WBCの話題、たいがいにせえよって言われそうだけどもうちょっとだけ。
連覇を決めた夜、ザッピングしながらTVを見てたら原監督をフィーチャーした番組でわかりました。「侍ジャパン」の由来が。
代表監督を受ける時点で一つのお願いをしたそうです。
これまでは世界の舞台で戦う監督の名前が冠についた。
例えば長嶋ジャパンだったり、王ジャパンだったり、星野ジャパンと呼ばれて来たけど自分はその器ではない。
何か日本を強調し、それが未来永劫通用するネーミングを考えてくださいと。
そこで決まったのが「侍ジャパン」だったそうです。良いではないですか。
侍・・・明日は無いかも知れない。 「生死」をかけて戦う男。潔さ。気品。
そんなイメージが原監督にもグッときたのでしょう。
侍・・・といえば椿ですよね。
良く似ているけど花びらひとひらづつ落ちて行く山茶花と違って
椿は花の根元からぽろっと落花する潔さと気品漂う花だから。
WBC第1回大会はイチローが引っ張って大活躍して優勝したけど
今回はイチローの不振が勝因の一つだと言われています。
あのイチローの不振が他のメンバーを奮い立たせたからだと。
キューバ戦、得意のバントを失敗してネクストバッターに繋げずベンチに戻った時
「俺の責任だ、すまない、心が折れそうだ。あとはみんなで繋いでくれ」
いつもポジティブなイチローのこの言葉は相当来たと思います。
TVで何度も聞いたけど
「キューバのユニフォームを着て、韓国のユニフォームも着たけど
みんなが頑張ってくれた。感謝している。最後に侍になれて良かった。」
そういえばイチローこんなことも言ってた
先輩をリスペクトしない感じ、これだから強いんだみたいなこと。
リーダーがいなくても個々が自覚して考えて戦える侍集団だったと。
う~む すみれさんの「私たちの組織とは違うね。」が聞こえてきそう。
青島くんの「リーダーが優秀なら 組織も悪くない」もね。
勝因のもう一つに私は韓国のファイティングスピリットに刺激されたことも
充分あると思っています。
世界が「歴史的名勝負」と絶賛したこのゲーム、韓国もほんと強かった。
さてイチロー、第3回大会には39歳。もうすぐ四十郎なんだ。
代表入りはないかも・・・。次の代表監督、悩むだろうな。
でも若い選手がいっぱい活躍したから次も充分楽しめそう。
うちの司馬ももも楽しみにしてるよ。