選では大都市の句を選んでくださった方が結構ありました。